ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 932855
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

天祖山 - 美しい森も『3K』もホントでした

2016年08月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
tokumura その他1人
GPS
--:--
距離
13.5km
登り
1,226m
下り
1,227m

コースタイム

日帰り
山行
5:31
休憩
1:31
合計
7:02
9:00
50
東日原BS
9:50
10:03
47
天祖山登山口
10:50
11:05
83
拝殿跡
12:28
12:52
58
天祖山
13:50
14:02
37
拝殿跡
14:39
14:40
7
天祖山登山口
14:47
15:13
49
ガニ沢出合いのカツラ
16:02
東日原BS
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:西東京バス 奥多摩駅 8:35発 東日原行
復路:西東京バス 東日原 16:17発 奥多摩駅行
コース状況/
危険箇所等
★登山口から標高差にして150mの区間は【非常な】急斜面になっており、危険個所もここに集中しています。下山時は集中力MAXで臨む事。
★滑落事故のあった場所にはロープが張られていて危険は減じられています。
★急登は拝殿跡の上100mまで。その後は一息つけますが、数度の偽ピークにがっかりさせられます (・_ ・。)
★拝殿跡の道標に書かれた ”山頂まで1時間” はちょっとアグレッシブ。1時間半ぐらいが相場だと思います。
★山行全体の累積標高差は1200m程度です。
その他周辺情報 ★東日原BS近く、郵便局の隣りの食堂 (ラーメンの暖簾) にビールあります。
★日原鍾乳洞へは、バス利用をお薦めします。
満員の東日原行バスの中で。健気ではありますが引っ越しをお薦めします。
4
満員の東日原行バスの中で。健気ではありますが引っ越しをお薦めします。
川乗橋で2/3は降りましたが、意外と多くの人が日原まで。
2
川乗橋で2/3は降りましたが、意外と多くの人が日原まで。
お〜〜〜!(@ 0 @;)
これがかの稲村岩ですか!
(初めて見ました)
6
お〜〜〜!(@ 0 @;)
これがかの稲村岩ですか!
(初めて見ました)
ヨコスズ尾根の巨樹コース入口。
バス停からわりと離れてました。

てくてくと天祖山登山口を目指します。
2
ヨコスズ尾根の巨樹コース入口。
バス停からわりと離れてました。

てくてくと天祖山登山口を目指します。
公衆トイレがあります。帰りに使わせて頂きましたが、きれいでした!
2
公衆トイレがあります。帰りに使わせて頂きましたが、きれいでした!
日原鍾乳洞方面と別れて、日原林道へ進みます。
2
日原鍾乳洞方面と別れて、日原林道へ進みます。
ボタンヅルです。良く似たセンニンソウは葉が丸い。
4
ボタンヅルです。良く似たセンニンソウは葉が丸い。
山道より林道沿いで良く見るメハジキ。
3
山道より林道沿いで良く見るメハジキ。
ほぼ終盤でしたが、少しイワタバコが咲き残っていました。
5
ほぼ終盤でしたが、少しイワタバコが咲き残っていました。
ずっと林道を歩きます。前のカップルは軽装ですが雲取山かな。いかにも健脚そうなお二人でした。
2
ずっと林道を歩きます。前のカップルは軽装ですが雲取山かな。いかにも健脚そうなお二人でした。
絶対に帰りには顔ザブするぞ!
3
絶対に帰りには顔ザブするぞ!
八丁橋を渡ると
すぐに天祖山登山口です。
2
すぐに天祖山登山口です。
ゲンノショウコが咲き始めてました。
4
ゲンノショウコが咲き始めてました。
見上げる急斜面!石組みの九十九折れの道から始まります。
2
見上げる急斜面!石組みの九十九折れの道から始まります。
危なっかしいロープ場の途中でしたが珍しかったので。(conroyさんへ)
3
危なっかしいロープ場の途中でしたが珍しかったので。(conroyさんへ)
尾根に乗ってホッとします。ここから下、下山時には要注意です!
2
尾根に乗ってホッとします。ここから下、下山時には要注意です!
タマゴタケ?(conroyさんへ)
2
タマゴタケ?(conroyさんへ)
初めて開けた場所には雨量計がありました。お隣の八丁山(?)が良く見えてます。
2
初めて開けた場所には雨量計がありました。お隣の八丁山(?)が良く見えてます。
この杉並木は人工の参道ですね。
2
この杉並木は人工の参道ですね。
雨量計からすぐに拝殿跡です。心霊スポットになりそう!

ここまでキツイ登りでした。大休止を取ります。
2
雨量計からすぐに拝殿跡です。心霊スポットになりそう!

ここまでキツイ登りでした。大休止を取ります。
拝殿跡から上100mまでは急登が続きます。もうひといき!
拝殿跡から上100mまでは急登が続きます。もうひといき!
群生してたきのこ (conroyさんへ)
3
群生してたきのこ (conroyさんへ)
ようやくなだらかになりました!いい雰囲気の林ですね。
ようやくなだらかになりました!いい雰囲気の林ですね。
ダケカンバが出てくると標高1500mあたりまで登ってきたという事。
2
ダケカンバが出てくると標高1500mあたりまで登ってきたという事。
端正なきのこ!(conroyさんへ)
2
端正なきのこ!(conroyさんへ)
岩稜帯に入りました。石灰岩です。
2
岩稜帯に入りました。石灰岩です。
キヌタソウ。
ミヤマヤブタバコ。たくさん見られました。
3
ミヤマヤブタバコ。たくさん見られました。
地表に苔や芝が多くなってきました。いい雰囲気!
3
地表に苔や芝が多くなってきました。いい雰囲気!
ソバナです。
イケマかな。
ブナ林です。丹沢の稜線とよく似た雰囲気。
2
ブナ林です。丹沢の稜線とよく似た雰囲気。
ホタルブクロ。
何度か偽ピークに騙されます〜 (x_x)
2
何度か偽ピークに騙されます〜 (x_x)
やっと…かな?

いい雰囲気の広場に出ました。建物も見えます。
2
やっと…かな?

いい雰囲気の広場に出ました。建物も見えます。
社務所的な建物のようです。
2
社務所的な建物のようです。
片方の祠が新しい。まだ信者が活動しているんですね。
2
片方の祠が新しい。まだ信者が活動しているんですね。
スギの並木道を通って神社の待つ山頂へ!
2
スギの並木道を通って神社の待つ山頂へ!
山頂到着です!結構きつかった。
3
山頂到着です!結構きつかった。
アイスコーヒーとランチパックのお昼でした。カレーパンは食べませんでした。
4
アイスコーヒーとランチパックのお昼でした。カレーパンは食べませんでした。
見晴らしも無いし、昼食を済ませたらそそくさと下山です。
2
見晴らしも無いし、昼食を済ませたらそそくさと下山です。
オトギリソウ。
杯のようなきのこ (conroyさんへ)
3
杯のようなきのこ (conroyさんへ)
社務所まわりの広場はいい雰囲気でした。お昼寝でもしたくなるような場所です。
3
社務所まわりの広場はいい雰囲気でした。お昼寝でもしたくなるような場所です。
美白きのこ (conroyさんへ)
2
美白きのこ (conroyさんへ)
ホソバシュロソウ。
5
ホソバシュロソウ。
崩れた祠が。登ってくるときには気付きませんでした。
崩れた祠が。登ってくるときには気付きませんでした。
落ち葉が多すぎるのか、下生えは皆無です。
2
落ち葉が多すぎるのか、下生えは皆無です。
オレンジ-ピンク系の目立つ色でした。(conroyさんへ)
2
オレンジ-ピンク系の目立つ色でした。(conroyさんへ)
登って来る時には気付きませんでしたが、北側の斜面にカラマツ林が広がっています。
2
登って来る時には気付きませんでしたが、北側の斜面にカラマツ林が広がっています。
リョウブの花。
降りるのは早い!ここで一休みして危険な下りに備えます。
降りるのは早い!ここで一休みして危険な下りに備えます。
北側のタワ尾根が見えました。あちらを含めての周回はかなりタフな行程ですね。
3
北側のタワ尾根が見えました。あちらを含めての周回はかなりタフな行程ですね。
この標識から下は危険地帯です。
この標識から下は危険地帯です。
ヘリの音が近づいてくるので立ち止まって見ていると、目の前の谷間を低高度でレスキューヘリが通過。直後に我々の上空をフライバイしていきました。

要救助者が近くに居るのかな…?
ヘリの音が近づいてくるので立ち止まって見ていると、目の前の谷間を低高度でレスキューヘリが通過。直後に我々の上空をフライバイしていきました。

要救助者が近くに居るのかな…?
葉の形から、コモチマンネングサかと。
4
葉の形から、コモチマンネングサかと。
ニガクサですかね。
4
ニガクサですかね。
ずいぶん下に日原林道が見えます。
ずいぶん下に日原林道が見えます。
最後は慎重に降りました!
2
最後は慎重に降りました!
ここから沢まで降りられます。
ここから沢まで降りられます。
ガニ沢出合のカツラ。
2
ガニ沢出合のカツラ。
やっぱり暑い夏は沢で顔ザブしないと!
2
やっぱり暑い夏は沢で顔ザブしないと!
サッパリして、バスの時間に合わせて時間調整。ゆっくりと寛ぎました (^∇^)
2
サッパリして、バスの時間に合わせて時間調整。ゆっくりと寛ぎました (^∇^)
先週に続いてここでもカラスアゲハが舞っていました。
5
先週に続いてここでもカラスアゲハが舞っていました。
凄い絶壁。この付近の谷はみんな急峻ですね。
2
凄い絶壁。この付近の谷はみんな急峻ですね。
イセ橋の上より。とても美しい渓谷です。
4
イセ橋の上より。とても美しい渓谷です。
恐らく日原鍾乳洞を訪れる人達の渋滞。こんな山奥でこんな大渋滞を見るとは!

日原鍾乳洞へはバスのご利用をお薦めします。
3
恐らく日原鍾乳洞を訪れる人達の渋滞。こんな山奥でこんな大渋滞を見るとは!

日原鍾乳洞へはバスのご利用をお薦めします。
ビール最高!サービスでもろきゅうまで頂きました。おばあちゃんありがとう!きついお山でしたが、初日原楽しかったです〜♡

おつかれやまでした〜 (^∇^)/
4
ビール最高!サービスでもろきゅうまで頂きました。おばあちゃんありがとう!きついお山でしたが、初日原楽しかったです〜♡

おつかれやまでした〜 (^∇^)/

装備

個人装備
Tシャツ ショートパンツ アームカバー 機能タイツ 靴下 グローブ ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ レインポンチョ レインパンツ レスキューシート

感想

奥多摩の天祖山に登って来ました。

同じ日原から登れる大人気の鷹ノ巣山とほぼ同じ標高なのに、”3Kの山”として人気は全く無いらしいですね。3Kとは『キツい』『危険』『景色が悪い』の3つ。おまけに、縦走に組み込もうと考えると日帰りには厳しいルートしか組めず、登山口からの往復しか無い。ピストンはつまらないので、私自身も出来るだけ縦走でプランを作ります。良く分かる話です。何でそんな山に登る気になったかって? それは登山道の大部分が原生林であるから。都内から日帰りで歩ける原生林は非常に少ないのです。今回は所属するハイキングサークルの方々に声をかけてみて、一名のメンバーさんから同行の申し出がありました…奇特な方です!

さて、実際に登ってみると残念ながら『3K』は事実でした。のっけからきつい急登となり、600m程ほど登ってからようやく落ち着けるものの足場の悪い岩稜帯もあって気が抜けない。登山口から標高差にして150m程の区間は『非常な』急斜面で、山行後に知りましたが死亡事故が起きている危険個所があります。ただし、その現場は現在ロープが張られていて危険は減じられています。そして、登山道からも山頂からも全くと言っていい程景色が見えない。6月に登った飛龍山と似たような感じ。あちらは絶景スポットがありましたが、こちらには全く無し…でした。

サークルの方を気軽に誘える山では無かったようです。同行されたメンバーさんも『この山には二度と登らない』と仰ってました (^-^;) ただし、いいトレーニングにはなったようですよ。私自身も、真夏に登る山ではないと感じました。紅葉時や”山笑う春”に歩くべきなのでしょう。

下山後の日原の食堂で飲んだビールが美味しかった^^
80歳前後のおばあちゃんが店番をやってて、サービスでもろきゅう(もろ味噌じゃなかったけど^^)頂いちゃって。鷹ノ巣山や三ッドッケには是非登ってみたいので、また近々日原に来る事になるでしょう。

暑い中お疲れやまでした (^∇^)/

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:572人

コメント

キノコきのこ^ ^
tokumuraさん

こんばんは。
今回もたくさんのキノコありがとうございます!大好きなのばっかりです♪
タマちゃんをまだ今年は見ておらず…
羨ましいです(笑)

お花もたくさんあって、顔ざぶできて、
いいトレーニングでしたね!

最後のビールにとても惹かれました(-_^)
お疲れ様でした。

con
2016/8/8 18:22
Re: キノコきのこ^ ^
conroyさん
こんばんは^^

今の季節キノコ多いですね。花もまた少し増え始めたようです。
ムラサキシメジらしいのも見かけたのですが、ブレブレで掲載するに堪えない写真になってしまいました (x_x)

タマちゃんまだでしたか!
結構目撃率高いキノコだから大丈夫です!

やっぱり夏の山行後はビールですね〜
あんまりキツい行程だとコーラの方が飲みたくなりますが、ビールがうまい程度で抑えておいた方が、いいですね
2016/8/8 23:22
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら