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Yamareco

記録ID: 827719
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

飯豊山(石転び沢〜梶川尾根)

2015年08月07日(金) 〜 2015年08月08日(土)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
14:58
距離
17.7km
登り
1,857m
下り
1,889m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:01
休憩
0:08
合計
7:09
8:23
8:31
246
12:37
12:37
0
12:37
宿泊地
2日目
山行
7:44
休憩
0:01
合計
7:45
5:24
199
宿泊地
8:43
8:43
138
11:01
11:02
127
13:09
13:09
0
13:09
ゴール地点
コースタイムは休憩も込みです。こまめに短い休憩をとりながら進みました。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
石転び沢の状況は日々変わります。皆さんご存知と思いますが、以下のサイトで直前まで情報収集を是非。
http://www.ic-net.or.jp/home/iide/
温身平の分岐まで、しばらく遊歩道を歩きます。けもの歩道です。
2015年08月07日 05:38撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 5:38
温身平の分岐まで、しばらく遊歩道を歩きます。けもの歩道です。
石転び沢に入りました。何箇所かで渡渉しなくてはなりません。目印を見失わないようにします。
2015年08月07日 07:31撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 7:31
石転び沢に入りました。何箇所かで渡渉しなくてはなりません。目印を見失わないようにします。
すごい水量です。この岩の上を渡り歩くような箇所もあります。落ち着いて渡りやすい箇所を探します。
2015年08月07日 08:47撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 8:47
すごい水量です。この岩の上を渡り歩くような箇所もあります。落ち着いて渡りやすい箇所を探します。
ようやく雪渓の末端に到達しました。崩壊の危険があるので、無理に雪渓に上がろうとせず、上がりやすい場所を探します。
2015年08月07日 08:50撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/7 8:50
ようやく雪渓の末端に到達しました。崩壊の危険があるので、無理に雪渓に上がろうとせず、上がりやすい場所を探します。
本格的な雪渓登りがスタートします。日差しと照り返しで刺すような暑さですが、ひとたび風が吹くと天然クーラーで寒いくらいになります。面倒でもアウターは着ておいたほうが良いです。
落石の危険があるのであまり端は歩かず、亀裂・穴を見つけた場合は迂回します。
2015年08月07日 09:07撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/7 9:07
本格的な雪渓登りがスタートします。日差しと照り返しで刺すような暑さですが、ひとたび風が吹くと天然クーラーで寒いくらいになります。面倒でもアウターは着ておいたほうが良いです。
落石の危険があるのであまり端は歩かず、亀裂・穴を見つけた場合は迂回します。
高度を上げていくと、所々に落石の後が。なるべく離れたルートをとります。
2015年08月07日 10:21撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 10:21
高度を上げていくと、所々に落石の後が。なるべく離れたルートをとります。
だいぶ高度感が出てきました。
2015年08月07日 10:50撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/7 10:50
だいぶ高度感が出てきました。
草付きに上がってしばらくして振り返ると、これまで辿ってきた雪渓が見えます。今年は雪渓が溶けるのが早いようでです。
2015年08月07日 12:24撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/7 12:24
草付きに上がってしばらくして振り返ると、これまで辿ってきた雪渓が見えます。今年は雪渓が溶けるのが早いようでです。
ようやく梅花皮小屋が見えてきました。雪渓は切れましたが傾斜がきついのでゆっくり慎重に登ります。
2015年08月07日 12:33撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/7 12:33
ようやく梅花皮小屋が見えてきました。雪渓は切れましたが傾斜がきついのでゆっくり慎重に登ります。
梅花皮小屋から北股岳。天気もよくとても美しかったです。
2015年08月07日 13:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/7 13:29
梅花皮小屋から北股岳。天気もよくとても美しかったです。
イイデリンドウを見つけました。飯豊山の固有種だそうです。
2015年08月07日 14:22撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/7 14:22
イイデリンドウを見つけました。飯豊山の固有種だそうです。
梅花皮岳を散歩していると、ヘリが。何かトラブルでもあったのかなと思いましたが、小屋番の方曰く、観光ヘリなのではないかと。しばらくホバリングして去って行きました。
2015年08月07日 14:35撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 14:35
梅花皮岳を散歩していると、ヘリが。何かトラブルでもあったのかなと思いましたが、小屋番の方曰く、観光ヘリなのではないかと。しばらくホバリングして去って行きました。
翌日、朝日に照らされる一面の雲海。素晴らしかったです。写真のピントが合ってないですね・・・。
2015年08月08日 05:19撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/8 5:19
翌日、朝日に照らされる一面の雲海。素晴らしかったです。写真のピントが合ってないですね・・・。
北股岳へと登り始めます。
2015年08月08日 05:20撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/8 5:20
北股岳へと登り始めます。
北股岳山頂から、門内岳・梶川峰の眺めです。この景色を楽しみたく、登ってきました。たまらんです。
2015年08月08日 06:06撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/8 6:06
北股岳山頂から、門内岳・梶川峰の眺めです。この景色を楽しみたく、登ってきました。たまらんです。
山頂からは遠く月山まで見えました。まわりの人達と一緒に山座同定を楽しみます。
2015年08月08日 06:09撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/8 6:09
山頂からは遠く月山まで見えました。まわりの人達と一緒に山座同定を楽しみます。
門内岳山頂から地神山方面です。丸森尾根方面から下山する予定でしたが、梶川尾根のほうが傾斜が緩そう(に見えた)ので梶川尾根から下ることに。
2015年08月08日 07:49撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/8 7:49
門内岳山頂から地神山方面です。丸森尾根方面から下山する予定でしたが、梶川尾根のほうが傾斜が緩そう(に見えた)ので梶川尾根から下ることに。
なだらかな稜線が長く続く、美しい風景でした。
2015年08月08日 08:03撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/8 8:03
なだらかな稜線が長く続く、美しい風景でした。
梶川尾根から梅花皮小屋方面。このあとしばらくしてガスで覆われてしまいました。
2015年08月08日 08:39撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/8 8:39
梶川尾根から梅花皮小屋方面。このあとしばらくしてガスで覆われてしまいました。
下山後は飯豊山荘でひとっ風呂浴びて、食堂でそばをいただきました。最高においしかったです。
2015年08月08日 14:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/8 14:11
下山後は飯豊山荘でひとっ風呂浴びて、食堂でそばをいただきました。最高においしかったです。

感想

飯豊山を眺めることのできる地域に子供の頃から住んでいましたが、そのころはまさか自分が登ることになるとは思っていませんでした。

<一日目>

ルートは石転び沢からの登りを選択しました。ソロなので無謀な山行とならないよう、過去に登ったことのある父や登山道具店と相談し、ピッケル・ヘルメットを用意して望みました。

飯豊山荘から石転びの出合まで難しいところはありませんが、距離がかなりあるので急ぎすぎずゆっくりと進みます。石転びの出合が近くなると何箇所か渡渉しなくてはいけない箇所があります。ルートに注意しながら進みます。

石転びの出合いから石転び沢までは、雪渓が崩壊しているところが多々ありました。無理に雪渓に上がらず、また雪渓に上がってからも亀裂箇所や穴の空いたところは迂回して進みます。

石転び沢ではアイゼン・ヘルメット・ストックで進みます。かなり締まった固い雪渓なので、アイゼンの刺さりは良いですがスリップに注意します。(私は雪渓を登り切るまでピッケルを使用しませんでしたが、万一に備えていないスタイルだったので良くなかったなと反省しています)。雪渓はかなり長く時間がかかります。が、落石の危険もあるため休憩で同じ場所に長くとどまるのは得策ではありません。休憩は短くこまめにとり、バテないように気をつけて進みます。

雪渓が途切れるとようやく草付きに到着です。雪渓の途切れる位置は日々変わるので、草付きからのルートに気をつけます。あとは梅花皮小屋までの登りになります。

今日の泊地の梅花皮小屋に荷物を置いて梅花皮岳までお散歩します。あまり詳しくないのですが高山植物の種類がすごかったです。この日は比較的ガスも少なく、梅花皮岳の山頂からは素晴らしい眺めを堪能できました。なおこの周辺は夕方になるとアブの数がものすごいので、アブ対策をおすすめします。

<二日目>

日の出を堪能して、北股岳へ向かいます。あとはひたすら縦走ルートです。この縦走を楽しむべく登ってきました。門内岳までのルートを堪能できました。

門内岳から梶川尾根を経由して下山ルートをとります。このあたりも特に難しいところはありませんが、植物の養生のためのネットが張られていますので、間違って踏んでしまわないよう気をつけて歩きます。

梶川尾根の中腹あたりからガスで覆われてしまい、あまり景色はよくありませんでしたが、日が上がって暑くなる時間帯だったので帰って助かりました。

湯沢峰からは本格的に下りが始まります。ここまでが緩い傾斜だった分、容赦のない斜度で膝を傷めつけてきます。飯豊山荘が見える頃には脚がガクガクでした。その後、無事に下山となりました。

<総括>

話には聞いていましたが、2,000m級とは思えない壮大な眺め、そしてキツイ山でした。天候にも恵まれ、とても良い山行でした。

最初の計画では梅花皮小屋に到着後そのまま御西小屋に向かい、二日目に飯豊本山に向かう予定でしたが、梅花皮小屋に到着した時点での自分の消耗っぷりに早々に諦めました。やっぱり二泊は予定しておかないと無理ですね。飯豊本山は来年の楽しみにとっておきます。

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