摩耶山 (シェール槍〜シェール道〜桜谷)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 905m
- 下り
- 931m
コースタイム
9:22−長峰橋ー9:34
11:19−杣谷峠ー11:29
11:48−シェール槍ー11:58
12:06−穂高湖ダム
12:25−マムシ谷出合
12:44−徳川道出合
12:47−桜台出合ー13:07
14:00−掬星台ー14:04
14:24−旧摩耶道分岐
14:35−虹の駅
阪急王子公園駅着ー15:37
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
感想
◆ 今日の天気予報は晴れ、気温 20度になるらしい。先週も20度だったが、風邪が冷たかった。しかし、今日は暖かい。
今日の予定は、先ずシェール槍、シェール道、桜谷だ。先日、新穂高に登った時、これらのルートは最近通っていない事を思い出し、殆ど忘れかけた道を歩きたいと思った。
◆ 六甲に着くと、駅前から三宮行きのバスがある。直ぐに発車すると言ふので、五穀神社前まで乗る。バス停は杣谷川の手前に止まるので、橋を渡り、川の西側二つ目の道を北へ上って行く。
道は突き当たりを右(東)へ、大峰橋を渡って行くが、此処が杣谷峠や山寺尾根からの摩耶山への登山口だ。
◆ 橋から右岸沿いの山道を上って行く。摩耶東谷を渡り、進むと山寺尾根の分岐がある。その先で杣谷本流を徒渉して左岸へ渡る。
数年前から、此処に新しいダム(杣谷堰堤)が出来て道が少し変わった。ダムに堆積した砂の川原を渡っていたのが、その上流に道を付け徒渉するようになった。
杣谷峠まで8回の徒渉がある。水量が少ないので問題はないが、雨上がりは注意が要ると思われる。
◆ 他の谷と同じく、戦後この谷にも沢山の砂防ダムが造られたが、ここは谷自体がカスケードバレーと言はれる様に、なだらかな谷なので、見上げるような大きなダムは無く、幸いにして、遡行の妨げになるようなダムは無い。
しかも、谷一般の特徴として、上流へ行くほど傾斜が急になり、下の方は割りと緩やかであることが多いが、この谷も前半は歩き易いところが多い。但し、右岸を高巻きする時、岩が順層で危ない処がある。特に岩が濡れている時は怖いと思われる。
◆ 丁度中間点あたり、寒滝の上の木の袋谷の合流地点を徒渉すると、それから上は石段の連続となり、坂も急になる。でも前半の下流の道より歩き易く、安全な道だ。こちらの方が昔の徳川道の雰囲気が感じられる。
下の方は幾多の洪水で、流されたり、崩落したりでダムも多く、そんな雰囲気ではない。
◆ 杣谷峠には良く来るが、大抵は帰り道で、上って来ることは10回のうち1回くらいの割合だ。今日も久し振りだ。
一休みして穂高湖に下りて、シェール槍に向かう。湖の縁に沿った道を反時計回りにダムの方に進んで、丁度ダムの上辺りに来た時に、シェール槍の取り付きがある。ポールに私製のプレートがあり、10分とある。殆ど岩登りのような感じで、私は8分掛かった。下りはもっと怖いと思ったが、下りの方が易しかった。時間は4分。標高差 約60mだ。
◆ 岩のピークは狭く、ゆっくり腰掛けるような岩も無い。展望は南と西方向だけで、眼下に穂高湖が見え、その上にはホテル・ド・摩耶が見える。西側は眼前に新穂高とその下にシェール道に沿った生田川の源流の谷が見える。遠くには北区の市街地か。良いとは言えない展望だ。
北側は六甲牧場であるが、樹間から赤い屋根がみえるが、見通しは悪い。
◆ ダムの下からシェール道を下って行く。幅が広い林道だ。暫くすると林道に別れ、左に下って支流の谷を渡って、生田川に沿って桜谷の出合まで下って行く。途中数回、木の橋を渡る。
昔の記憶では、笹原の中に小さな道が続いていたと思っていたが、随分と違う趣だった。随分と谷も荒れているようだ。
桜谷出合いの直ぐ手前に、徳川道の分岐がある。
◆ 桜谷は陰気臭い谷で、それ程好きな谷でもないのだが、此処も久し振りだ。此処は谷が小さいので、谷もそんなに荒れていない。標高差270mを50分かかる。
◆ 掬星台から何処へ下りようかと思ったが、昔に登った事はあるが、下った記憶が無い上野道にする。
虹の駅の下の展望台からの展望は良かった。
下って行くと、道標には阪急六甲方面の案内ばかりが書いてあり、動物園前の案内は一つも無かった。地図を見ると明らかに、下へ下りてから駅までの距離は、六甲よりも動物園までの方がうんと近い。
地図を見れば分るので、如何でもよい事だが、何だか不親切だ。お陰で確認しながら下りなければならず、面倒くさかった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する