記録ID: 935608
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無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
日光白根山:菅沼登山口〜頂上〜前白根山〜金精峠周回
2016年08月06日(土) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:44
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,300m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 7:43
【菅沼登山口〜弥陀ヶ池】景色もあまりなく、単調な登山道で、始めはハンゴンソウやキオンが咲き、山間部に入るとカニコウモリが沢山咲いていました。どの山の1ピッチ目と同じで、黙々と我慢の歩きでした。
【弥陀ヶ池〜日光白根山】弥陀ヶ池に着くと突然展望が開け、鏡のような水面に奥白根山が映って気持ちが一気に高揚します。木道脇にはマルバダケブキが沢山咲いており、雲一つない紺碧の空に白根山が浮かんでいました。樹林限界を越えて、山頂目指して岩肌が露出した登山道を一歩一歩高度を上げて行きます。振り返ると弥陀ヶ池が俯瞰でき、遠くには尾瀬の燧ヶ岳の双耳峰が望めます。やがて岩稜となって反対側のロープウェイ終点の景色も望め、頂上に着きます。
【頂上〜五色避難小屋〜五色沼】頂上周辺の草原はいろいろな高山植物が咲いており、避難小屋に向けてジグザグに下り出すと周りの斜面はマルバダケブキのお花畑と化します。下りきって平坦になるとやがて五色避難小屋に着きます。他の登山者がみな五色沼に向かうので、地図を見て遠回りになるが、直接前白根山に行く予定を変更して五色沼経由で前白根山に登ることにしました。
【五色沼〜前白根山】コースタイムは40分の登りでしたが30分で稜線の道に合流しました。途中で水場も確認できたのは収穫でした。前白根山に登る最後のガレ場のジグザグ道の傍らに真っ赤なコマクサが咲いていて期待していなかったので驚きでした。先を歩く登山者が登山道から外れて屈み込んで写真を撮っている姿を見ていなかったら気付かずに通り過ぎたかも知れません。
【前白根山〜五色山】左下に五色沼を俯瞰し、その上部に奥白根山が聳える構図はどこまでも撮影ポイントが連続するプロムナードのようです。昨秋も天気が悪い中、カラマツの黄色と五色沼がきれいで絵になったことを思い出しました。
【五色山〜金精峠】ここで道を間違ったことは感想に記した通り。金精山までは時折右手に湯元の街並と湯ノ湖を俯瞰する不思議な景観です。金精山から金精峠までの下りは今回のコースの中で一番緊張するところです。ロープや梯子はあるものの疲労が蓄積した体には結構きつく、とても精神的に疲れました。神社を過ぎ、平坦な峠に着くとホッとします。
【金精峠〜菅沼登山口】荒れた沢の中を歩く部分が多く、降雨の最中や直後は濁流になるのでないかと思われる道です。水は流れていませんが、左岸を歩いたり、右岸を歩いたりしながら下って行きます。やがて車道を走るエンジン音が聞こえ出すと登山口は近いです。最後に車道に飛び出て少し歩くと登山口にある茶屋(店)が見えてきてゴールとなります。
【弥陀ヶ池〜日光白根山】弥陀ヶ池に着くと突然展望が開け、鏡のような水面に奥白根山が映って気持ちが一気に高揚します。木道脇にはマルバダケブキが沢山咲いており、雲一つない紺碧の空に白根山が浮かんでいました。樹林限界を越えて、山頂目指して岩肌が露出した登山道を一歩一歩高度を上げて行きます。振り返ると弥陀ヶ池が俯瞰でき、遠くには尾瀬の燧ヶ岳の双耳峰が望めます。やがて岩稜となって反対側のロープウェイ終点の景色も望め、頂上に着きます。
【頂上〜五色避難小屋〜五色沼】頂上周辺の草原はいろいろな高山植物が咲いており、避難小屋に向けてジグザグに下り出すと周りの斜面はマルバダケブキのお花畑と化します。下りきって平坦になるとやがて五色避難小屋に着きます。他の登山者がみな五色沼に向かうので、地図を見て遠回りになるが、直接前白根山に行く予定を変更して五色沼経由で前白根山に登ることにしました。
【五色沼〜前白根山】コースタイムは40分の登りでしたが30分で稜線の道に合流しました。途中で水場も確認できたのは収穫でした。前白根山に登る最後のガレ場のジグザグ道の傍らに真っ赤なコマクサが咲いていて期待していなかったので驚きでした。先を歩く登山者が登山道から外れて屈み込んで写真を撮っている姿を見ていなかったら気付かずに通り過ぎたかも知れません。
【前白根山〜五色山】左下に五色沼を俯瞰し、その上部に奥白根山が聳える構図はどこまでも撮影ポイントが連続するプロムナードのようです。昨秋も天気が悪い中、カラマツの黄色と五色沼がきれいで絵になったことを思い出しました。
【五色山〜金精峠】ここで道を間違ったことは感想に記した通り。金精山までは時折右手に湯元の街並と湯ノ湖を俯瞰する不思議な景観です。金精山から金精峠までの下りは今回のコースの中で一番緊張するところです。ロープや梯子はあるものの疲労が蓄積した体には結構きつく、とても精神的に疲れました。神社を過ぎ、平坦な峠に着くとホッとします。
【金精峠〜菅沼登山口】荒れた沢の中を歩く部分が多く、降雨の最中や直後は濁流になるのでないかと思われる道です。水は流れていませんが、左岸を歩いたり、右岸を歩いたりしながら下って行きます。やがて車道を走るエンジン音が聞こえ出すと登山口は近いです。最後に車道に飛び出て少し歩くと登山口にある茶屋(店)が見えてきてゴールとなります。
天候 | 晴れのち時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・菅沼登山口駐車場は1日1000円(夜間は無人の場合でも帰りに徴収される) ・隣の茶屋?(菱屋)の協力で店外にあるトイレを利用できる(24時間可能) ・丸沼高原から菅沼の間はカーブが多く、休日昼間は車が多いので運転注意(下りで曲がり切れなかった車が対向車線の車とガードレールにぶつかった事故処理現場に遭遇しました)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・指導標も登山道もしっかり整備されていて下記2箇所以外は危険なところはない。 ・頂上周辺は岩峰が複数ある地形となっており、踏み跡も多くあって、ガスると下山ルートが分かりにくい。 ・金精山から金精峠に下る登山道は急峻でロープや梯子があってスリップ・滑落注意。 |
その他周辺情報 | 温泉紹介(沼田ICからのルート沿い) ・蒲田から丸沼高原に向かう途中に白根温泉・薬師の湯 http://xn--nbk478kd3exthjxb.enjoy-gunma.com/sirane_yakusinoyu.html ・丸沼高原・座禅温泉 http://www.marunuma.jp/rest/spa/ ・道の駅白沢・望郷の湯(ここを利用しました、2時間まで560円) http://www.boukyou.com/index.html |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サブザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
・8月7日〜8日に山小屋1泊2日で高校時代の仲間と尾瀬に行くことになっていて、梅雨明け後の好天も期待できたので、8月5日〜6日で同じ尾瀬にテント泊1泊2日で燧ヶ岳に行くつもりでいたが、天気予報では金曜午後に雨が降る可能性が大きかったのでテント泊は難しいと考え、近辺の日帰りできる山を探して、花が良さそうな日光白根山に土曜日に行くことにしました。
・結果として天気も良く、花も多く、阿弥陀ヶ池からの白根山や、外輪山からの五色沼も見事なまでのエメラルドグリーンに見えて素晴らしい山行となりました。
・ただ、五色山での分岐を間違ったルートに行ってしまって気付いて戻ったら往復で30分もロスしてしまったのは自分ながら恥ずかしい失敗でした。午後になって雲が湧いてきて、夕立の心配もあったので、焦っていたのかも知れません。金精峠に行くべきところで、分岐標識の湯元(これが正解)が金精峠に行かないルートだと勝手に思い込んで左側に行ってしまいました。左側は標識にはちゃんと弥陀ヶ池方面と書かれていたのに確認を怠りました。昨年10月13日に今回と同じルートで歩いていたので、間違えるはずがないと変な自信を持っていたようです。
・花の最盛期も過ぎて、夏から秋へ向かう時期の花が多かったですが、いろいろな花が咲いていました。でも、今回多く見かけたのはハンゴンソウ、カニコウモリ、マルバダケブキでした。まとまって咲いていると迫力があり、きれいです。
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日光・那須・筑波 [日帰り]
日光白根山周回(湯元〜外山鞍部〜前白根山〜避難小屋〜奥白根山〜弥陀ヶ池〜五色沼〜五色山〜国境平〜湯元)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
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日光・那須・筑波 [日帰り]
日光白根山〈奥白根山〉(菅沼キャンプ場→弥陀ヶ池→山頂→五色沼→菅沼キャンプ場)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
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