八ヶ岳・文三郎尾根〜「冬山の掟」!?
- GPS
- 24:05
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,168m
- 下り
- 1,148m
コースタイム
天候 | 18日:晴れ〜曇り 19日:雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
4WD+スタッドレスタイヤ(チェーン無し) 駐車場1日1,000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は気温が高く(特に19日は異常)完全に春山の状態でした。 全般に適度の積雪が有り、歩き易い状態でした。 南沢〜行者小屋 ほぼ雪道です。樹林帯で凍結路が有りますが何とかノーアイゼンで登れます。ただしチェーンスパイクや軽アイゼンが有れば断然楽だと思います。 文三郎尾根から稜線 積雪が増えハシゴや階段、鎖は全て埋もれていました。 やや傾斜の強い雪道ですが、アイゼン歩行に邪魔になるものが全て埋もれていますので、かえって歩きやすく快適に登れました。 行者小屋〜赤岳鉱泉 終始雪道です、特に凍結等は無くこの日はノーアイゼンで快適に歩けました。 赤岳鉱泉〜北沢・美濃戸 この日は雨で異常に気温が高く雪が溶けてシャーベット状になっていました。 軽アイゼンも不要で、キックステップで歩ける状態でした。 |
その他周辺情報 | 朝早くまだ営業前なので、何処にもよらずまっすぐ帰りました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
年度末で何かと忙しく今月は山は無理かな〜と思っていたところ、木曜日に急に翌日の仕事がキャンセルとなり、急遽山に行けることになりました。
有給休暇の申請をして仕事の段取りを付けて家に帰って来たのは夜10時過ぎ。
この時点で山の用意は全くしていなかったため、行き先は手元に計画書が残っていた先月中止した阿弥陀岳にしました。小屋泊まりなので装備は適当にザックに突っ込み、食料は行きながらコンビニで買うことにして、準備完了。
初日の行程は赤岳鉱泉までなので朝はゆっくり出発です。
金曜日6時前に家を出発、平日で空いている中央道を快適に走っていると、ラジオの天気予報で土曜日は全国的に「雨」との事。この時まで天気は良いものと思っていていつもなら必ずチェックしているヤマテンもノーチェックでした。サービスエリアに入り急遽検討、ヤマテンをみるとやはり土曜日はダメそう・・・。
肝心の天気をチェックしなかったなんて・・・。
強引に有給休暇まで取って出てきたのにこのまま帰るのもちょっと、、、、。
色々考えて善後策を検討。
結果、今日出来るだけ頑張って阿弥陀岳に登ってしまうことにしました。
そういうことならもっと早く出ていれば良かった・・・。後の後悔先に立たず。
朝食休憩も無しにして大急ぎで美濃戸へ、予定では下山は御小屋尾根でしたので車は美濃戸口に駐車でしたが、それでは今日中に山頂に登れないので、美濃戸まで入って駐車。幸い林道の凍結も無く無事に美濃戸の赤岳山荘に着いたのが8時半、準備もそこそこにすぐ出発しました。
元気が有ってどんどん飛ばせれば良いのですが、あまり急ぐと疲れてしまい逆に大幅なペースダウンになることがわかっていますので、急ぎながらもペース配分に気を遣いながら登り、行者小屋着11時過ぎ、行動食を食べてアイゼンやハードシェルなどの身支度を調え出発したのが11時45分・・・・ちょっと山頂が遠のいた気がしました。
途中で中岳沢方面の分岐で一瞬心が揺らぎ、中岳沢を登れば大幅に時間短縮して、間違いなく阿弥陀に登れるぞ!っと悪魔のささやきが聞こえました(笑)
さすがにこの気温と積雪で中岳沢に向かうのはNGでしょう。いい歳をした山ヤのやることではありません。
セオリー通り文三郎尾根を登ります。12月の末に来たときと違い積雪が多くアイゼン歩行に邪魔なハシゴや階段、鎖が埋もれていたので、快適に登れました。
途中お気に入りの中岳ビューポイントでの写真を撮りながら赤岳中岳の稜線に13時過ぎに到着しました。
ここで熟慮、今日の体調ならこのまま阿弥陀に登って、元来た道を帰って赤岳鉱泉まで行くのは大丈夫。時間は・・・・。途中の休憩を含めると赤岳鉱泉到着は16時半頃になりそう・・・。
天気は持ちそうだし16時半ならまだ明るいから・・・。また一瞬心が揺らいだのですが、まだ冬山、16時過ぎまで行動するのはやはりダメでしょう。
若い頃「冬山の掟」としてたたき込まれたタイムリミット、やはり守るべきでしょう。
まあ、それほどガツガツと登るのも性に合いませんし(^o^)
今日はここまで。そうと決まればゆっくり昼飯、いつもなら風が強くてゆっくり出来る場所ではありませんが、今日はほぼ無風。景色を楽しみ、写真を撮り、ついでにメールやインスタグラムまでやってしまいのんびりしました。
明日は多分ダメでしょう、でもここまで来れたから良しとしよう!こう思えるのはやはり歳の功かな?
その後、文三郎から行者小屋経由で赤岳鉱泉に、一応翌日の好天に一縷の望みをかけて宿泊しました。
翌朝は・・・「雨」まあ考える必要の無い天気でしたので楽でした。
赤岳鉱泉からは1時間ほどで車まで戻り、午前中には自宅に帰りました。
ちょっと変な山行になりましたが、元々今月は山に行けないと思っていたので、これでも上出来でしょう(笑)
yamayaさん、こんにちは。そしてお久しぶりです<(_ _)>
3月はお忙しいと仰っていたので行くならこの3連休あたりかな?と思ってました。
yamayaさんはやっぱり判断が大人ですね〜、私なら赤岳に行っちゃうかもしれませんよ
今回は2日目が雨とあいにくの天気となってしまいましたが、春山にさしかかる山歩きを楽しまれたんだなと感想から伺えます。
今季はなかなか時間がとれず雪の八ヶ岳に出向くことが出来ないので、yamayaさんをはじめ皆さんの八ヶ岳レコを見ながら妄想登山をしています
4月になりましたら、またコラボ山行させてください!
遅くなりましたが、先日の谷川岳レコへのコメントありがとうございました。
opiroさんこんばんは、ご無沙汰しております。
突然金曜日の会議が中止になったので、速攻で休暇を取って出かけたのですが、やはりちゃんと準備して出かけないとダメですね
肝心の天気予報を見忘れるとは、とほほでした
opiroさんの天気をじっくり読んで出かけた谷川岳とは大違いです
本当は少しくらい遅くなっても阿弥陀に登りたかったし、計画外でも赤岳に登りたかったんですけどね、日頃からみんなに偉そうなこと言っている手前、セオリー通りに行動するしか有りませんでした。
自称ベテランの辛いところです(笑)
正直なところは、あと1時間早く家を出ていたら山頂まで行けたのに・・・と、悔やんでいます。
でも、一応稜線までは登りましたので、良かったと言うことで。
4月からは明るい楽しい春山!コラボ是非またお願いします。
いつもコメントありがとうございます。
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