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Yamareco

記録ID: 939643
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

【奥多摩納涼花火大会】海沢探勝路〜大岳山〜鋸山【丁27.0】

2016年08月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:15
距離
16.2km
登り
1,554m
下り
1,563m

コースタイム

日帰り
山行
4:52
休憩
0:24
合計
5:16
11:59
39
12:38
12:38
9
アメリカキャンプ村
12:47
12:47
28
海沢キャンプビレッジ
13:15
13:17
3
13:20
13:25
5
三つ釜の滝
13:30
13:34
11
ネジレノ滝
13:45
13:49
68
14:57
15:01
51
15:52
15:54
8
16:02
16:02
32
16:34
16:34
22
16:56
16:57
12
17:09
17:11
4
氷川神社
17:15
奥多摩駅
天候 曇りも晴れ間あり
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:白丸駅
復路:奥多摩駅
コース状況/
危険箇所等
海沢探勝路は「悪路」と書いてあるが、鋸尾根の方が悪路だろう。草薮が煩い程度。ただ、沢沿いで濡れているのでスリップ注意。
鋸尾根については、「鋸」の名がつく所はしんどいものと心得るべし。
海沢探勝路へは鳩ノ巣駅から尾根筋を行く道もあるが、涼しい沢おいを歩くため白丸駅から開始。
2016年08月13日 11:59撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 11:59
海沢探勝路へは鳩ノ巣駅から尾根筋を行く道もあるが、涼しい沢おいを歩くため白丸駅から開始。
道を間違えた。あの橋を渡らねばらない。
2016年08月13日 12:03撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 12:03
道を間違えた。あの橋を渡らねばらない。
軌道修正。
2016年08月13日 12:08撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 12:08
軌道修正。
やはり夏はウォータースポーツですな。
2016年08月13日 12:08撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 12:08
やはり夏はウォータースポーツですな。
数馬峡の反対側は静か。
2016年08月13日 12:08撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 12:08
数馬峡の反対側は静か。
鳩ノ巣方面は通行止。
2016年08月13日 12:09撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 12:09
鳩ノ巣方面は通行止。
2016年08月13日 12:11撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 12:11
数馬峡沿いの道は落石注意だ。
2016年08月13日 12:12撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 12:12
数馬峡沿いの道は落石注意だ。
コバルトブルーの川の中に上流から流れてきたと思われる大岩が鎮座している。
2016年08月13日 12:13撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
8/13 12:13
コバルトブルーの川の中に上流から流れてきたと思われる大岩が鎮座している。
トンネルを抜けて暫くすれば氷川、海沢の街。
2016年08月13日 12:17撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 12:17
トンネルを抜けて暫くすれば氷川、海沢の街。
街の方は曇っていたが、到着してから陽が射すようになった。
2016年08月13日 12:26撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 12:26
街の方は曇っていたが、到着してから陽が射すようになった。
ここで川を渡らず、向こう側の道に右折する(標識あり)。
2016年08月13日 12:29撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 12:29
ここで川を渡らず、向こう側の道に右折する(標識あり)。
沢沿いだが、まだ水量が少なく、涼しさは木陰のため。
2016年08月13日 12:31撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 12:31
沢沿いだが、まだ水量が少なく、涼しさは木陰のため。
アメリカキャンプ村。多くの家族連れが水遊びやバーベキューに興ずる。
2016年08月13日 12:38撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 12:38
アメリカキャンプ村。多くの家族連れが水遊びやバーベキューに興ずる。
沢の水量が増えて水でも涼しくなってきた。
2016年08月13日 12:44撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 12:44
沢の水量が増えて水でも涼しくなってきた。
車で奥の海沢園地まで行けるのでトンネルではすれ違い注意。
2016年08月13日 12:45撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 12:45
車で奥の海沢園地まで行けるのでトンネルではすれ違い注意。
海沢キャンプビレッジ
2016年08月13日 12:47撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 12:47
海沢キャンプビレッジ
海沢園地
2016年08月13日 13:15撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:15
海沢園地
園地から滝を目指す。
2016年08月13日 13:17撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:17
園地から滝を目指す。
苔生した沢沿いの道を行く。
2016年08月13日 13:19撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:19
苔生した沢沿いの道を行く。
最初の滝、三つ釜滝
2016年08月13日 13:21撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:21
最初の滝、三つ釜滝
階段で上へ。
2016年08月13日 13:22撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:22
階段で上へ。
滝を上から見下す。右奥はワサビ田。
2016年08月13日 13:23撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:23
滝を上から見下す。右奥はワサビ田。
Chineseもスッポコポンになって大はしゃぎ。
2016年08月13日 13:24撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:24
Chineseもスッポコポンになって大はしゃぎ。
一番上の滝
2016年08月13日 13:24撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:24
一番上の滝
次にネジレ滝へ向かう。
2016年08月13日 13:27撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:27
次にネジレ滝へ向かう。
岩が濡れているので通行は慎重に。
2016年08月13日 13:30撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:30
岩が濡れているので通行は慎重に。
あのちっちゃいのがネジレノ滝かな。
2016年08月13日 13:30撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:30
あのちっちゃいのがネジレノ滝かな。
ネジレノ滝本体はもう少し奥。
2016年08月13日 13:31撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
8/13 13:31
ネジレノ滝本体はもう少し奥。
滝なのにと言うべきか、滝だからと言うべきか、どんどん高度を上げていく。
2016年08月13日 13:38撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:38
滝なのにと言うべきか、滝だからと言うべきか、どんどん高度を上げていく。
すれ違い要注意箇所
2016年08月13日 13:40撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:40
すれ違い要注意箇所
大滝
2016年08月13日 13:45撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
8/13 13:45
大滝
大滝近影
2016年08月13日 13:48撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:48
大滝近影
大岳山(悪路)へ。
2016年08月13日 13:54撮影 by  XQ2, FUJIFILM
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8/13 13:54
大岳山(悪路)へ。
2016年08月13日 13:57撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:57
そこそこ急登
2016年08月13日 13:57撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 13:57
そこそこ急登
木漏れ日の中を歩く。
2016年08月13日 14:00撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 14:00
木漏れ日の中を歩く。
道中、草叢の煩い箇所あり。
2016年08月13日 14:04撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 14:04
道中、草叢の煩い箇所あり。
渡渉箇所
2016年08月13日 14:08撮影 by  XQ2, FUJIFILM
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8/13 14:08
渡渉箇所
確かに悪路だ。
2016年08月13日 14:09撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 14:09
確かに悪路だ。
軌道の下を潜る。
2016年08月13日 14:13撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 14:13
軌道の下を潜る。
ワサビ田
2016年08月13日 14:14撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 14:14
ワサビ田
沢を離れて急登再開。
2016年08月13日 14:25撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 14:25
沢を離れて急登再開。
御岳山のロックガーデンも良いが、こちらもなかなか。
2016年08月13日 14:28撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
8/13 14:28
御岳山のロックガーデンも良いが、こちらもなかなか。
尾根に上がる。
2016年08月13日 14:40撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 14:40
尾根に上がる。
尾根に乗った後は若干楽。
2016年08月13日 14:50撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 14:50
尾根に乗った後は若干楽。
本線に合流。
2016年08月13日 14:53撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 14:53
本線に合流。
木の根と岩の急登を経て
2016年08月13日 14:54撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 14:54
木の根と岩の急登を経て
大岳山頂到着。
2016年08月13日 14:57撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 14:57
大岳山頂到着。
曇天のため展望は無い。
2016年08月13日 14:58撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 14:58
曇天のため展望は無い。
東南アジアンが騒がしかったので早々に降りる。
2016年08月13日 15:01撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 15:01
東南アジアンが騒がしかったので早々に降りる。
大岳山の近辺は岩や鎖、えぐれた箇所が続く。
2016年08月13日 15:09撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 15:09
大岳山の近辺は岩や鎖、えぐれた箇所が続く。
難所を過ぎれば大岳山〜鋸山間はほぼ平坦な道。
2016年08月13日 15:12撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 15:12
難所を過ぎれば大岳山〜鋸山間はほぼ平坦な道。
雲は多いが時折日が差す。
2016年08月13日 15:40撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 15:40
雲は多いが時折日が差す。
再度岩が出てきたということは鋸山も近いようだ。
2016年08月13日 15:40撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 15:40
再度岩が出てきたということは鋸山も近いようだ。
岩がゴロゴロしてきたら、
2016年08月13日 15:42撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 15:42
岩がゴロゴロしてきたら、
大ダワ/鋸山の分岐。
2016年08月13日 15:44撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 15:44
大ダワ/鋸山の分岐。
鋸山への道冒頭、大きな岩が出迎える。
2016年08月13日 15:45撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 15:45
鋸山への道冒頭、大きな岩が出迎える。
短い間だが急な上り。
2016年08月13日 15:48撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 15:48
短い間だが急な上り。
鋸山
2016年08月13日 15:52撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 15:52
鋸山
鋸尾根を氷川市街へ。5kmくらいか。
2016年08月13日 15:55撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 15:55
鋸尾根を氷川市街へ。5kmくらいか。
16時近くともなると歩く人もポツポツだ。
2016年08月13日 15:58撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 15:58
16時近くともなると歩く人もポツポツだ。
ガシガシ下る。
2016年08月13日 16:03撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 16:03
ガシガシ下る。
この辺りは整備しなおされたようだ。
2016年08月13日 16:03撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 16:03
この辺りは整備しなおされたようだ。
16時を過ぎて薄暗くなってきたことに秋を若干感じる。
2016年08月13日 16:14撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 16:14
16時を過ぎて薄暗くなってきたことに秋を若干感じる。
鎖場上からの眺め
2016年08月13日 16:27撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 16:27
鎖場上からの眺め
鎖場の岩下り
2016年08月13日 16:27撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 16:27
鎖場の岩下り
下ってきたところ。巻けるので心配は無用。
2016年08月13日 16:28撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 16:28
下ってきたところ。巻けるので心配は無用。
鎖の岩場後、さらに高度をガクンと下げる。
2016年08月13日 16:31撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 16:31
鎖の岩場後、さらに高度をガクンと下げる。
アクセントのようにある岩を上ると、
2016年08月13日 16:32撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 16:32
アクセントのようにある岩を上ると、
天聖神社に出る。
2016年08月13日 16:34撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 16:34
天聖神社に出る。
ここから花火は見えないかな。
2016年08月13日 16:34撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 16:34
ここから花火は見えないかな。
天聖神社を過ぎれば下山は間近。
2016年08月13日 16:39撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 16:39
天聖神社を過ぎれば下山は間近。
2016年08月13日 16:43撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 16:43
鋸尾根から下山。
2016年08月13日 16:51撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 16:51
鋸尾根から下山。
花火打ち上げ準備中のところを横切って愛宕神社へ。
2016年08月13日 16:53撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 16:53
花火打ち上げ準備中のところを横切って愛宕神社へ。
愛宕神社
2016年08月13日 16:56撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 16:56
愛宕神社
祭りの太鼓が響く中、「子供は帰りませう」の定時放送が流れる。
2016年08月13日 17:00撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
8/13 17:00
祭りの太鼓が響く中、「子供は帰りませう」の定時放送が流れる。
花火打ち上げ準備中だけあって立入禁止中。
2016年08月13日 17:06撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 17:06
花火打ち上げ準備中だけあって立入禁止中。
奥多摩・氷川市街
2016年08月13日 17:07撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 17:07
奥多摩・氷川市街
多摩側の河原はキャンプ客で賑わう。
2016年08月13日 17:07撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 17:07
多摩側の河原はキャンプ客で賑わう。
氷川神社にご挨拶。
2016年08月13日 17:09撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 17:09
氷川神社にご挨拶。
奥多摩駅帰着。
2016年08月13日 17:15撮影 by  XQ2, FUJIFILM
8/13 17:15
奥多摩駅帰着。
花火大会の前に小さな花火が打ち上がる。
2016年08月13日 18:47撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
8/13 18:47
花火大会の前に小さな花火が打ち上がる。
奥多摩
2016年08月13日 20:10撮影 by  XQ2, FUJIFILM
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8/13 20:10
奥多摩
納涼
2016年08月13日 20:12撮影 by  XQ2, FUJIFILM
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8/13 20:12
納涼
花火
2016年08月13日 20:12撮影 by  XQ2, FUJIFILM
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8/13 20:12
花火
大会
2016年08月13日 20:20撮影 by  XQ2, FUJIFILM
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8/13 20:20
大会
奥多摩駅が激混みなので、花火が終わった後も暫く祭りを楽しむ。
2016年08月13日 20:26撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
8/13 20:26
奥多摩駅が激混みなので、花火が終わった後も暫く祭りを楽しむ。

感想

立秋も過ぎ、少なくとも東日本においては酷暑の勢いは衰えてくる。しかしながら、この季節は台風も接近するようになり天気そのものが揺らいでくる。
せっかく休暇をとっても東日本において最も好天が見込めるのは13日。週が明ければ雨が続く予報だ。そのため、13日に山行をして、あとの休暇は、ここ最近の相次ぐ遠征で荒れ果てた部屋の整理をすることとした。
では、どこへ行こうか。前週末に北アルプスに遠征したので、また遠征する気持ちも予算も乏しかった。では日光に涼みに行こうかとも思ったが、栃木方面の天気はイマイチの模様。あ、そういえば奥多摩で花火大会があったな。夏の低山は暑いというが、沢や滝を巡れば涼を得られる。早速、御前山、大岳山の滝を巡ることとして計画を練る。

が、当日朝になると、前夜に『コクリコ坂から』を見て寝るのが遅くなったためか、花火開始まで間が空くのを慮ったためか、どうも出かける気が起きない。リオ五輪の様子を見ながら緩々と準備をし、計画も縮小して出発。時間が下るほど出かけようとする気も下がってきて、空も曇天。テンションも上がらない。しまいには電車内に忘れ物をする始末だ。

そういう立ち上がりではあったが、奥多摩に降り立って出発する頃には晴れ間も見え、かといって気温もそれほど高く感じず、徐々に心は平静を取り戻していく。7月末に北高尾を歩いた時も意外と暑くないなと感じたが、今回も木立、そして沢によってかなり暑さが和らげられたようだ。そして、沢を詰めた所にある滝はいずれも見事で、夏の暑い日に終日過ごすというのもなかなか良さそうだ。来夏は友人を誘って来てみよう。

山と高原地図では破線ルートとなっているが、海沢から大岳山へ登るルートがある。大滝上手の標識でも「悪路」となっているが、そうは言っても奥多摩の登山ルート。それなりに歩く人がいるためか踏み跡は明確だ(落葉期どうなるかは知らない)。しかし、沢沿いの道あり、急登あり、草の若干煩い所ありと、奥多摩の中では比較的注意を要するルートだ。ただ、鋸尾根や御岳山からのメインルートに比して静かで落ち着いた山行が期待できるので、歩きやすい尾根歩きに飽いた時に歩いてみるのが良いかもしれない。その場合も、まずは上りで歩いてみることだ。

曇り空の下薄っすらと見える丹沢等の山々を見つつ軽食を摂って鋸山経由で奥多摩へ。たまに陽が射すが、引き続き涼しい稜線歩き。鋸山の直前までは平坦な道が続くので汗をかきかきゼエハアすることも無い。そして時間も16時を過ぎていたため歩く人も少なく、華の奥多摩も静かなものだ。この静かさと薄暗さに秋の訪れを仄かにではあるが感じつつ鋸尾根の急な傾斜を下る。最後は愛宕神社前で花火打ち上げ準備をしているのを横目に下山した。
今回は花火見物が目的ではあったが、夏の奥多摩も時にはありかなという新たな気づきを得るものでもあった。「書を捨てよ、町へ出よう」とはまさにこういうことを言うのだろう。

〜おしまい〜

【奥多摩納涼花火大会について】
私が目を着けた頃は観客数3000人だったが、今年のウォーカープラス等見ていると、今では5000人は来るようだ。実際訪れてみると外国人の数も多く、奥多摩登山の人気と相まって、彼らのコミュニティでも話題になっているようだ。
しかしそうなってくると心配なのが帰りの足。青梅線は単線で青梅〜奥多摩間は車両数も少ないので、花火終了後の奥多摩駅頭は大混雑となる。なかなか人が掃けないので、帰宅難民になってしまうのではないかと危惧したが、幸い、臨時増発に乗って帰ることが出来た。
今年の時点で結構街と青梅線のキャパシティを越えかねない状況であるので、今後、奥多摩花火大会に来る時は現地で泊まる算段をつけたほうが良いと思われる。車で来るなら朝の早いうちだろう。午後になってから車で来るのは、停める場所も無いし渋滞の原因になるだけなので、下の下策である。
多摩川にかかる橋上を花火打ち上げ前後で車両通行止にしたのは高評価。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
奥多摩駅から鋸山〜大岳山〜瀬音の湯
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
大岳山〜海沢探勝路
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 奥多摩・高尾 [日帰り]
大岳山+ 縦走を楽しめる御岳山・大岳山ちょっと延長ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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