記録ID: 854827
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ハイキング
富士・御坂
鶴ヶ鳥屋山 * イワカガミの穴場ともう一つの秀麗富嶽 *
2016年04月29日(金) [日帰り]
ピアソラ
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:56
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 964m
- 下り
- 1,103m
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| 天候 | ○ 天気 ： 晴れ。 ○ 風速 ： かなり強め（15m程度）。 ○ 気温 ： 普通（12℃くらい）。 ○ 視程 ： 長め。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
・JR中央線／06:01 {最寄駅} - 06:26 八王子 ・JR中央本線／06:35 八王子 - 07:33 笹子 ○ 復路 ・JR中央本線／13:07 初狩 - 13:49 高尾 ・JR中央線／14:00 高尾 - 14:33 {最寄駅} |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○ 登山道に入ったとたんに急登です。角研山までは幾度か急登があります。 ○ 稜線に出てからも細かいアップダウンが続きます。 ○ 鶴ヶ鳥屋山からの下りは一部急です。 ○ 季節柄、そこまで危険な箇所はありませんでした。 ○ 道標はよく整備されているので、まず道に迷うことはないでしょう。 |
| その他周辺情報 | (1) トイレ 以下の場所にありました。 �� 笹子駅 ※山道に入ってからはトイレが無いので、�，悩僂泙擦討�くと良いでしょう。 (2) 登山ポスト 笹子駅ににありました。 |
写真
お馴染みの笹子駅からスタートします！良い天気ですが風はかなり強めです。
船橋沢沿いの登山道は以前利用したことがあるので、今回はまだ歩いたことのない庭洞山（にわぼらやま：1001m）経由で、まずは角研山（つのとぎやま：1377m）を目指します。
4/29 7:53
船橋沢沿いの登山道は以前利用したことがあるので、今回はまだ歩いたことのない庭洞山（にわぼらやま：1001m）経由で、まずは角研山（つのとぎやま：1377m）を目指します。
登山道に入ってすぐ、尾根道の急登への取り付きのところにイカリソウが咲いてました。
なんとなく気分だったBABYMETALをBGM（イヤホン）に、熊除けを兼ねて一緒に歌いながらノリノリで歩いてます（笑）。はたから見たら、かなり危ない人に見えたと思います。ちなみに、メタルは趣味ではないです。
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4/29 8:51
なんとなく気分だったBABYMETALをBGM（イヤホン）に、熊除けを兼ねて一緒に歌いながらノリノリで歩いてます（笑）。はたから見たら、かなり危ない人に見えたと思います。ちなみに、メタルは趣味ではないです。
メタルと言えば鉄。鉄塔#2越しに臨む本社ヶ丸（ほんじゃがまる：1361m）。
もっと暗い道を想像しておりましたが、終始明るくてとても気に入りました。ただ、この日は風がとても強かったので、登りにも関わらず肌寒いくらいでした。
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4/29 8:57
もっと暗い道を想像しておりましたが、終始明るくてとても気に入りました。ただ、この日は風がとても強かったので、登りにも関わらず肌寒いくらいでした。
角研山に着いたー！展望はありません。ちょっと小腹が空いたので、、、
Give me chocolate！ここからの稜線歩きはハイカーと遭遇するリスクが高まるので（笑）、ベビメタのBGMとはここでお別れです。
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4/29 9:29
Give me chocolate！ここからの稜線歩きはハイカーと遭遇するリスクが高まるので（笑）、ベビメタのBGMとはここでお別れです。
あまりに天気が良かったので、予定を変更してこのまま三ツ峠まで縦走しようか迷いましたが、風が強すぎなのと二週間前の風邪（←カゼつながりね）が喉のあたりをまだくすぶっているので、やはり予定通り鶴ヶ鳥屋山（つるがとややま：1374m）へ向かうことにしました。
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4/29 9:34
あまりに天気が良かったので、予定を変更してこのまま三ツ峠まで縦走しようか迷いましたが、風が強すぎなのと二週間前の風邪（←カゼつながりね）が喉のあたりをまだくすぶっているので、やはり予定通り鶴ヶ鳥屋山（つるがとややま：1374m）へ向かうことにしました。
角研山を経由した理由はここ！すぐ隣にある名もなきピーク。ここ四周が見渡せてお気に入りの場所なんです♪
まずは進行方向の正面にある鶴ヶ鳥屋山をロックオン！今日の主役は君だぁ（笑）！
振り向くと、三ツ峠山（みつとうげやま：1775m）が。ここからは三ツ峠山に隠されて富士山は見えません。それもまた一興。楽しみは取っておかなきゃね♪
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4/29 9:39
振り向くと、三ツ峠山（みつとうげやま：1775m）が。ここからは三ツ峠山に隠されて富士山は見えません。それもまた一興。楽しみは取っておかなきゃね♪
こちらは大菩薩方面。あとは（写真に収めるには小さすぎましたが）肉眼では南アルプスも見えました。でもね、この場所はこれだけじゃないんです。
4/29 9:39
こちらは大菩薩方面。あとは（写真に収めるには小さすぎましたが）肉眼では南アルプスも見えました。でもね、この場所はこれだけじゃないんです。
ジャーン！ヤター、やっぱ咲いてたぁ、イワカガミ♪一か月前にここを通ったときに葉っぱを見つけたので、そろそろだろうなぁって期待してたんです。わざわざ遠回りした甲斐がありました。
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4/29 9:48
ジャーン！ヤター、やっぱ咲いてたぁ、イワカガミ♪一か月前にここを通ったときに葉っぱを見つけたので、そろそろだろうなぁって期待してたんです。わざわざ遠回りした甲斐がありました。
僕が知る限りでは、清八峠までの稜線沿いで群生しているのはここだけ。まだ咲き始めなので、しばらく楽しめそうです。
荷揚げ用のケーブルの残骸があるヤグラの跡地まで下ってきました。なんとなく車輪を回してみました。
ほどなく船橋沢（笹子駅方面）への分岐点に到着。ここから先の稜線を歩くのは今回が初めてです。
細かいアップダウンが連続しますが、基本は明るくて気持ちの良い尾根です。
このあたりのミツバツツジは結構な数があるようです。あと二週間くらい早く来ていたら満開のミツバツツジが楽しめたかも知れません。
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4/29 10:15
このあたりのミツバツツジは結構な数があるようです。あと二週間くらい早く来ていたら満開のミツバツツジが楽しめたかも知れません。
そして富士山！雲に隠されているのではないかと心配しましたが、見られて良かったです。
三ツ峠の肩の上に、少し控えめに顔を出す富士山。良い眺めじゃないですか！
なぜ秀麗富嶽十二景に選ばれなかったのでしょう。個人的に、笹子雁ヶ腹摺山（ささごがんがはらすりやま：1358m）からの眺めよりもこちらのほうが好きです。
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4/29 10:38
なぜ秀麗富嶽十二景に選ばれなかったのでしょう。個人的に、笹子雁ヶ腹摺山（ささごがんがはらすりやま：1358m）からの眺めよりもこちらのほうが好きです。
さて、花より団子ではないですが、さすがにお腹が空きました。「鳥」つながりで、ランチパックのとりそぼろ＆マヨネーズにしてみたのですが、「20円引き」のシールは取るべきでした💦
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4/29 10:49
さて、花より団子ではないですが、さすがにお腹が空きました。「鳥」つながりで、ランチパックのとりそぼろ＆マヨネーズにしてみたのですが、「20円引き」のシールは取るべきでした💦
狭すぎず広すぎない山頂を独り占めし、贅沢なひとときを過ごしました。
分岐にぶつかりました。なんとなく左が気になったのですが、レコでは大抵の方が右を行かれているので、初心者は右を選択しました。
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4/29 11:39
分岐にぶつかりました。なんとなく左が気になったのですが、レコでは大抵の方が右を行かれているので、初心者は右を選択しました。
無事下山。なんか林道の分かりづらいところに出てしまいました（写真の右端の道標もなにも無いところから出てきました）。
林道沿いにリンドウが咲いてました。一週間前に登った別の山ではまだ蕾だったので、恐らく咲き始めでしょう。中でもこれはとても綺麗な個体でした。
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4/29 12:04
林道沿いにリンドウが咲いてました。一週間前に登った別の山ではまだ蕾だったので、恐らく咲き始めでしょう。中でもこれはとても綺麗な個体でした。
たわわの八重桜が青空に映えます。ただ、僕が気になったのはその奥の山です。ところどころ岩肌が剥き出しになっていてそそられます。
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4/29 12:14
たわわの八重桜が青空に映えます。ただ、僕が気になったのはその奥の山です。ところどころ岩肌が剥き出しになっていてそそられます。
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
カメラ
|
|---|---|
| 備考 | 風が強かったのでとても冷えた。長袖のシャツを持っていけば良かったです。 |
感想
冬の間に登る予定だった鶴ヶ鳥屋山にやっと登ることができた。
春の花を探しながらの、新緑の眩しい光に包まれた山歩きの明るい一時を思うと、
結果的に寧ろ冬に登るよりも季節的には正解だったような気がする。
（無論、冬には冬の良さがあるに違いないが）
一月ほど前に見つけたイワカガミ（もちろん当時は葉っぱだけだった）が
鮮やかなピンクの花びらを開いていたのを見つけたときは本当に嬉しかった。
近所の山の開花状況から察するに、つい数日前に咲きだしたばかりだろう。
あと一週早く訪れていたら、或いは花を見られなかったかもしれない。
極めつけは、やはり鶴ヶ鳥屋山から望む富士山だ。
「控えめなのがいい」と称されたある方の言葉にグッときて、ずっと
楽しみにしていたが、まさにその言葉の通りの品の良い富嶽がそこにあった。
真っ白でも真っ黒でもない、この季節ならではの美しい姿だ。
しかもそれを独り占めできたのだから、これ以上の贅沢はない。
ゴールデンウィーク初日の祝日にも関わらず、
全行程ですれ違ったのは角研山直下でたったの1名だけだった。
（この方は本社ヶ丸方面に向かわれたので、恐らく鶴ヶ鳥屋山には
登っていないものと推察する）
個人的にもっと評価されていい山だと思うが、再評価されることによって
静寂が保たれないのだとすると、今のままでも良いような気もする。
いつかまた季節を変えて再訪したいところだが、同時に他にも
登らなければならない山がどんどん溜まっていくのが相変わらずの悩みだ。
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