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Yamareco

記録ID: 96460
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山(初めての南アルプス)

2010年10月01日(金) 〜 2010年10月02日(土)
 - 拍手
GPS
28:45
距離
23.6km
登り
2,315m
下り
2,315m

コースタイム

1日目)10:55夜叉神峠バス停→11:50夜叉神峠→12:20大崖頭山直下(杖立峠の表示)→14:05山火事→14:45苺平15:00→15:40南御室小屋
2日目)5:40南御室小屋→6:30砂払岳6:50→7:00薬師岳→7:30観音岳→8:37地蔵岳(オベリスク)9:25→10:35観音岳→11:00薬師岳→12:05南御室小屋12:30→13:00苺平→14:00大崖頭山の下(杖立峠の表示)14:10→14:55夜叉神峠15:05→15:40夜叉神峠バス停

天候 1日目 10月1日(金):濃厚なガス
2日目 10月2日(土):晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
登山口に着いたなり、ガスにまかれ始める。
2010年10月01日 11:01撮影 by  CX1 , RICOH
10/1 11:01
登山口に着いたなり、ガスにまかれ始める。
神秘的な森。
2010年10月02日 23:16撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 23:16
神秘的な森。
雨にぬれた祠が、心にしみます。
2010年10月01日 11:21撮影 by  CX1 , RICOH
10/1 11:21
雨にぬれた祠が、心にしみます。
夜叉神峠、ガスの中。
この向こうに白峰三山の展望があることを知るのは、3ヶ月後のこと。
2010年10月01日 11:56撮影 by  CX1 , RICOH
10/1 11:56
夜叉神峠、ガスの中。
この向こうに白峰三山の展望があることを知るのは、3ヶ月後のこと。
樹林帯も、ガスガス。
2010年10月01日 13:03撮影 by  CX1 , RICOH
10/1 13:03
樹林帯も、ガスガス。
この向こうに、北岳が見えるはず。
北岳のポーズ?
2010年10月01日 14:08撮影 by  CX1 , RICOH
10/1 14:08
この向こうに、北岳が見えるはず。
北岳のポーズ?
苺平。
プロフィールの写真は、ここ。
2010年10月01日 14:54撮影 by  CX1 , RICOH
10/1 14:54
苺平。
プロフィールの写真は、ここ。
南御室小屋。
この日のテントは、5張。
2010年10月01日 15:56撮影 by  CX1 , RICOH
10/1 15:56
南御室小屋。
この日のテントは、5張。
ご飯を炊きます。
危ないけれど、上にコッヘルを重ねることで、余熱利用&ご飯を炊いているコッヘルの重石にします。
2010年10月02日 23:21撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 23:21
ご飯を炊きます。
危ないけれど、上にコッヘルを重ねることで、余熱利用&ご飯を炊いているコッヘルの重石にします。
2日目。
南御室小屋上部の樹林帯で日の出。
森が朝日に染まる。
2010年10月02日 05:51撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 5:51
2日目。
南御室小屋上部の樹林帯で日の出。
森が朝日に染まる。
砂払岳から。
雲海の向こうに、富士山。
むちゃくちゃ、きれい。
2010年10月02日 06:26撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 6:26
砂払岳から。
雲海の向こうに、富士山。
むちゃくちゃ、きれい。
ゾウ?
2010年10月02日 06:32撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 6:32
ゾウ?
甘利山の谷にも、うっすらとガスがかかる。
2010年10月02日 06:43撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 6:43
甘利山の谷にも、うっすらとガスがかかる。
似たような景色だが、きれいなものはきれいだ。
2010年10月02日 07:34撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 7:34
似たような景色だが、きれいなものはきれいだ。
樹林ごしの地蔵岳。
ここをくだってから、あとひと登り。
2010年10月02日 07:53撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 7:53
樹林ごしの地蔵岳。
ここをくだってから、あとひと登り。
ようやくついた、地蔵岳。
オベリスクが、チューリップに見えるのは私だけ??
2010年10月02日 08:36撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 8:36
ようやくついた、地蔵岳。
オベリスクが、チューリップに見えるのは私だけ??
地蔵ごしの、地蔵岳。
2010年10月02日 23:35撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 23:35
地蔵ごしの、地蔵岳。
オベリスクに登ります。
先行の人はスイスイ登っていきます。
が、私は……。
2010年10月02日 08:58撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 8:58
オベリスクに登ります。
先行の人はスイスイ登っていきます。
が、私は……。
オベリスク、頂上直下。
甲斐駒ケ岳にガスが上がってきます。
2010年10月02日 09:00撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 9:00
オベリスク、頂上直下。
甲斐駒ケ岳にガスが上がってきます。
そこから下を見下ろすと……。
気づいてしまいました。
自分、高いところ苦手だと。
オベリスク頂上では、足震えました。
2010年10月02日 09:02撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 9:02
そこから下を見下ろすと……。
気づいてしまいました。
自分、高いところ苦手だと。
オベリスク頂上では、足震えました。
帰りは、なんだかテンション高いです。
ジャ〜〜ンプ!!
2010年10月02日 10:17撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 10:17
帰りは、なんだかテンション高いです。
ジャ〜〜ンプ!!
こんな雲の感じも、なかなか。
2010年10月02日 10:51撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 10:51
こんな雲の感じも、なかなか。
下りではやはり、ガスにまかれる。
2010年10月02日 14:24撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 14:24
下りではやはり、ガスにまかれる。
下山後は、甲府で銭湯。
太宰治が甲府滞在中に通っていた銭湯だそうですよ。
2010年10月02日 17:21撮影 by  CX1 , RICOH
10/2 17:21
下山後は、甲府で銭湯。
太宰治が甲府滞在中に通っていた銭湯だそうですよ。
撮影機器:

感想

1日目(夜叉神峠バス停→南御室小屋)
 初南アルプス! ちょっと緊張しています。
 夜叉神峠バス停でバスを降りると、どんどんガスにまかれはじめます。
 火事場からの展望も、ゼロ。
 でも、初南アルプスということで、気分は良い。
 苺平周辺に来て、少し雲やガスが薄くなる。
 余裕を持って南御室小屋に到着し、テント設営。
 ここは、水もトイレもテント場もしっかりしていて、助かります。
 夜は、大失敗。
 持参した化繊の3シーズンシュラフでは、寒くて寝られない。
 山はすでに冬に向かい始めています。
 結局、持っている防寒着を着こんでシュラフにもぐり、夜を越す。
 それでも寒い、本当に寒い、びっくりするぐらい寒い。
 夜半から星が出てきた。明日は、晴れるかも。

2日目(鳳凰三山往復縦走→夜叉神峠バス停)
 4時ごろに、早立ちの登山者の準備の音で目が覚める。
 自分も早立ちしようかと思うが、初めての山で勝手がわからないから、やめる。
 5時過ぎにテント撤収を始めるが、テントの外張りについた露が恐ろしく冷たい。
 たちまち指先がジンジンして感覚がなくなってしまう。
 そんなわけでテント撤収に手間取る。
 そして今回は、冬に来る時のための下見も兼ねているので、テントをデポせず、すべての荷物を持って出発。
 冬装備は重くなるので、その感覚をつかむため。
 出発後、南御室小屋の上部樹林帯で朝を迎える。
 木のすきをもれいる朝日のオレンジ色が美しい。
 隣の山から見れば、今自分がいるこの斜面がモルゲンロートに染まっているのでしょう。
 砂払岳にでてみると、雲海越しの富士山が太陽と相まって美しい。
 雲海から頭を出した八ヶ岳も素晴らしい。
 そこから先は、花崗岩の巨岩がにょきにょき生えた白ザレ。
 そうです、ここを歩きたかったのです。
 途中で出会った登山者も、この稜線を歩くために登っていると言ってました。
 観音岳から先はアップダウンの連続。
 荷物が多いのでしんどいですが、なんとか地蔵岳へ。
 オベリスクは登るつもりはなかったですが、何人かの方がとりついていて、これからとりつこうという人もいる。
 せっかくここまで来たのだから、と挑戦することに。
 先行する人はスイスイ直登してゆくが、私の技術では無理なところも。
 自分に見合ったルートを選びながら、頂上直下へ。
 はるか下を見下ろすと、いやはや高い所へ来たものだ。
 オベリスク最後の岩の直登は、ロープにすがった10メートルほどの垂直の登り。
 登りきって、足が震えていることに気づく。
 ……高いところが怖い私を発見……。
 先行していた人は、岩の上でポーズ取っていましたが、自分にはムリムリ。
 9時25分という時間に折り返し、6時間近くかけて下山します。
 下のほうは、またガスの中。
 下山後はバスに乗って、甲府へ。
 作家、太宰治が甲府在住時代に毎日行ったという銭湯に入ってから帰りました。
 ぬるめですが、風情のあるいい銭湯でした。しかも、温泉。

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