平標山・仙ノ倉山
- GPS
- 05:16
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,322m
- 下り
- 1,320m
コースタイム
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:12
天候 | 晴れ一時曇り 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標等完備されており大変歩き易い。今日の時点で残雪は平標山から山の家方向に下ったところに数メートル残っているのみで、それ以外は完全に夏道。倒木や藪などもなく快適に歩ける。登山者は大変多いので、すれ違い気を遣うことも多い。 |
写真
感想
例年雪のある時期に来てスキーで滑っている平標山だが、今シーズンは寡雪のため訪問がかなわず、雪の消えた5月の訪問した。想像以上に雪は少なく、今年の雪消えは半月から1ヶ月程度早いと思われた。
薄明るくなった頃、4時15分頃に現地着。自宅から2時間少しで来られるので白馬などと比べると大変近くて助かる。外の気温は8℃と長袖+半袖+ウィンドブレーカーではヒンヤリするが歩けば問題無しとして特に上に羽織ることなく準備をする。完全に夜が明けライトが不要になってから行動開始。今日は初めに林道を歩く。別荘地を抜けると未舗装路が現れる。例年積雪のある時期に来ているので路面が見えている状態は実に久しぶり。林道はウォームアップのつもりでペースを上げて歩くとたちまち体に熱が入り暑く感じるようになる。長袖1枚になりペースを落とさずに終点まで歩く。ここで一口水を飲んで本格的な山道に入る。自分の記憶では、この先は整備された登山道が山頂まで続き、木の階段が多かったイメージがあったが、果たしてそうであった。登り初めは傾斜も緩くて楽勝だったが徐々に険しくなり、しかも木製の段が付いているのでステップを自分に合わせることができず少しストレスを感じる。登山者はこの時間は皆無で静かな登り。林道終点から45分で山の家に到着。テント数張り、小屋の中も人多数といった雰囲気。小屋の前にある水道からは勢いよく水が出ておりここで汲んでいくことも可能。自分は持参した水が大量にあるので座って大休止しつつ栄養と水分を補給する。ここから見る平標山山頂方向は雪は全然なく、5月とは思えない。休憩後に歩き始めるが、さすがに稜線で風が抜けるようになり肌寒く感じたので1枚着る物を増やす。ここからの木の階段が延々山頂まで続いている。完璧な整備だが、整備されすぎの感もする。途中一箇所残雪の上を歩いたが、数メートル、時間にして1分と、多少でも残雪歩きを期待してきた自分にとっては期待はずれだった。そうこうしているうちに山の家から30分ほどで平標山山頂に到着。いつも風が強くて長居できない場所だが、今日は風なく暖かいので長居も可能だった。この時点でまだ6時30分。このまま下山したら8時台は確実でいくらなんでも早過ぎるので仙ノ倉山までピストンすることに。仙ノ倉山方向へ歩き始めた頃はガスが濃くてこれは展望ゼロか?とも思ったが、歩を進めるに連れガスが取れて展望が広がった。さっさと下山しないで良かった。仙ノ倉山までは案外アップダウンがあり、途中岩のゴロゴロしたところもあって、ローカットのハイキングシューズでは歩きづらい箇所もあった。最後にぐっと登って仙ノ倉山に到着。人の姿なし。ここで座ってしばし休憩した後に来た道を戻る。仙ノ倉山付近は標高が2000メートルを超えるためか、このあたりは風があるとかなり冷たく感じられ、ザックに仕舞っていたウィンドブレーカーを着て歩く。この時間はガスはほぼなくて稜線が見渡せ、なかなか気分の良いトレイルだった。平標山に戻ると続々登山者が上がってくる時間帯だった。こちらは特に休憩などせずに松手山方向に下る。山頂付近からヤカイ沢方向を除くが、雪があれば素敵な斜面も、今の時期のように雪がひとかけらもないとただの藪の斜面にしか見えない。下り始めると後から後から登山者の姿。百名山などではないが、やはり人気の山のようだ。風が当たらないと途端に暑く感じるようになり、再び長袖1枚のみに戻る。そして松手山まで一気に下って小休止。ここまで下ると標高が下がったためか、暑く感じるようになる。風も全く止んでいた。この先は樹林帯に入るので展望を得られず。更に下って巨大な鉄塔の足下を通過し登山口まで無事到着。松手山までは例によって木製の階段が多数だが、それ以下は普通の登山道だった。途中駐車場を通過する時にこれから行動を開始するパーティも散見された。好天予報だしぐるっと回ってくるだけなら6時間程度なので10時くらいから歩き始めても問題ないだろう。クルマには出発から5時間強で戻る。さっさと身支度をしてクルマに乗る。帰りの関越の渋滞が心配だったが、案の定午前中から既に規模は小さいものの渋滞は始まっていて、通常の1.5倍程度かかる。それでも何十キロの渋滞には巻き込まれずに自宅まで戻ることができた。平標山は自宅から近く、そこそこ歩き甲斐があって、晴れれば展望も良いので、季節を問わず今後も通うことになるだろう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する