日留賀岳 〜雨の森を抜けた先に…〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,367m
- 下り
- 1,351m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:30
天候 | 午前中…雨ときどき晴れ間 午後……曇りときどき晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・国道400号線を塩原へ。 ・「福渡」交差点は直進し、400号旧道を行く。 ・「中塩原八幡下」(=ファミマのある交差点)から100mほど先、木の葉化石園の入り口に 従って右折。 ・塩原中学校の先で左折(「日留賀岳登山口」の看板あり) ・道なりに細い道をしばらく。畑を抜け、森に入ったところで右折。(「日留賀岳登山口」 の看板あり) ○登山口駐車場(小山氏宅) ・私有地を、登山者駐車場として無料で貸し出して下さっています。 ・トイレまで自由に使っていいようになっています。 ・その他…日留賀岳手ぬぐい(500円)、小山さんの野菜(100円〜)等が売っています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【小山氏宅〜送電線鉄塔(林道出合)】 ・登山口の看板に従って、小山氏宅裏の鳥居から登り始め。 ・尾根に向かって東に登り、尾根に乗ったところで北に向きを変える。下山の際に間違え (南進しすぎ)かねないので注意。 ・送電線鉄塔までは、登山道をたどる事も、踏み跡と赤テープで尾根を直登する事も出来ます 。 ・登山道に落ち葉がたまっているので、滑って沢筋に落ちないよう注意。 【送電線鉄塔(林道出合)〜林道終点】 ・普通の林道。歩きづらくはないです。 ・東側の路肩が切れ落ちているのと、西側からの落石。この二つに気を付ければ問題ないで す。 【林道終点〜日留賀岳神社鳥居】 ・終点からトラバース。落ち葉がたまっています。 ・鉈室沢乗越で比津羅山からの稜線に乗ります。 ・緩やかな斜面を西にトラバース、平らな尾根の西端を登り、途中からまた東にトラバース して尾根へ。 ・尾根は上部ほど緩い傾斜になります。 【日留賀岳神社鳥居〜日留賀岳】 ・小刻みにアップダウン、途中から急登になります。 ・一度緩やかになる1622m地点で半分よりちょっと手前ぐらいの感覚かと。 ・後半の登りは急です。今日の場合は泥濘も多く、木の根もよく滑りました。 ・上部はところどころ雪がありますが、ほんの少し残っている程度で全く問題ないです。 ・最後の登りの途中から森林限界となります。 ・山頂は展望がいい(はず!)です。また、風をよけられる場所もあります。 ●総合的に ・登山道はしっかりしていて、普通の状況ならまず迷わないでしょうが、もちろん地図は あるべきです。 ・そこそこ長いので時間には余裕を。 ・登山道の整備から、駐車場の提供まで、小山さんが登山者の面倒を見て下さっています 。あいさつと、記帳は必ずしていきましょう。 |
その他周辺情報 | [温泉♨] ・塩原なんでいっぱいあります。 ・一番ポピュラーなのは、「華の湯」でしょうか。 華の湯 http://www.alsok-shiobara.jp/hananoyu/guide.html 大人700円/小人300円 ・他、奥塩原新湯も人気のようです。 塩原の温泉 http://www.siobara.or.jp/viewhigaeri.htm [食事] ・塩原温泉街、西那須野などにぼちぼち。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
今回も、前々から温めていた山へ…
日留賀岳。地元(北関東)ではそれなりに有名ですが、そうはいっても百名山に比べるとずっと静かな山。しかも、コースタイム7時間超と、なかなかハードな山。
天気予報は微妙でしたが、今日しか登れないので決行。父と息子、2人登山。
茨城あたりは雲行きもいい感じだったんですが、栃木に来ると微妙な雰囲気になり、塩原からは雨。
ただ、雨といっても強い雨では無く、幸い雷の心配も無さそうだったので「もしかしたら雲を抜けて雲海が見えるかも」とポジティブな会話をしながら登山口へ。
小山さん宅の駐車場には先に2、3台。我が家が止めたあとも何台かぞろぞろ…と、いつの間にか駐車場も一杯に…
東京から来た方が、わざわざ狭い方に移動して下さり、もう一台分スペースが空きましたが。あのとき、我が家の小さな車の方が先に動けば済む話でした。この場を借りてすいません、といった所です。
記帳を済ませ、出発。このころは雨がやんでいました。これは期待通りの展開か♪と思いましたが…
初めのころはトウゴクミツバツツジに癒され、林道歩き30分で体も十分温まり、順調に林道終点まで到着。
その後も、樹林帯の中の淡々とした登り。雨は強くなったり弱くなったり、気になるほどではありません。
一つ目の急坂を登り終えると針葉樹林になるんですが、これがまたいい雰囲気でした。雨と霧のおかげで、深山ムードたっぷり。
そして、このあたりで早くもすれ違いが3人ほど。速いですねぇ…
最後の急登、これがとても長く感じます。
個人的には、半分すぎてからが一層長く感じ、特に山頂手前は、「もうすぐ山頂か」と思わせるような雰囲気の箇所が幾つかあり、精神的にしんどかったかな…
そして、山頂は残念ながらガスの中…
時々、期待させるようにちらっと山並みが見えたりするんですが…一時間粘った末に諦め、再訪の時を待つ事にしました。
それから、山頂では朝の東京の方と再び。今日東京に帰るんだとしたら、渋滞が大変でしょうね…と、余計なお世話を考えたり…
下山は…
きついですぅ…標高差1200m、累積で1500は、だてじゃない…
膝や足裏にダメージがかなり溜まりました。
でも、その分下山後の温泉は最高でした。
さてさて、今日の感想は…
那須や日光、尾瀬のような派手さは全くなく、かなり渋めの山ですが、それがこの山塊のいいところだと思います。
なんというか…歩くことに専念するので、登山そのものの楽しさを思いだせる感じがします。個人的にはお気に入りの山となりました。
今日見れなかった展望の事も含め、再訪しそうな山です。
コメント
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ほぼ2週間後の開山祭に登りました。
今年は雪がなく、花がたくさん見られてよかったです。
不明の花は、バイカオウレンとヒトリシズカです。バイカオウレンはもう実になっていて、花はありませんでした。ヒトリシズカはまだ少し見られました。
季節を変えて登るとまた楽しいかもしれません。
こんばんは。
花の名前、ありがとうございます。
無知なもので
>季節を変えて登るとまた楽しいかもしれません。
はい、もちろん行くつもりです。
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