飯豊山(石転び沢〜梶川尾根)
- GPS
- 14:58
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,857m
- 下り
- 1,889m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
石転び沢の状況は日々変わります。皆さんご存知と思いますが、以下のサイトで直前まで情報収集を是非。 http://www.ic-net.or.jp/home/iide/ |
写真
感想
飯豊山を眺めることのできる地域に子供の頃から住んでいましたが、そのころはまさか自分が登ることになるとは思っていませんでした。
<一日目>
ルートは石転び沢からの登りを選択しました。ソロなので無謀な山行とならないよう、過去に登ったことのある父や登山道具店と相談し、ピッケル・ヘルメットを用意して望みました。
飯豊山荘から石転びの出合まで難しいところはありませんが、距離がかなりあるので急ぎすぎずゆっくりと進みます。石転びの出合が近くなると何箇所か渡渉しなくてはいけない箇所があります。ルートに注意しながら進みます。
石転びの出合いから石転び沢までは、雪渓が崩壊しているところが多々ありました。無理に雪渓に上がらず、また雪渓に上がってからも亀裂箇所や穴の空いたところは迂回して進みます。
石転び沢ではアイゼン・ヘルメット・ストックで進みます。かなり締まった固い雪渓なので、アイゼンの刺さりは良いですがスリップに注意します。(私は雪渓を登り切るまでピッケルを使用しませんでしたが、万一に備えていないスタイルだったので良くなかったなと反省しています)。雪渓はかなり長く時間がかかります。が、落石の危険もあるため休憩で同じ場所に長くとどまるのは得策ではありません。休憩は短くこまめにとり、バテないように気をつけて進みます。
雪渓が途切れるとようやく草付きに到着です。雪渓の途切れる位置は日々変わるので、草付きからのルートに気をつけます。あとは梅花皮小屋までの登りになります。
今日の泊地の梅花皮小屋に荷物を置いて梅花皮岳までお散歩します。あまり詳しくないのですが高山植物の種類がすごかったです。この日は比較的ガスも少なく、梅花皮岳の山頂からは素晴らしい眺めを堪能できました。なおこの周辺は夕方になるとアブの数がものすごいので、アブ対策をおすすめします。
<二日目>
日の出を堪能して、北股岳へ向かいます。あとはひたすら縦走ルートです。この縦走を楽しむべく登ってきました。門内岳までのルートを堪能できました。
門内岳から梶川尾根を経由して下山ルートをとります。このあたりも特に難しいところはありませんが、植物の養生のためのネットが張られていますので、間違って踏んでしまわないよう気をつけて歩きます。
梶川尾根の中腹あたりからガスで覆われてしまい、あまり景色はよくありませんでしたが、日が上がって暑くなる時間帯だったので帰って助かりました。
湯沢峰からは本格的に下りが始まります。ここまでが緩い傾斜だった分、容赦のない斜度で膝を傷めつけてきます。飯豊山荘が見える頃には脚がガクガクでした。その後、無事に下山となりました。
<総括>
話には聞いていましたが、2,000m級とは思えない壮大な眺め、そしてキツイ山でした。天候にも恵まれ、とても良い山行でした。
最初の計画では梅花皮小屋に到着後そのまま御西小屋に向かい、二日目に飯豊本山に向かう予定でしたが、梅花皮小屋に到着した時点での自分の消耗っぷりに早々に諦めました。やっぱり二泊は予定しておかないと無理ですね。飯豊本山は来年の楽しみにとっておきます。
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