太平山（旭又から笹森，旭岳，奥岳，宝蔵岳）

2016年06月12日(日) [日帰り]

• GPS: 05:25
• 距離: 10.2km
• 登り: 1,087m
• 下り: 1,070m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:46
• 休憩: 0:39
• 合計: 5:25

8:20 スタート地点（駐車地点）
8:26 8:26 旭又登山口
8:30 8:32 赤倉岳登山道入口
8:52 8:52 展望台
9:21 9:21 水場
10:02 10:05 赤倉岳分岐点
10:22 10:30 笹森
11:15 11:19 旭岳
11:25 11:25 萩形コース下山口
11:34 11:52 太平山
12:27 12:27 宝蔵岳
12:44 12:48 軽井沢尾根分岐
13:29 13:29 矢源沢入口
13:38 13:38 赤倉岳登山道入口
13:42 13:42 旭又登山口
13:45 ゴール地点（駐車地点）

　旭又登山口の駐車場に来ると見たこともないくらい車でいっぱいになっており，駐車スペースがなかった。この日は秋田市主催の太平山山開き・清掃登山だったようだ。秋田市のウェブページを見ると，定員30人で8:30登山開始，15:15下山完了予定となっていた。駐車場から100mくらい戻ったところの駐車スペースに自家用車を置いて山開き登山グループの出発直前くらいの時刻に歩き始めた。
　赤倉岳ルート上を登っていると20人くらいの地元の人らしい中高年グループが途中で休憩していた。また，赤倉岳分岐に近くなったところで，山小屋泊まりの3人の方が下りて来るのにすれ違った。赤倉ルートから奥岳手前の稜線上までで会ったのはこの2グループのみ。奥岳山頂では太平山山開き・清掃登山の本隊はまだ到着していなかったが，多くの人で頂上はにぎわっていた。奥岳から宝蔵岳の間では，トレイルランの男の人1人とだけすれちがった。
　コース上の各地点のおおよその標高は以下の通り。
　旭又登山口　300m
　赤倉岳登山道入口　330m
　展望台　480m
　赤倉岳分岐点　1010m
　笹森　1045m
　旭岳　1140m
　萩形コース下山口　1120m
　奥岳　1170m
　宝蔵岳　1136m
　軽井沢尾根分岐　860m
　矢源沢入口　340m

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

6/12 6:58

太平山系最高峰の白子森の登山口を目指したが，アクセス道路は長期工事中で通行不可であった。

6/12 6:59

白子森の登山口に行くには県道川辺阿仁線（県道308号線）を通る必要があるが，工事中のため通行止め。結局，太平山の歩いたことのない部分を含むコースに変更。

6/12 8:26

旭又登山口から歩き始める。トロッコ軌道跡に出るまでほんの少しの距離だけこのような道を登る。

6/12 8:29

やがて昔の森林鉄道のトロッコ軌道跡上を歩く。

6/12 8:30

赤倉岳登山口。太平山奥岳へのメインルートから外れてこちらへ進む。私のすぐ後から秋田市主催の太平山山開き・清掃登山グループが歩いてきて，太平山奥岳の方へ向かっっていった。

6/12 8:32

赤倉岳ルートに入って間もなく赤倉岳への矢印がついた小さな道標がある。

6/12 8:34

ちょっとした水の流れが登山道を横切る。

6/12 8:34

6/12 8:34

6/12 8:34

ゼンマイ

6/12 8:35

6/12 8:35

6/12 8:35

6/12 8:35

フタリシズカ（二人静）。センリョウ科チャラン属の多年草。

6/12 8:36

コバノフユイチゴ（小葉の冬苺）。バラ科キイチゴ属に分類される矮性の常緑低木。別名：マルバフユイチゴ。

6/12 8:38

6/12 8:40

6/12 8:40

6/12 8:42

はじめは杉林を登ってゆく。

6/12 8:45

ツクバネソウ（衝羽根草）。ユリ科ツクバネソウ属の多年草。

6/12 8:47

6/12 8:47

ナルコユリ（鳴子百合）。キジカクシ科アマドコロ属の多年草。

6/12 8:49

杉林の中のやや急な登り

6/12 8:52

赤倉岳コース途中の展望台。設置された当初は展望が良かったのかもしれないが，現在は木が生い茂って展望はない。

6/12 8:54

ナルコユリ。同属のアマドコロと似ている。茎が角張っていればアマドコロ。

6/12 8:57

6/12 8:58

ナラ類の林の中を登ってゆく。

6/12 9:03

ショウキラン（鍾馗蘭）。ラン科ショウキラン属の多年草。

6/12 9:03

ショウキラン。葉緑体を持たず菌類に寄生する腐生植物。

6/12 9:03

ショウキラン

6/12 9:04

ショウキラン

6/12 9:06

6/12 9:11

標高630m付近でいったん下るところがある。

6/12 9:12

登山道上に倒れている大きなブナの木

6/12 9:12

登山道上に倒れている大きなブナの木

6/12 9:13

ナルコユリ

6/12 9:19

タニギキョウ（谷桔梗）。キキョウ科タニギキョウ属の多年草。

6/12 9:19

タニギキョウ

6/12 9:20

タニギキョウ

6/12 9:21

標高680m付近に水場

6/12 9:22

クマイチゴ（熊苺）。バラ科キイチゴ属の落葉低木。

6/12 9:22

6/12 9:25

ギンリョウソウ（銀竜草）。シャクジョウソウ科（クロンキスト分類体系）ギンリョウソウ属の多年草。腐生植物。

6/12 9:26

タニギキョウ

6/12 9:26

ヒメヘビイチゴ（姫蛇苺）。バラ科キジムシロ属の多年草。

6/12 9:27

オククルマムグラ（奥車葎）。アカネ科ヤエムグラ属の多年草。

6/12 9:28

オククルマムグラ。オククルマムグラはクルマグルマ，クルマバソウなどともよく似ており見分けに自信がない。

6/12 9:28

サワハコベ（沢繁縷）。ナデシコ科ハコベ属の多年草。

6/12 9:28

サワハコベ。別名：ツルハコベ。

6/12 9:29

エゾアジサイ（蝦夷紫陽花）はまだつぼみ。

6/12 9:36

コシアブラ（漉油）の葉。コシアブラはウコギ科ウコギ属の落葉高木。

6/12 9:40

赤倉岳コースの標高850m付近のブナ林

6/12 9:41

赤倉岳コースの標高870m付近。笹の中を通る。

6/12 9:43

赤倉岳コースの標高890m付近。やや勾配がゆるやかなところ。

6/12 9:44

ヒメアオキ（姫青木）の実。ガリア科アオキ属の常緑低木。

6/12 9:46

赤倉岳コースの標高900m付近

6/12 9:47

ヒメモチ（姫黐）の花。ヒメモチはモチノキ科モチノキ属の常緑低木。

6/12 9:47

ヒメモチの花

6/12 9:47

ヒメモチの花

6/12 9:50

マイヅルソウ（舞鶴草）。キジカクシ科スズラン亜科マイヅルソウ属の多年草。

6/12 9:53

サワモダシ（ナラタケ）？

6/12 9:53

サワモダシ（ナラタケ）？

6/12 9:53

サワモダシ（ナラタケ）？

6/12 9:54

サワハコベ

6/12 9:55

ユキザサ（雪笹）。キジカクシ科マイヅルソウ属の多年草。APG植物分類体系の前の古い分類ではユリ目ユリ科。

6/12 9:56

ホウチャクソウ（宝鐸草）。イヌサフラン科チゴユリ属の多年草。

6/12 9:57

ホウチャクソウ

6/12 9:57

ニワトコ（接骨木，庭常）。スイカズラ科ニワトコ属の落葉低・小高木。新しいAPG植物分類体系ではニワトコ属はレンプクソウ科。

6/12 9:57

ホウチャクソウ

6/12 10:02

赤倉岳分岐点。標柱が倒れている。

6/12 10:02

赤倉岳分岐点。赤倉岳まで0.4km，馬場目岳まで4.9kmとある。赤倉岳とは逆方向の奥岳の方向へ進む。

6/12 10:03

赤倉岳分岐点より笹森，旭岳，奥岳方向の道。

6/12 10:04

赤倉岳分岐点より赤倉岳，馬場目岳方向の道。

6/12 10:04

赤倉岳分岐点付近にタニウツギ

6/12 10:08

赤倉岳分岐点より笹森へと歩き始める。

6/12 10:10

赤倉岳分岐点より笹森への尾根地形上を進む。

6/12 10:11

尾根道から左後ろを振り返ると標高1093mの赤倉岳（ガラ沢岳）。

6/12 10:12

倒木に付いた白い塊状のキノコ。サルノコシカケの仲間か。

6/12 10:12

倒木に付いた白い塊状のキノコ

6/12 10:12

倒木に付いた白い塊状のキノコ

6/12 10:12

倒木に付いた白い塊状のキノコ

6/12 10:13

笹森へ向かう尾根道

6/12 10:15

笹森へ向かう尾根地形上の登山道。道の両側には笹や羊歯。

6/12 10:17

6/12 10:22

笹森山頂到着

6/12 10:22

笹森山頂

6/12 10:22

笹森山頂の壊れた標識

6/12 10:23

笹森山頂のタカネナナカマド

6/12 10:23

笹森山頂。今日は左の赤倉岳方面から登ってきた。写真にある右方向の下り道は上小阿仁村への萩形コース。

6/12 10:23

笹森山頂の壊れた標識。土地見平は萩形コース上の地名。

6/12 10:26

ここまで森の中の登山道を来たので日焼け止めは使わなかった。太平山奥岳に近づけば日が当たるだろうと予想し，笹森山頂で日焼け止めクリームを顔や首筋に塗りたくる。

6/12 10:30

笹森山頂から萩形コースへの下り口

6/12 10:30

笹森山頂より奥岳方面への道

6/12 10:33

ユキザサ

6/12 10:38

6/12 10:40

ユキザサ

6/12 10:43

マイヅルソウの群生

6/12 10:52

旭岳に近づいてくると左側に展望が開けてきた。写真中央奥に太平山系の最高峰の白子森（標高1179m）。

6/12 11:00

タニウツギ（谷空木）。スイカズラ科タニウツギ属の落葉小高木。

6/12 11:01

チゴユリ（稚児百合）。イヌサフラン科チゴユリ属の多年草。

6/12 11:01

尾根道の左側の展望。写真中央手前に見えるピークは御衣森（みそもり，標高1000m）

6/12 11:01

オオバキスミレ（大葉黄菫）。スミレ科スミレ属の多年草。

6/12 11:02

ガクウラジロヨウラク（萼裏白瓔珞）。ツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉低木。

6/12 11:03

ウゴツクバネウツギ（羽後衝羽根空木）。スイカズラ科ツクバネウツギ属の落葉低木。

6/12 11:07

アカモノ（赤物）。ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木。別名：イワハゼ（岩黄櫨）。

6/12 11:09

尾根道左側の展望。中央やや右手前に御衣森，左端近くに白子森。

6/12 11:10

旭岳の頂上がすぐそこに近づいてきた。

6/12 11:14

キジムシロ（雉莚，雉蓆）。バラ科キジムシロ属の多年草。

6/12 11:14

キジムシロ

6/12 11:16

旭岳山頂

6/12 11:16

旭岳山頂より東側の谷と北東方向に連なってゆく太平山系の山々（御衣森，白子森など）。この谷はやがて小阿仁川となる沢の源頭部。

6/12 11:16

旭岳山頂より北側に続く太平山系の山々。写真中央の高まりが笹森，そのすぐ左奥の最も高く見えるのが赤倉岳（ガラ沢岳）。

6/12 11:16

旭岳山頂より奥岳山頂をのぞむ。

6/12 11:18

オオバスノキ（大葉酢の木）。ツツジ科スノキ属の落葉低木。旭岳山頂にて。

6/12 11:18

ナツハゼ（夏櫨）。ツツジ科スノキ属の落葉低木。夏にハゼノキのような紅葉が見られる。別名：コハゼ。旭岳山頂にて。

6/12 11:20

ゼンテイカ（禅庭花）。ススキノキ科キスゲ亜科ワスレグサ属の多年草。一般には「ニッコウキスゲ」の名前で知られる。

6/12 11:20

ゴゼンタチバナ（御前橘）。ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属の多年草。

6/12 11:20

ゴゼンタチバナ

6/12 11:21

イワカガミ（岩鏡）。イワウメ科イワカガミ属の多年草。

6/12 11:22

「太平山山頂まで0.8km15分」。旭岳のすぐ南西側70mにある小ピーク。

6/12 11:22

旭岳のすぐ南西側の小ピークより旭岳を振り返る。

6/12 11:22

旭岳のすぐ南西側の小ピークより太平山奥岳

6/12 11:23

ウゴツクバネウツギ

6/12 11:23

オオバスノキ

6/12 11:23

タカネナナカマドの花。大輪で登山道脇の膝くらいの高さに咲いていた。ナナカマドではないかもしれない。

6/12 11:24

ゼンテイカ［ニッコウキスゲ］。

6/12 11:24

ゼンテイカ［ニッコウキスゲ］。

6/12 11:25

萩形コース下山口。旭又登山口より太平山奥岳へのメインルートとここで合流，太平山奥岳の方へ進む。

6/12 11:25

萩形コース下山口。こちらは本日歩いてきた道。

6/12 11:25

萩形コース下山口と同じ地点。「秋田市仁別下山口」。ここを降りれば太平山のメインルートを経て旭又駐車場へ行ける。

6/12 11:25

奥岳直下の稜線より西側をのぞむ。

6/12 11:26

ゴゼンタチバナ

6/12 11:28

あま池のすぐ手前にある池

6/12 11:28

あま池の脇より奥岳頂上

6/12 11:28

あま池

6/12 11:28

オオバキスミレ

6/12 11:29

奥岳頂上への登り

6/12 11:31

ツボスミレ（坪菫）。スミレ科スミレ属の多年草。

6/12 11:31

キジムシロ。旭又コースから奥岳への稜線上から頂上神社までの最後の坂でよく見かける。これまでここに咲いているのはミヤマキンバイとばかり思っていたが，キジムシロのようだ。

6/12 11:32

太平山奥岳頂上への最後の登り坂よりいま歩いてきた稜線を振り返る。

6/12 11:32

奥岳の頂上目前

6/12 11:36

太平山奥岳頂上の山頂方位盤

6/12 11:36

太平山奥岳頂上の山頂方位盤

6/12 11:37

太平山奥岳頂上の山頂方位盤

6/12 11:37

太平山奥岳頂上の山頂方位盤

6/12 11:37

太平山奥岳の山頂方位盤の脇に咲いていたコハコベ (小繁縷）。コハコベはナデシコ科ハコベ属の越年草。

6/12 11:38

山頂でパンを食べてエネルギー補給。

6/12 11:40

太平山奥岳頂上より東側に続く稜線をのぞむ。名前がついているピークは御衣森と白子森。こちらの尾根には道がない。

6/12 11:49

山開き・清掃登山の本隊が稜線まで登ってきたのが見えた。この方々が山頂に来る前に下山することに。

6/12 11:51

丸舞登山口への下山口。あやうくこちらから下りて行きそうになった。

6/12 11:53

宝蔵岳方面へ太平山奥岳より下山開始

6/12 11:53

弟子還（でしがえり），宝蔵岳，剣岳，鶴ヶ岳，中岳と連なる太平山系の稜線。

6/12 11:54

タカネナナカマド

6/12 11:56

ミズナラの花

6/12 11:56

ミズナラの花

6/12 12:01

奥岳頂上を振り返る。

6/12 12:01

奥岳頂上を振り返る。

6/12 12:01

ハクサンチドリ（白山千鳥）。ラン科ハクサンチドリ属の多年草。

6/12 12:02

ハクサンチドリ

6/12 12:03

奥岳頂上を振り返る。

6/12 12:04

少し先に弟子還のピーク

6/12 12:04

奥岳頂上を振り返る。

6/12 12:05

奥岳頂上を振り返る。

6/12 12:05

弟子還のピークへの手前にちょっとした岩場

6/12 12:06

ガクウラジロヨウラク

6/12 12:07

ガクウラジロヨウラク。弟子還のピーク付近。

6/12 12:08

弟子還より奥岳を振り返る。

6/12 12:08

弟子還より奥岳を振り返る。

6/12 12:09

弟子還より宝蔵岳，剣岳，鶴ヶ岳，中岳と続く尾根。

6/12 12:09

いよいよ弟子還から先の下りの始まり

6/12 12:11

弟子還を下り始めたあたりより目の前の宝蔵岳

6/12 12:12

鎖場の始まり

6/12 12:12

1つ目の鎖場を下りる。

6/12 12:14

鎖の途中に「金福」と書かれた鉄板

6/12 12:14

弟子還からの1つ目の鎖場を振り返る。雨の日は下りたくないところ。山側に体を向けて慎重に下りる。

6/12 12:15

目の前の宝蔵岳。弟子還の岩場を下りきるにはまだ高度がある。

6/12 12:15

2つ目の鎖場を見下ろす。

6/12 12:17

2つ目の鎖場の下に「奉納 20周年記念」と彫られた金属板

6/12 12:17

「奉納 20周年記念」と彫られた金属板の裏側。「太平山警備員会 1980 6 24」とある。

6/12 12:17

下りて来た2つ目の鎖場

6/12 12:19

3つ目の鎖場を下りる。

6/12 12:20

3つ目の鎖場を降りたところ

6/12 12:20

3つの鎖場を下りきったところ。これで鎖場はおしまい。

6/12 12:22

弟子還より下りきったところより北方向の谷を見下ろす。弟子還沢の源頭部。

6/12 12:22

このあたりのすぐ先でトレイルランナーと出くわした。

6/12 12:23

ウゴツクバネウツギ

6/12 12:25

ナツハゼ

6/12 12:26

宝蔵岳付近のちょっとしたロープ場

6/12 12:27

宝蔵岳より国民の森の方へ下りてゆく。

6/12 12:28

宝蔵岳頂上のすぐ近くが中岳，前岳方面との分岐。

6/12 12:28

宝蔵岳からの下り

6/12 12:31

宝蔵岳からの下り

6/12 12:35

宝蔵岳からブナ林の尾根を下る。下り勾配が急で足に負担がかかって結構しんどい。

6/12 12:37

ギンリョウソウ。別名：ユウレイタケ。新エングラー体系ではイチヤクソウ科，クロンキスト体系ではシャクジョウソウ科，新しいAPG分類体系ではツツジ科。

6/12 12:39

宝蔵岳からブナ林の尾根をさらに下る。

6/12 12:41

ヤマツツジ（山躑躅）。ツツジ科ツツジ属の半落葉低木。

6/12 12:42

急勾配の下りが続く。下りでも汗が顔をしたたり落ちてくる。

6/12 12:43

急な下りが続くが，少し先に勾配がゆるやかになるところが見えた。

6/12 12:44

6/12 12:45

軽井沢尾根分岐。国民の森への道は封鎖されている。

6/12 12:44

軽井沢尾根分岐より下りてきた道を振り返る。

6/12 12:45

軽井沢尾根分岐の道標。標高約860m。

6/12 12:45

軽井沢尾根分岐からの下り

6/12 12:51

軽井沢尾根分岐より下り，標高820m付近。

6/12 12:53

ブナ林の急坂を下ってゆく。

6/12 12:55

矢源沢入口まで下りてゆくこのコースには，ところどころにプラスチック材で階段が作られている。

6/12 13:01

道に杉の大木が倒れているところあり。標高670m付近。

6/12 13:02

倒れた大木の下をくぐる。

6/12 13:02

倒れた大木をくぐり抜けたところを振り返る。

6/12 13:02

倒れた大木をくぐり抜けてさらに下る。

6/12 13:04

ツルシキミの実。今は青いがいずれ赤くなるようだ。

6/12 13:04

気づけば道の両側の木は，ブナよりも杉が多くなってきた。

6/12 13:07

このあたりは勾配がゆるやか。標高590m付近。

6/12 13:10

勾配がゆるやかな杉林。標高570m付近。

6/12 13:12

しばらく勾配がゆるやかだったが，再び急坂を下る。標高550m付近。

6/12 13:20

道が二股に分かれるところがあるが，すぐに再び合流。

6/12 13:20

オオバクロモジの葉

6/12 13:21

下ってくるとだんだんと沢の音も近づいてきた。

6/12 13:21

プラスチックで階段状に補強された坂を振り返る。

6/12 13:26

太平山奥岳のメインルートに矢源沢入口で合流する手前は急坂となる。

6/12 13:26

ロープとプラスチック階段の急坂を下りる。

6/12 13:26

降りた直後の階段道

6/12 13:27

降りてきた階段道

6/12 13:29

太平山奥岳へのメインルートと合流直前の登山道の様子

6/12 13:29

森林鉄道（トロッコ）のインクライン跡の下で奥岳へのメインルートと合流

6/12 13:29

矢源沢入口。ここを下りて来た。

6/12 13:30

旭又登山口から太平山奥岳へのメインルートに合流

6/12 13:30

板張りの上の道は濡れているとすべることがあるので注意

6/12 13:31

板張りの道脇の水場

6/12 13:31

旭又沢を渡る。

6/12 13:32

橋の上から旭又沢の上流方向

6/12 13:32

旭又沢にかかる橋を振り返る。

6/12 13:33

キツネノボタン（狐の牡丹）。キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。

6/12 13:34

ヒメヘビイチゴ

6/12 13:37

森林鉄道のトロッコ軌道跡の歩道を横切る小さな沢

6/12 13:37

コバノフユイチゴ

6/12 13:38

赤倉岳登山道入口。数時間前はこちらを登って行った。

6/12 13:40

駐車場分岐。ここを左に下りてゆけば旭又駐車場。

6/12 13:43

旭又登山口に戻ってきた。

6/12 13:43

旭又登山口の橋の上から赤倉沢上流方向

6/12 13:44

旭又登山口の赤倉沢にかかる橋

6/12 14:00

帰りに仁別森林博物館に立ち寄った。森林博物館前のセコイヤの化石。300万年前まで日本でもセコイヤがあったが，その後絶滅した。

6/12 14:02

太平山周辺は森林帯で区分すると落葉広葉樹林帯（冷温帯／山地帯）となるようだ。森林博物館入口入ったところにあった展示。

6/12 14:15

仁別森林博物館前に展示されている蒸気機関車。北海道の留辺蘂（るべしべ）営林署の森林鉄道で使われていたものを1967年の仁別森林博物館開設時に秋田営林局が譲り受けたものとある。

6/12 14:15

仁別森林博物館前に展示されている蒸気機関車。1921年にアメリカのフィラデルフィアのボールドウィン社で制作され，北海道の留辺蘂（るべしべ）営林署の森林鉄道で使われていたもの。

撮影機器：

DSC-X1260 三洋電機

FinePix XP70 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ ゲイター 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止めクリーム 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ 熊鈴

備考

帽子を持参しなかった。

感想

Ssakana

　奥岳山頂から宝蔵岳の方へ下りるつもりで，丸舞コースの方に下山しそうになった。丸舞コースへの下山口には古い鳥居の柱が倒れたままになっており，道をふさいでしまっている。宝蔵岳への下山口に柱が倒れていた記憶はなかったので，山頂の山小屋屋に常駐している管理人さんに確認してみた。話をしていて，私自身がもう少しで丸舞コースの方に下山しそうになっていたことに気付いた。管理人さんは1週間交代で仕事をしていると聞いていたが，この日，交替のために登ってきたところだったようだ。この日からの管理人さんは学生くらいの年ごろの若い人であった。
　登りも下りもかなりの汗の量。この日は気温が上がって蒸したせいもあるかもしれない。登り下りで500mlペットボトル飲料2本半消費。下りもかなり足が疲れていて汗をかき続けた。帽子を持って行かなかったが，帽子は日よけだけでなく，汗が流れてくるのをある程度防ぐ効果があることに改めて気づいた。下りは下を向いているので汗がメガネのレンズに落ち続けることになってしまった。軽井沢尾根分岐で帽子の代わりにタオルを頭に巻くと汗のしたたりをやっと軽くすることができた。
　矢源沢入口（森林鉄道のインクライン跡の下）で太平山奥岳へのメインルートに合流し，急な下りが終了した。下りに足の力を使ってかなり苦しかったが，最後の駐車場までの平坦な道を歩くのがよい整理体操となった。
　旭又登山口からの帰り，仁別の森林博物館に初めて寄ってみた。入口近くには太平山で見られる数多くの山野草の写真があった。今回は内部をしっかり見学する時間がなかったが，またの機会に森林鉄道に関することや展示物をもう少しじっくりと見たいところ。仁別森林博物館は昭和39年にオープン，平成20年に内部をリニューアル。路線バスが昭和45年頃まで森林博物館まで来ていたらしい。昭和43年に仁別森林鉄道が廃止されるまで，博物館前には森林鉄道の務沢駅があり，さらに奥には旭又駅があったという。さらに奥の旭又沢などへ向かう支線は機関車が入らないトロッコ軌道だったという話を森林博物館の係の方に教えていただいた。