両俣小屋に行ってきました

2016年06月24日(金) 〜 2016年06月25日(土)

• GPS: 23:43
• 距離: 26.5km
• 登り: 1,501m
• 下り: 1,504m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:10

9:00 北沢峠
9:05 9:05 仙丈ヶ岳二合目登山口
9:45 9:45 野呂川出合
12:10 両俣小屋

2日目

• 山行: 3:18
• 休憩: 0:02
• 合計: 3:20

5:20 両俣小屋
7:41 7:41 野呂川出合
8:32 8:34 仙丈ヶ岳二合目登山口
8:40 北沢峠

天候

6月24日:曇り時々晴れ
6月25日:暴風雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

●2:30頃　仙流荘駐車場到着(この時点で上の駐車場は4台ほど)
●8:00頃　駐車場ほ7台ほど
●戻ってきた土曜11時頃はほぼ満車
（バスは混雑具合によって便の増発有）
●バス乗り場にトイレ有り（水洗・ペーパー付）

コース状況／危険箇所等

●登山ポスト：仙流荘バス乗り場に有（記入用紙も有）

●両俣小屋：1泊2食付￥7700
（食事希望の場合は15：00までに到着のこと！）
http://ryoumatagoya.com/

●バス時刻表関連
http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/my-car_bus_taxi.html

その他周辺情報

●下山後の温泉　信州高遠温泉「さくらの湯」￥600　　
　（仙流荘バス乗り場に割引券有）
●下山後の食事　信州高遠温泉「さくらの湯」ソースカツ丼\830
●下山後の甘味　小黒川PAソフトクリーム\350

写真

6/24 7:32

仙流荘のバス停からスタート！6年ぶり

6/24 8:03

チケット売り場の小屋

6/24 7:34

登山届けはチケット売り場裏の壁

6/24 7:44

北沢峠往復は\2,680

6/24 7:28

ムシトリナデシコ

6/24 7:27

もうコスモス咲きはじめの時期

6/24 7:44

バス停からは少しだけ鋸岳が見えます

6/24 8:03

バスが車庫から出てきます（運転手さんよろしくお願いします）

6/24 8:27

いざ、北沢峠へ

6/24 8:16

明日登頂予定の仙丈ケ岳

6/24 8:05

山がどんどん近くなります

6/24 8:42

鋸岳の鹿窓

6/24 8:41

甲斐駒ケ岳

6/24 8:35

双児山

6/24 8:53

北沢峠に到着

6/24 8:58

まずは野呂川出合へ

6/24 9:03

ミヤマハタザオ

6/24 9:24

シロバナヘビイチゴ

6/24 9:31

ヤマガラシ

6/24 9:46

野呂川出合に到着

6/24 9:46

両俣小屋まであと8km。遠いな〜

6/24 9:50

ミヤマハタザオ

6/24 10:00

ヨツバヒヨドリ（もう咲き始めています）

6/24 10:01

色づくヘビイチゴの実

6/24 10:05

カタバミ

6/24 10:11

ノコギリソウ（咲き始めです）

6/24 10:14

ニガナ

6/24 10:18

青空と仙丈ケ岳

6/24 10:22

青空と新緑の緑が映えます

6/24 10:22

清流と緑の輝き

6/24 10:26

イチモンジチョウ

6/24 10:40

滝の向こうの仙丈ケ岳

6/24 10:42

ナナカマドの花

6/24 10:48

オニシモツケ

6/24 10:53

カラマツソウ

6/24 11:03

ノギク

6/24 11:05

北岳

6/24 11:08

ちょこっと甲斐駒ケ岳

6/24 11:36

シロバナヘビイチゴがずっと両俣まで咲き続いてました

6/24 11:46

あと1km

6/24 11:47

ここからは河原沿いを歩きます

6/24 11:48

ヤマガラシ

6/24 11:49

ミヤマハタザオ

6/24 11:59

河原と緑

6/24 12:03

ゴゼンタチバナ

6/24 12:03

ゴゼンタチバナ

6/24 12:04

はじめましてのイチヨウラン。見れてよかった〜！

6/24 12:04

イチヨウラン

6/24 12:05

キソチドリ

6/24 12:05

キバナノコマノツメ

6/24 12:09

新緑の緑色がすごく鮮やか

6/24 12:09

クルマムグラ

6/24 12:12

両俣小屋に到着！

6/24 12:13

両俣小屋看板

6/24 12:13

標高は2,013m

6/24 12:21

雷鳥柄の椅子

6/24 12:21

両俣小屋のランチ、ドリンクメニュー

6/24 12:31

カップ麺（塩、みそ）いただきました

6/24 12:35

食堂には両俣近辺での大自然の写真がいっぱい

6/24 17:41

あひるもいっぱい

6/24 12:53

お庭には休憩用テーブル、椅子の上にテントタープ

6/24 13:00

すぐそばに渓流。イワナ釣りの聖地です

6/24 13:58

明日の仙丈ケ岳への登りの下見へ

6/24 13:54

マイヅルソウ

6/24 14:02

小屋に戻ってきました

6/24 14:02

テントタープ風に弱そうかも

6/24 12:21

オコジョのピンバッチ（\500）購入。どれもかわいいので迷ってしまいます。

6/24 13:11

両俣小屋の災害記録「41人の嵐(\1,000)」購入

6/24 12:17

この後、豆炭コタツで41人の嵐を完読。雨の午後、山小屋で読書にまったりと半日没頭するのもまた浮世離れの楽しさです。

6/24 13:25

気づくとミーコ（メス猫）がそっとこちらを伺っています

6/24 14:24

オス猫のミー

6/24 18:07

コップで水を飲みます。コップに顔がはまりそう。。

6/24 15:17

おすましミーコ（カメラ目線ポーズ中）

6/24 15:18

ミーコは2階の箱の中がおうちです（箱入り娘）

6/24 17:45

おうちの中のミーコ

6/24 17:25

夕飯はハンバーグと天ぷら（美味しいですよ）

6/25 4:23

両俣小屋の朝ごはん（栄養満点、元気が出ます！）

6/25 4:52

昨夜からものすごい風と大雨。仙塩尾根で仙丈ケ岳へ行く予定ですが・・・。

6/25 4:57

テントも潰れて、いたるところで暴風被害が。

6/25 5:21

増水も激しく、今回は撤退決定！

6/25 5:35

昨日通った登山道にも沢が流れ込み、川になってます。

6/25 5:54

登山道も一部壊れて、、あっ、ここは来た時もこんな感じだったね。

6/25 6:03

林道の草木も全て暴風雨でなぎ倒されています。

6/25 6:14

新しい倒木もいくつもあります。

6/25 6:21

人間の頭より大きい落石も多いです。

6/25 6:21

まだ落ちてきそう・・・

6/25 6:22

いたるところで増水した水が林道に流れ込んできます。

6/25 6:37

大きい落石も発生してます。

6/25 6:37

倒木して木っ端微塵に砕けてます。

6/25 6:42

大小いろいろな落石いっぱいです

6/25 6:45

生木も暴風で切れ折れて飛んできます

6/25 6:47

これ以上雨が強くなると土砂崩れ起こすかも。。

6/25 6:49

雨がカーテンのようになっています。

6/25 6:52

向かい風が強く息が苦しいです。谷沿いでこの状態だと稜線に向かってたら大変だったかも。撤退は正解ですね。

6/25 7:03

とうとう土砂崩れが発生しました。

6/25 7:03

まだ崩れそうな気配（写真撮ってる場合じゃないね）。

6/25 7:04

早く立ち去らないと・・・

6/25 7:04

林道を車での通過は困難です

6/25 7:05

濁流です

6/25 7:11

あ、カーブミラー落ちてる。これは行きもだったっけ。

6/25 7:15

何度も倒木というか落木

6/25 7:40

なんとか野呂川出合まで脱出！ふぅ〜

6/25 7:41

ここからは舗装道路。北沢峠まで約1時間がんばるぞ。

6/25 7:41

鮮やかな緑と滝

6/25 8:34

自宅でコーヒー淹れる為のお水をいただきます（水道水とは全然味が違いますから）。

6/25 8:58

北沢峠に無事帰還しました。

6/25 9:06

とりあえずこもれび山荘に避難

6/25 9:09

冷えた体に暖炉の炎が身にしみます

6/25 9:14

コーヒーで温まります

6/25 9:22

バス停の周りはクリンソウでいっぱい

6/25 9:23

薄いピンクのクリンソウもあります

6/25 12:23

ソースカツ丼\830＠信州高遠温泉「さくらの湯」（ここのソースかつ丼、大きいですよ）

6/25 13:35

ソフトクリーム\350＠大黒川PA

撮影機器：

PENTAX K-30 ペンタックス

Optio W90 ペンタックス

Optio WG-2 GPS ペンタックス

感想

Jinbei

♪両俣小屋に行ってきました♪

　「仙塩尾根（北部）を歩いてみたい」と、両俣小屋から仙丈ケ岳を経由して北沢峠へ戻る計画を練ったが、予報では天気は不安定で怪しい。梅雨の時期の山の天気は
正直行ってみないと分からないので、両俣小屋に行ってから判断！

　そして両俣小屋といえば登山・釣りともに有名な小屋。小さな山小屋だが、北の船窪、南の両俣と言われるほど？評判の素敵な小屋なので、以前から行ってみたいと思っていた。

　初日は予想外にも曇り時々晴れな天気。両俣への林道歩きもアップダウンがほどよくあり退屈させないコース。常に渓谷下の渓流が見え、仙丈ケ岳、北岳、甲斐駒ケ岳がところどころで見えるので稜線を歩いているような心地よさを感じる。

　小屋近くでは沢のすぐそばを歩き、花の数も断然増える。ランの希少種イチヨウランに出会えたのは嬉しい限り！ここ最近の雨で緑の色がとても鮮やかで飽きることがない。小屋近辺のこの景色、こういう感じ大好き！

　小屋番の星さんは気さくな方でとても親しみやすく（「41人の嵐」の著者であり、両俣の災害から登山客の人命を守った本人です）、夕食、朝食も美味しく、常連さんが多いのも頷ける。また、小屋では猫ちゃん（ミー、ミーコ）が遊んでくれて、猫好きにはたまりません（ということは猫嫌いには・・・）。

　予想よりも早く昼過ぎから振り続けた雨は夜半には暴風雨になり、翌朝も台風のような状態。この谷での暴風を見て、稜線の状況は危険なことが想像できるので、すぐに撤退決定。

　道中の林道は至る所で増水、落石、倒木、土砂崩れが発生しており、台風のような強風にあおられることもあり、撤退は正解と改めて認識。長い長い仙塩尾根、今回は入る前に撤退となりましたが、少しずつ挑んでいきたいと思います。

　早めに小屋に着いてずっと読書＆ネコネコ三昧。何と贅沢な時間でしょう！ピークをとることだけが山の楽しみではないことを改めて感じさせてもらえた、そんな素敵な雨の一日でした。