一人TJAR〜中央アルプス編 木曽駒ケ岳〜空木岳
コースタイム
ラン&徒歩〜大原上〜スキー場跡(01:25)(道路脇のコンクリート上でツェルト泊)
9月10日スキー場跡(5:20)〜(5:30)登山口〜(6:03)林道終点(渡渉)〜(6:14)四合目〜(7:12)六合目〜(7;46)七合目〜(8:23)八合目〜(9:11)玉之窪山荘〜(9:44)木曽駒ケ岳(10:04)〜(10:38)宝剣山荘(11:28)〜(11:53)宝剣岳〜(12:08)分岐〜(12:14)極楽平〜(13:14)濁澤大峰〜(14:12)檜尾岳〜(14:19)檜尾岳避難小屋(ツェルト泊)CT:11時間40分 実地:8時間59分
9月11日檜尾岳避難小屋(5:50)〜檜尾岳〜(6:52)熊沢岳〜(7:42)東川岳〜(7:59)木曽殿山荘〜(9:09)空木岳(9:16)〜(10:29)ヨナ沢の頭〜(11:25)池山〜(11:47)タカウチ場〜(12:02)林道終点〜(12:31)スキー場駐車場〜(12:43)こまくさの湯
CT:9時間40分 実地:6時間53分
天候 | 9/9〜9/10 晴れ 9/11 高曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
飯田線 駒ヶ根 |
写真
装備
個人装備 |
<服装><br /> ランシャツ (ナイキ ランニング 長袖)<br /> アンダーシャツ(ファイントレック スキンメッシュノースリーブ)<br />ブリーフ(RUNDERWERランニング用)<br /> ランパン(ナイキ 膝上)<br /> タイツ(body maker)<br /> ゲイター(自作)ゴムベルト付き<br /> 靴下(山用) ): <br /> サンバイザー(ノースフェイス)<br /> 手ぬぐい(熊野本宮大社)<br /><br /> レインウェア(ノースフェイス 上下)<br /> ダウンジャケット(パタゴニア)(朝
就寝時の防寒用
温かい)<br /><br /> サングラス(ノーブランド)<br />手袋(百均
炊事時に使用)<br /><br /><装備><br /> ザック(OMM32Ⅼ)<br /><br /> ストック(ブラックダイヤモンド ディスタンスFL)<br /> シュラフカバー(SOL エスケープヴィヴィ)<br /> レスキューシート(SOL)<br /> レスキューシート(百均)<br /> コッフェル(メタクッカー メタ台付) (メタ台は重宝)<br /> コップ(プラ キティ)<br /> ライター(予備1個)<br /> マッチ(2個)(未使用)<br /><br /> エスビット(携帯燃料)小(燃焼6分)×4)(鍋底がニチャニチャになる)<br /> 料理用固形燃料(点火しやすいが
火力弱い。エスビットと併用)<br /><br /> ツェルト(●)<br /> マット(OMMザックに付属のマット。まあ
問題なし。)<br /><br /> ヘッドランプ(PETEL ミオXP) 予備電池(単三)×3(未使用)<br /> ハンドライト(ジェントス閃)<br /> 予備電池×2(未使用) <br /><br /> 時計(TIMEX)<br /> 携帯電話(Iphone6)<br /> 携帯電話電池チャージャー(単三2本)<br />(未使用)<br /> カメラ(パナソニック LUMIX)(充電はぎりぎり持った)<br /><br />財布/携帯収納兼用<br />ペン1本
メモ帳<br />地図(中央アルプス)<br />日焼け止め(重宝)<br /><br /><食料><br />アルファ米ご飯 1個<br />パスタ 1個<br />アンパン1個<br />ベーコンチーズパン1個<br />おにぎり1個<br />もずサブレ1個<br /><br />アミノバイタルゼリー1個<br />コーヒー<br />アミノバイタル顆粒2個
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感想
TJARの中央アルプスのコースをファストパッキングで歩いてきた。昨年の北アルプス編に続く中央アルプス編です。
9月9日
原野駅についたらタクシーで福島Bコースの登山口まで行こうと思っていたが、駅には何も無い。乗客2名が自家用車でたち去る。あきらめて、ゆっくり走り出す。荷物は重くは無く、まあ走れる。で、途中でタクシーに出会ったが止めず。後で後悔した。別荘地を過ぎると道は暗くなり、だんだんと不気味な感じに。大原上からさらに暗くなるが街灯は有り。途中、獣のうなり声が。思わずここでビバークとも考えたが、少し休んで何とかすすむ。歩きだが、怖いのもあって速足になって疲労感が。ようやくスキー場らしき場所に到着。
水場横のコンクリート上にツェルトを設置。ペグが打てないので遠くから石を運ぶ。コンクリート上のせいか、シュラフカバーのみの明け方は冷え込んだ。明日、檜尾岳標高2700mでは、シュラファバーのみではきっと死ぬな。避難小屋で寝るしかないか。
9月10日
寝不足と昨夜のランの疲労感で、体が重い。新しいトレランシュー(bushido)の感触は良いが、最初の渡渉でいきなり滑って右足水浸し。以降、岩場では必要以上に気を使ってしまった。
六合目までの急登は応えた。玉之窪山荘下の登りも先が見えないので辛い。ヘロヘロ気味で木曽駒ケ岳に到着。しかし、ここまで4時間半を切っている。急ぎすぎだ。疲れるのも無理はない。
暑いが天気は最高で、御嶽、乗鞍、北ア、八ヶ岳、南ア、富士山と日本中の山が見える。しかし、ロープウェイの威力か、登山者が群れ集まっている感じ。福島Bコースの静けさと好対照だ。
ゆっくり休んで、中岳、宝剣山荘へ向かう。宝剣山荘でビール・カレー。水補給。
渋滞状態で宝剣岳へ。山頂は頂上岩での写真撮影渋滞が。待ってられないので下山路へ。岩だらけ、鎖場だらけ。伊那側からは少しガスが上がりつつある。
三之沢岳の分岐から縦走路を見渡す。時間的には十分余裕。頑張れば空木までいけるかもしれないが、檜尾岳で泊まろう。早く着いたら昼寝しようと。
縦走路は静かで気持ち良い。ロープウェイ周辺と異なり登山者とすれ違うことも稀に。ずっと森林限界から上で素晴らしい縦走に。大きな岩の上に寝ころびしばし休憩を取りながら、ゆっくり南下。
濁澤大峰を下って、最後の200mの登りを終えると檜尾岳。かわいい避難小屋が眼下に見えた。その向こうには伊那谷。ちょうどネットもつながっていたので、写真と無事到着の連絡を自宅にメールした。
避難小屋についたが、小屋には未だ誰もいない。十分泊まれるなと考えていたら、小屋前に眺めの良い絶好のテン場が。ツェルト泊の練習をするか。小屋の装備品のシュラフを借りよう。
ツェルトを張り終わると、避難小屋やテント泊の登山者が数人到着。名古屋、盛岡、東京、大阪と地域も歩き方も様々(日本縦断分割実行中の女性も!)。気持ちの良い避難小屋前でゆっくりと、食事を囲んで、山の話の豊かな時間を過ごす。ウィスキーも少しごちそうになる。
9月11日
朝まで風が強く、ツェルトがぶっとばされるのではと危惧したが、張り綱が外れることもなく、意外と持ちこたえた。夜半に外にでると、雲のきれまから美しい星空が。ちょうど、流星も流れた。
狭いツェルトの中で食事をして出ると、ご来光。絶好の光景。
ゆっくり支度して、6時前に出発。熊沢岳、東川岳と南下。
木曽殿山荘で何か食べられないかと思ったがそもそも宿泊者以外に食事を出してないとのこと。あきらめて空木に向かう、昨夜ここの登りは何度もニセ峰があって辛いと聞いていたとおり、なかなか山頂にはつかなかった。
岩だらけの稜線をのぼって、山頂到着。今回、最後のピーク。ゆっくりと写真を撮った。
少し下るとかわいい山小屋があって、テラスがある。ここはまずビールだろうと、小屋に入るが、小屋番が不在。残念。
ここからの下りは、ひたすら長く、急峻。上っている人が気の毒なぐらいだった。林道終点からも、結構つらそうな階段が続く。
歩き続けてスキー場の駐車場に到着。TJAR御用達のこまくさの湯まではここから10分程度だった。
天気に恵まれた初めての中央アルプスは、素晴らしかった。TJARの選手とは比べものにもならないが、同じ道を歩いて十分に満足感があった。
避難小屋前でご一緒させていただいた皆さん、楽しいお話しありがとうございました。ウィスキーごちそうさまでした。
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