中央アルプス主脈 奥念丈岳まで（鳩打峠〜烏帽子ヶ岳〜念丈岳）

2016年05月10日(火) [日帰り]

• GPS: 09:15
• 距離: 17.7km
• 登り: 1,851m
• 下り: 1,834m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:02
• 休憩: 1:11
• 合計: 9:13

6:33 鳩打峠
7:02 7:09 小八郎岳
7:41 7:41 セキナギ
7:51 7:51 飯島ルート・小八郎ルート分岐
7:59 7:59 シロクモナギの頭
8:42 8:47 烏帽子岳
9:19 9:19 池ノ平山
10:01 10:12 念丈岳
11:21 11:32 奥念丈岳
12:41 13:10 念丈岳
13:49 13:49 池ノ平山
14:12 14:17 烏帽子岳
14:45 14:46 シロクモナギの頭
14:56 14:58 飯島ルート・小八郎ルート分岐
15:06 15:06 セキナギ
15:45 15:45 鳩打峠
15:46 ゴール地点

コースタイムは実線部分11時間20分（鳩打峠〜念丈岳）
プラス破線部分は往復3時間くらい（念丈岳〜奥念丈岳）
合わせて15時間20分ですが、中央アルプスの地図はとっても甘目です。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

駐車場：鳩打峠　20台ほど（簡易トイレあります）

松川ICから国道15号を走れば看板あります。
左折して中央高速をくぐって細い林道を登り詰める。
やや荒れてる箇所もありますが普通車で行けます。

コース状況／危険箇所等

■鳩打峠駐車場〜小八郎岳〜烏帽子岳　
　全体的によく整備されている道で、小八郎岳まで遠足レベルです。
　小八郎岳の手前には巻き道もありますが、東屋もあり展望は良いです。
　七合目には飯島ルートとの分岐あり、この後は急な登りが続きます。
■烏帽子岳〜池の平山
　緩やかな樹林帯の尾根歩きで、池ノ平山がこのルートの最高峰です。
■池の平山〜念丈岳
　緩やかなアップダウンの尾根歩きで、展望もそれなりにあります。
　天空遊歩道と呼んでいいくらい気持ちの良いルートです。
■念丈岳〜奥念丈岳
　深い笹藪の破線ルートです。
　念丈岳の少し手前に分岐がありますが、最初は灌木の藪なのでわかりにくいです。
　ルート上には古い赤布やピンクテープが豊富にあります。
　下りの急斜面は笹で足元が滑り何度も転びました。

その他周辺情報

温泉：最寄はまつかわ温泉「清流苑」ですが、信州たかもり温泉「御大の館」に寄りました。
※バラの花が浮かんだ露天風呂からは南アルプスの大展望です。

写真

5/8 6:30

広い駐車場です。
寝坊してしまいました。

5/8 6:32

標高1118mの鳩打峠。

5/8 6:32

何か見えている、大島山か念丈岳あたりでしょうか。

5/8 6:33

登山ポストあります。

5/8 6:39

良く整備された樹林帯です。

5/8 6:54

青空がいい感じ。

5/8 7:03

まずは小八郎岳です。
東屋がありテントも張れちゃうような所です。

5/8 7:03

三角点と南アルプスの山並み。

5/8 7:04

烏帽子ヶ岳が見えてきました。

5/8 7:04

手前のガレ場と岩場が見えます。

5/8 7:10

少し戻って烏帽子ヶ岳へ。

5/8 7:28

下草に笹原が覆う樹林帯を進みます。

5/8 7:51

七合目に飯島ルートとの分岐点があります。

5/8 7:59

このあたりにセキナギと呼ばれるガレ場があります。

5/8 8:10

痩せ尾根に変わる。

5/8 8:30

烏帽子岩が見えてきた。
最初はこれが山頂と思っていました。

5/8 8:34

岩場を登ります。

5/8 8:35

烏帽子岩からは伊那谷の街並みが眼下に見えます。

5/8 8:36

こっちが山頂でした。
もう一回岩場を登ります。

5/8 8:42

二一九五米
烏帽子ヶ岳山頂に到着です。

5/8 8:42

二等三角点があります。

5/8 8:39

展望は最高で、八ヶ岳連峰です。

5/8 8:39

鋸岳から甲斐駒・仙丈と続きます。

5/8 8:39

北岳〜間ノ岳〜農鳥岳の白峰三山。

5/8 8:39

中間地点の塩見岳です。

5/8 8:39

荒川三山〜赤石岳〜聖岳の南部ビック3です。

5/8 8:39

光岳と双耳峰の池口岳から深南部に続きます。

5/8 8:42

中央アルプスの展望です。

5/8 8:44

ズーム

5/8 8:44

左奥のピークが200名山の安平路山と思われる。

5/8 8:42

念丈岳へ向かいます。

5/8 9:09

道は広く歩きやすい。

5/8 9:17

池ノ平山に到着です。
テント適地です。

5/8 9:18

意外にも、ここが最高地点。

5/8 9:18

奥に恵那山が見えてきました。

5/8 9:26

念丈岳に重なるように安平路山。
中ア縦走路がわかってきました。

5/8 9:34

このルート良いです。
適度に展望があります。

5/8 9:35

右を見ると中央アルプス。

5/8 9:38

左を見ると南アルプスの南部の山々。

5/8 9:37

正面に念丈岳。

5/8 9:43

笹原が気持ちいい。

5/8 9:49

ちょっぴり残雪もありました。

5/8 9:54

烏帽子ヶ岳を振り返る。

5/8 9:54

日焼け止めは必須です。

5/8 9:58

二二九一米
念丈岳に到着です。

5/8 10:03

思っていたより山頂らしい。
花崗岩で出来ています。

5/8 9:58

三等三角点。

5/8 9:59

こちらも展望良し。

5/8 9:59

悪沢岳（東岳）〜中岳〜前岳

5/8 9:59

赤石岳

5/8 9:59

聖岳〜上河内岳

5/8 10:01

中央アルプス。

5/8 10:01

奥のピークが南駒ヶ岳でしょうか。

5/8 10:01

御嶽山も見えました。

5/8 10:02

こちらは白山でしょう。

5/8 10:19

少し戻って奥念丈岳への分岐です。
看板は割れて文字が見えませんでした。

5/8 10:21

最初はどこを進むの？って感じです。

5/8 10:25

ハイマツにピンクテープ発見。

5/8 10:28

その後は歩きやすい。

5/8 10:34

鞍部まで急坂を下ります。

5/8 10:34

振り返るとこんな感じ。

5/8 10:37

気持ちの良いルートに見えます。

5/8 10:39

笹は意外と深く腰くらいです。
登りだと高く感じると思います。

5/8 10:42

鞍部から念丈岳。

5/8 10:46

こちらは烏帽子ヶ岳。

5/8 10:54

台地のような所に池がありました。
左が正解ですが右に行った為にドボンしました。

思っていたより難しい。
GPSで確認しながら進む。

5/8 11:00

踏み跡が出てきました。
あとは適当に登り詰める。

5/8 11:22

奥念丈岳に到着です。
全く山頂然としていませんでした。

5/8 11:26

こちらは越百山方面。
本当に主脈の縦走路かと思えるほど道がわからない。

5/8 11:27

こちらは安平路山方面。
下りなので難しそうです。

5/8 11:31

早々に念丈岳に戻ります。

5/8 12:43

再・念丈岳で昼休憩です。
松本市の二人が上がってきたので談笑しました。

5/8 15:47

良く見たら周回コースも取れるようです。

5/8 15:49

清流荘からの登り返しがキツそうです。

5/8 15:57

中央アルプスはブヨが多いので注意してください。
小蠅に見えますが噛まれると大変です。

5/8 16:19

烏帽子ヶ岳を望む。

5/8 16:39

信州たかもり温泉で汗を流しました。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

kitainotori

世間的にはゴールデンウィークの最終日になりますが、私にはただの日曜日です。
全国的に天気が良いので、どこへ出かけようかと悩みました。
有名処は避けて、浜松から日帰りで行けるところと云う事で選びました。
あまりガイドブックにない山域ですが、烏帽子ヶ岳までは東海周辺の週末の山登りベスト120に載っていて、ハイキングには調度良いです。
念丈岳へはアップダウンもそれほどでもないので、是非足を伸ばすことをオススメします。
右手に中央アルプス、左手に南アルプス南部を見ながら歩けます。
岐阜の位山〜川上岳に天空遊歩道がありますが、こちらこそ相応しいルートです。
このルートは地味なのですが、もっと歩かれてもいいと思いました。
念丈岳から奥念丈岳は、流石に破線ルートだけあって厳しかったです。
南アルプス深南部のような倒木はありませんが、なかなか笹が深いです。
ただ赤布やテープ類は豊富なので、天気が良ければ問題ありません。
中央アルプスと八ヶ岳、南アルプスは全ルート歩く目標があるので、まだ見ぬ破線部分の主脈の様子がわかって良かったです。