南ア 三伏峠から烏帽子岳、小河内岳へ
- GPS
- 09:59
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,768m
- 下り
- 852m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 9:59
- 山行
- 2:49
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 2:50
天候 | 13日は朝からガスり気味、夜半から14日早朝まで雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
烏帽子岳付近から小河内岳にかけての稜線は西側が大きく崩落で切り立っており、足元もざれているので注意が必要 |
その他周辺情報 | 大鹿村鹿塩温泉に日帰り入浴可能の情報があり連絡を取ったが時間が早いせいか入浴できず。 鹿塩温泉の手前にある塩の里は道の駅に似た感じで、ほのぼのとした良いお店。 入浴は松川IC北側にある清流苑で入浴 入浴料400円(モンベルクラブ350円) 露天風呂からは南アルプスの主峰(仙丈ケ岳〜赤石岳)が望める。 泉質もよくコスパ最高 |
写真
感想
お盆休みはどこのお山も混むかな〜と考え、静かな山域で早目にテント場に着いて歩けるところと考えて三伏峠小屋のテント場を起点に小河内岳と塩見岳を歩く計画に。match0810さんとご一緒させていただいた。
初日夜半につき仮眠し出発。久しぶりのテント装備が重く感じる。最近テントばかりだが、実は背負っていない(笑)重かった。三伏峠小屋まで少しずつ登り、テントの手続きをして張るとひと休み。ここでビールをゴクリやっちまう🍻
そしてゆる目に小河内岳を目指す。
しかし…眠くて前へ進めない。寝不足に重いザック(たぶん20kgくらいある…)、さらにビールが効いたのか…烏帽子岳までは本当にしんどかった。なんとか目が覚め残りを歩き小河内岳山頂まで到着。ガスでほとんど景色がなかった。しかし百高山51座目。
テント場に戻りお昼寝(笑)ぐっすりでした。夕方目覚め、背負ってきた吊るしベーコンとビールでまったり。雨も降ってきたので、早目に片付けて爆睡(笑)
夜半は雨。朝まで続き、塩見岳を断念。静かに下山の流れが、下りで同じテント場にいた女性ソロの方とご一緒させていただく。東京から来られた方で、山の話で盛り上がり、色々お話しさせていただいた!
お山はやや消化不良に見えるかもしれないが、個人的にはmatch兄さんとご一緒させていただき、いろんな出会いもあり満足した山行でした。
さて来週はどこに行こうか?
zucchi
予定していた飯豊縦走(石転沢ルート)が中止になったので、zucchiの提案でお盆の時期でも混まないと思われる三伏峠小屋でテン泊ベースの塩見岳+小河内岳の百名山+百高山ピークハント山行を計画した。
8/12、21時過ぎに地元出発。鳥倉林道はすごいガスで視界が10m前後になることもあった。翌2時頃に鳥倉駐車場着仮眠。
8/13、4:30起床 周りは一面ガス。駐車場から登山口までダラダラと林道を歩く。
登山口に着くと登山道は見上げるような急登。テン泊装備で登るのは1年ぶり、こんな急登を重いザックで登れるか不安がよぎる。
ザックには水4リッター、アルコール1.5リッターがずしりと肩にかかる。
私より更に水を多く担いで重いはずのZucchiは確かな足取りで登っている。
息も絶え絶えになり遅いペースの私にあわせてzucchiが歩いてくれるのが嬉しいやら情けないやら。
急登の樹林の隙間から塩見岳などが顔を覗かせてくれるはずだが、雲が多く全く見えない。
登山道の途中で登山口から三伏峠まで1/10、2/10・・・と通過ポイントを示してくれる標識が立てられているが、感覚的に5/10を過ぎるまでは「まだまだあるやん、遠いな〜」と嘆くばかりであったが、6/10を過ぎたあたりから残りが少なくなってくるので「あともう少し頑張ろう」と思わせてくれた。
ヒーヒー言いながら三伏峠に到着、ザックを降ろしテント設営。
計画ではテント設営後に荷物を軽量化し塩見岳ピストン、翌日小河内岳ピストンの計画を立てていたが、疲労が思った以上に貯まっているので時間のかかる塩見を明日に回し、今日はサクッと登れるはずの小河内ピストンに変更。
時間的余裕が出来たのでテン場で休憩がてら歩荷したビールを一缶開けてしまった。
これが後々すごく堪えた。普段ならこれぐらいの酒量ではどうってことはないが、睡眠不足、疲労、空腹でいつもの数倍以上の影響がでてしまった。反省しきり。
三伏をでてしばらくすると一面紫色のお花畑、マツムシソウが満開。
高山のお花畑といえばキスゲ、キンポウゲ、チングルマなど白や黄色で彩られたお花畑を想像するが、ここは一面紫色、登山道にはトリカブト、ミヤマリンドウ(つぼみ)など、紫色に染まっている感じ。
烏帽子を超えて小河内まではアップダウンがあるが、ガスガスで周りの景色はおろか、目的の山頂も見えず登山道をひたすら歩く。
前にわずかに見えるピークらしき影が山頂かと思い進んでゆくとその後方にうっすらとピークらしき影が。
その影に向かって進むと更にうっすらと影が表れて何度も肩すかしを繰り返させられ、烏帽子を超え小河内岳到着。
本当なら素晴らしい展望があるはずが一面真っ白。まあ、こんなこともある。
小河内までの途中で何人もの縦走者とすれ違う。ほとんどの方がテントを担いで荒川方面から塩見そしてその向こうに抜けるパターン。お盆連休を利用したロングルート。いつかロングを歩いてみたいが体力が持つか・・・。
帰路は少しガスが薄くなり、時折青空も除くものの遠くの展望は効かず。
テン場近くまで戻り、水場分岐で反対側に少し下って水場に行き、水を補給。テン場〜水場を直接往復すれば約20分。
15時過ぎにテン場に戻り、夕食まで時間があるので1時間ほど昼寝。
16時半ぐらいから夕食兼酒飲みタイムになるが、疲れのせいか2人とも酒量が進まず缶ビール1本ずつで満足、苦労して歩荷してきた日本酒・焼酎には手を付けられず。
ぼちぼち飲んでいるとパラパラと雨が降り出す。小屋の玄関に張っていたWeatherNewsの情報では21時くらいから一時雨予報であったにも関わらず早めに降り出してきたので、明日の朝も早いので18時頃に切り上げ、テントにこもり即就寝。
22時頃に一旦目が覚めるとテントに打ち付ける激しい雨音、天気予報ではもうすぐ止むはずと信じ就寝、24時頃目が覚めると振り続けている、2時でも降りやまず、とうとう起床時間の4時になるが止む気配はなく、出発限界の5時まで様子を見るが止まず、結局6時頃に止んだがこの後の天候の予想がつかず、結局塩見岳は断念し、雨で重くなったテントを撤収し下山することにした。
下山開始直後に広川原〜北岳〜千塩尾根〜塩見〜三伏〜鳥倉をソロでテン泊(3泊)で縦走するスーパーレディと素晴らしい出会いがあり、楽しい下山〜帰宅となった。
こんにちは!
すっかりコメントが遅くなってしまいました。。。
結局、塩見岳はパスだったみたいですね…
みるみる晴れてくる塩見岳を見て、zucchiさんたちきっと今頃素晴らしい展望を楽しまれてるんだろうなぁ…なんて思ってたのですが、三伏峠以降全然お会いできず、「あれ?」と思ったら、塩見はパスだったとは
今回はすれ違えず残念でした。
またよろしくお願いします!
joeさん、そうなんです。すみません。。。
朝起きたら雨音に心が折れ、出発時間が遅いと、その日に下山し渋滞を気にかけてました。なので、下山はやむなしだったんです。
今ごろjoeさんどうしてるかなー?とは思ってました。たまたま帰りに出会った方と意気投合して一緒に東京まで帰り、満足した山旅になりました(^^)またお山でjoeさんに会える可能性に期待しながらお山を歩きます。
zucchiさんはじめまして。
match0810さん、お疲れ様でした。
鳥倉林道なのに、なぜ塩見岳じゃなかったのかと思っていましたが解決しました。
栂海新道は15日の昼前に2〜3時間雨が降り、一時は土砂降りでしたが日本海に出たときには止んでいました。
この度は南部は台風の影響が強かったんでしょうか。
それでも素敵な出会いと、百高山のピークハントは達成ということで、おめでとうございます☆
>komorin
天気予報では夜間に一時的な降雨のはずが、夜から朝6時までずっとテントを打つ雨音が時折小さくなったと思えば、大きくなったりで結局断念しました。
頑張ればピストン出来たかもしれませんが、一晩振り続けた雨による登山道の状況や、下山後の肉体的疲労を伴った高速道路の状況など考えると心が折れてしまいました。
またいつの機会かチャレンジしたいと思います。
遅ればせながら、百名山コンプリートおめでとうございます。
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