光岳-聖岳 二泊三日 強行突破
- GPS
- 56:00
- 距離
- 42.5km
- 登り
- 4,168m
- 下り
- 3,963m
コースタイム
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 10:10
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 11:30
天候 | 一日目:晴れのち雨、二日目:曇りのち雷雨、三日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:聖沢登山口から10:00発井川観光協会のバスで赤石温泉白樺荘下車 入浴後 15:30発「毎日アルペン号」で新宿へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
三吉平〜静高平間は雨天時ややわかりにくい。 上河内岳〜南岳間のお花畑が見事だった。 聖平小屋のトイレは屋外で80メートル歩く、雨中の往復は大変です。 |
その他周辺情報 | 赤石温泉白樺荘の露天風呂が最高!(食事・宿泊も可能) |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
テント(不使用)
|
---|---|
備考 |
感想
37年前北岳から入山、三日目に赤石岳を越え百間洞着、明日はいよいよ南ア最後の3000m峰「聖岳」とおもったが、翌日まさかの雨!風雨の大沢岳から泣く泣く下山(途中左足を捻挫しホントに泣く)・・・。
この地域は交通の便が悪く(山小屋宿泊者以外は乗れないバスとか)なかなか来られなかったが、宿泊シバリの無いバス「毎日アルペン号」の存在を知り、もう一つ未踏の百名山「光岳」と合わせて計画。
光岳と聖岳の間が遠く離れていて二泊三日ではかなりキツいがまあ行ってみよう。
「毎日アルペン号」はガラすきで乗客3名で超快適。
夜行バスでもいつもは良く眠れるが今回は快適すぎて?ほとんど眠れなかった。
終点「沼平」には5:15着の予定が遅れて5:40に到着。
周辺にトイレもなくよけいに焦る。途中茶臼小屋でやっとトイレ休憩。
茶臼岳を越えるあたりまでは順調だったが、仁田池を過ぎたあたりで大粒の雨が降ってきた。どうしよう、先は長いし・・・茶臼小屋にもどるか?
でもそうすると聖岳は登れても光岳を残してしまう。「光岳」だけのためにまた出直すのはなんだかナ〜。もう少し頑張って行ってみるか・・・。
結局この後も雨は降り続き、三吉平から光小屋までの最後の登りはホントにきつかった。
ようやくたどり着いた光小屋は宿泊客が少なく快適だった。
二日目、なんと晴れているではないか。光岳頂上からは御岳・乗鞍も見えていたが、小屋に戻ったころからまたもや雨。小屋の主人によると天気は良くないらしい。聖岳まで行く予定だと言うとえらく心配された。(スミマセンでした)
途中降ったりやんだりだったが、喜望峰あたりからは雨もやみ薄日が差し元気が出る。順調に上河内岳を越え1時過ぎに聖平小屋到着。さあ聖岳へ!
ここでなんと突然雷鳴と土砂降りの雨が!どうする?聖岳は明日にするか? でも明日悪天だったらまた登り残してしまうかも・・・。
結局、時間も早いし「ファイト一発!」強行することにした。
小屋で素泊りの手続きを済ませ、サブザックの上に雨具を着てやや小降りになった雨の中小屋を飛び出す。
小聖岳までは樹林帯だがその先はむき出しの岩稜帯を行く。
雷鳴が不気味だが音がするだけで稲光は無いので、雷が落ちることはないーと思うことにして先を急ぐ。
頂上直下の登りが果てしなく続き、何度も引返そうかと思ったが、どうにか頂上にたどり着いた。
水と食料を摂りたいが雨具を脱がないとサブザックを取り出せないのであきらめ、登頂の余韻に浸る間もなく下山。
樹林帯まで降りてきて一安心、やっと水と行動食をゲット。
帰り着いた小屋は濡れものを干す登山者でごった返していたが、もう安心、あとはビールを飲んで食事を作るだけ。
三日目、今度こそ快晴。急げば10:00のバスに乗れそうなので5:10出発。途中までは順調だったがだんだん足(太腿)が痛くなってきた。
二日間のハードワークが効いてきた。やっぱり三日はもたないのか・・・
やっと聖岳登山口に降り立ち、長い長い山行が終了。
今回は結果的には予定通り登れたが、やはり雷雨の登山は危険。
強行登山は中止か、そもそも計画に無理があったかも(反省)・・・。
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