大鳥池〜以東岳
- GPS
- 13:00
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,034m
- 下り
- 2,059m
コースタイム
- 山行
- 12:24
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 13:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 13時間 標高範囲 500m〜1700m 気温 朝14度 ようやく適温季節に 駐車場 路肩に30台 山で会った人 50人 人気山 森林限界 1300m疎林 1500mハイマツ コンビニ IC出て国道十字路に 走行距離 1000キロ 観光 朝日スーパー林道で新潟へ 平床林道から大毎の棚田、村上の最北の雷集落へ |
写真
感想
グレートサミッツ国内編 NO181
大鳥池〜以東岳
山の名前よりも「大鳥池」が有名だ。カールのような大きな以東岳の中腹に、ネッシー(多鬼太郎)が住むというウソの大池がある。白馬大池よりも風吹大池よりも広い。しかも最新の氷河期少なくとも2万年前の造山運動の自然湖。ということは、大正池も中禅寺湖も足元にも及ばない。以東岳ブルーの澄んだ水。頂上からもどこからも見える。
昭和28年くらいにここを下った私の先輩は、ずっと下新潟への分岐の寿岡で、夜中も操業していた亜鉛工場を見学したと言った。何のことだと、おお戦後の復興の亜鉛工場が、その交差点の新潟側に行ったとことに、まさに記念碑があった。古河の前身らしい。翌日そこを通って新潟経由で帰ったが、登山よりもこっちの歴史がスリリングだった。
泡滝ダムなんていう、戦後のちゃっちいダム(大鳥池に比べて)に車を停めて、そこまで延々と1時間以上も砂利道、夜間は危険だと思うが、夜が明けると大半はすでに出発していた。私明るくなって6時にようやく出発したが、最後尾に近い。そこから3時間で大鳥池に出た。V字渓谷の沢沿いを延々と行くが、よくぞこんなところに登山道をと思う。快晴だ。池の目の前から、以東岳頂上が見える。すごいロケーション。私池フェチで、それはミシガン湖(レマン湖でもいいが)と間違う。
9時に他鬼太郎の小屋で、「どっち登ったらいいですか」と、初見に付き不明。そこにいた人に、「だったら大回りコースがいいよと」丁寧に。ホントか? 逆コースが圧倒的に多かったが、景色がいい道は登りにする方が好きだ。
2時間で展望が開けた。1300mで疎林。1500mでハイマツ。やっぱり北の山だ。ハイマツがここまで低いか。3連峰の一番向こうが頂上だ。下山の道は、なだらかな広場を下っているとすれ違う客に教えてもらった。さらに2時間で頂上。そこからも眼下に、他鬼太郎の伝説大鳥池。そんな架空の魚は、本名滝太郎タキタロウというらしいが、俗名が他鬼太郎だ。私の自動変換。
頂上もまだ数人いた。鬼太郎無人小屋泊まりという方法があるらしい。
向こう寒江山とか相模山の尾根も見たかったが、あちらからガスが湧いてダメ。下って以東岳の小屋も撤去されて、土台だけ、来年完成するらしい。下りでラーメン食って、また他鬼太郎に戻る。30人くらいが宿泊予定で、その辺で宴会して騒音。まあそんなもんか、明日も晴れ。夕暮れ覚悟で下山して、以降3時間誰にも合わずに、暗がり7時に泡滝ダムへ戻る。都合13時間の日帰り以東岳、なんか神秘的だったなあ〜〜。
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