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Yamareco

記録ID: 995622
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

錦秋のお約束 今年は金峰山と瑞牆山をセットで心ゆくまで満喫

2016年10月30日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.7km
登り
1,746m
下り
1,737m

コースタイム

日帰り
山行
9:30
休憩
0:30
合計
10:00
6:20
50
7:10
7:10
120
9:10
9:10
60
10:10
10:40
140
13:00
13:00
90
富士見平小屋
14:30
14:30
85
15:55
15:55
25
16:20
ゴール地点
天候 くもり のち 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
瑞牆山荘近くの無料駐車場
駐車場を出るころにはガスが晴れて見通しがすっきりとするが、再び白く覆われてしまう。紅葉は終盤になっているが、登山口の入り口付近ではまだ十分に楽しめる。
2016年10月30日 06:54撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
10/30 6:54
駐車場を出るころにはガスが晴れて見通しがすっきりとするが、再び白く覆われてしまう。紅葉は終盤になっているが、登山口の入り口付近ではまだ十分に楽しめる。
林道を横切って高度を上げていくと樹林越しに瑞牆山が透けて見える。空も大分青くなってきている。
2016年10月30日 06:55撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/30 6:55
林道を横切って高度を上げていくと樹林越しに瑞牆山が透けて見える。空も大分青くなってきている。
富士見平、色とりどりのテント、まだ眠りの気配が漂う朝の雰囲気がなんとも言えず心地いい。
2016年10月30日 07:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/30 7:11
富士見平、色とりどりのテント、まだ眠りの気配が漂う朝の雰囲気がなんとも言えず心地いい。
樹林の間から差し込む朝日のスポットライトに照らされながら清々しい気分で歩を進める。
2016年10月30日 07:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/30 7:41
樹林の間から差し込む朝日のスポットライトに照らされながら清々しい気分で歩を進める。
大日岩に到着する。目指す金峰山に目をやるが真っ白いベールに包まれ全く姿が見えない。この辺りでは風が吹き寒さを感じる。
2016年10月30日 08:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/30 8:31
大日岩に到着する。目指す金峰山に目をやるが真っ白いベールに包まれ全く姿が見えない。この辺りでは風が吹き寒さを感じる。
急坂を登りつめ砂払いの頭に飛び出る。あたりは一面の雲海、そして青空が広がっている。南アルプスの峰々が細く浮かんでいる。
2016年10月30日 09:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/30 9:14
急坂を登りつめ砂払いの頭に飛び出る。あたりは一面の雲海、そして青空が広がっている。南アルプスの峰々が細く浮かんでいる。
瑞牆山が雲海を切り裂いて頭をのぞかせている。大ヤスリ岩がさながらカブトムシの角のように力強い。
2016年10月30日 09:18撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/30 9:18
瑞牆山が雲海を切り裂いて頭をのぞかせている。大ヤスリ岩がさながらカブトムシの角のように力強い。
金峰山の山頂方面はよく晴れている。五丈岩が早く来いと俺を呼んでいる。
2016年10月30日 09:32撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/30 9:32
金峰山の山頂方面はよく晴れている。五丈岩が早く来いと俺を呼んでいる。
山頂に到着する。陽が昇ったせいか空気にさほど冷たさは感じない。風も思ったほどには強くない。五丈岩の前にはたくさんの人が集まっている。滞在中、珍しいことに五丈岩にチャレンジする人はいない。
2016年10月30日 10:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/30 10:16
山頂に到着する。陽が昇ったせいか空気にさほど冷たさは感じない。風も思ったほどには強くない。五丈岩の前にはたくさんの人が集まっている。滞在中、珍しいことに五丈岩にチャレンジする人はいない。
下山に向かう。鋭利な三角の先に甲斐駒ヶ岳のピラミッドが浮かんでいる。稜線上のトレイルを人が行き交う。
2016年10月30日 10:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/30 10:43
下山に向かう。鋭利な三角の先に甲斐駒ヶ岳のピラミッドが浮かんでいる。稜線上のトレイルを人が行き交う。
富士山から雲が大分取れてくる。今日も富士山を見ることができ気持ちが安らぐ。
2016年10月30日 10:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/30 10:44
富士山から雲が大分取れてくる。今日も富士山を見ることができ気持ちが安らぐ。
午後1時少し前に富士見平に戻る。お昼過ぎ、まったりした時間が流れている。
2016年10月30日 13:03撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/30 13:03
午後1時少し前に富士見平に戻る。お昼過ぎ、まったりした時間が流れている。
疲れた体を気力で持ち上げ持ち上げ、山頂まで後少し。
2016年10月30日 14:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/30 14:24
疲れた体を気力で持ち上げ持ち上げ、山頂まで後少し。
瑞牆山の山頂に到着する。2時半ごろだがまだゆっくりしている人が何人かいる。
2016年10月30日 14:32撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/30 14:32
瑞牆山の山頂に到着する。2時半ごろだがまだゆっくりしている人が何人かいる。
先ほどまでいた金峰山を振り返る。黄色に色づいたカラマツの絨毯が広がる。
2016年10月30日 14:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/30 14:39
先ほどまでいた金峰山を振り返る。黄色に色づいたカラマツの絨毯が広がる。
瑞牆山から下山の途中で、樹林ごしに富士山が目に入ってくる。どっしりとそびえ立っている。
2016年10月30日 15:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/30 15:01
瑞牆山から下山の途中で、樹林ごしに富士山が目に入ってくる。どっしりとそびえ立っている。
天鳥川の近くまで降りてくる。濃く色づいた木の葉に目を奪われる。
2016年10月30日 15:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/30 15:30
天鳥川の近くまで降りてくる。濃く色づいた木の葉に目を奪われる。
再び富士見平に戻る。午後4時、もう夕方。間もなく終える今日最後の日光に照らされ樹影が長く伸びている。
2016年10月30日 15:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/30 15:58
再び富士見平に戻る。午後4時、もう夕方。間もなく終える今日最後の日光に照らされ樹影が長く伸びている。
そして艶やかな紅葉が輝きを増す。
2016年10月30日 16:05撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/30 16:05
そして艶やかな紅葉が輝きを増す。
途中の林道には落ち葉が敷き詰められている。もう間もなく駐車場に到着、楽しき山歩きの終了が近い。
2016年10月30日 16:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/30 16:12
途中の林道には落ち葉が敷き詰められている。もう間もなく駐車場に到着、楽しき山歩きの終了が近い。
撮影機器:

感想

10月最後の日曜日、どこの紅葉を楽しみに行こうか思案する。候補は雲取山と金峰山。紅葉の時期からいえば雲取山の方がいくらか猶予がある。金峰山、瑞牆山の紅葉はもう最終盤とのレコもある。せっかく行くのだから天気がいいのに越したことはない。しかしながら、山の天気はなかなか情報が取りにくい。麓の天気は参考にはなるが、そこから数百メートルから1000メートル以上高いところでは全く違うということも珍しいことではない。そこで、Tenki.jp+moreに加入してみた。雨雲予報などのほか、主だった山の天気が3時間ごとに分かる。
さっそく雲取山と金峰山を見てみる。雲取山は、15時からのみ☀️マーク。かたや金峰山は、12時から☀️マークが付いている。最高気温が0℃で、風が強いのが少し気になるが、防寒さえしっかりすれば大丈夫と金峰山を選択する。結果的にはこれが大当たり。10時ごろまでは時折ガスが出たり風が吹いたりしたが、その後は日差しが届きうららかな日和になる。
中央道を須玉インターチェンジで降り登山口となる瑞牆山荘を目指す。ようやく明るくなりはじめたころ増富温泉に到着。ここから先は渓流沿いを行く。光量が少ないので明瞭さはいま一つだが、道の両脇の木々が見事に色づいている。紅葉を楽しむだけなら、ここをゆっくり歩くだけでも十分に満足できる。これだけの紅葉なので、ライトアップするとか、道脇でゆっくり休憩できるような施設やサービスがあればいいのになと話しながら進む。
6時過ぎに駐車場に到着、混雑の最盛期では道路沿いにも車がぎっしりとまっているが今日はそんなことはない。駐車場の埋まり具合も8割くらい。フロントグラスに朝露がびっしりと張り付いた車も多い。身支度をしていると南側のガスが晴れるがすぐに再び白くなってしまう。砂払いの頭から始まる稜線に出るまではそんな繰り返し。それまでは気温が低く寒さも感じる。しかし、稜線に上がってからは陽が差し込んで、空気が温まってくる。雲海と色づいた周囲の山々に感嘆しながら山頂を目指す。もこもこの雲がかかっていた富士山も時とともに姿を見せてくれる。
山頂で一休みし、下りに入るころにはすっかり天気がよくなっている。稜線に雲がかかっていた南アルプスからも雲がとれている。
富士見平まで戻り、今日はさらに瑞牆山まで足を延ばすことにする。天鳥川付近の紅葉、大ヤスリ岩などの岩峰、山頂から360度の展望を楽しむ。特に山頂からは、金峰山から見るよりも富士山が大きく感じられる。距離的には金峰山の方が近いように思うのだが。いずれにせよ十分に満ち足りた思いで来た道を下っていく。
今日3度目の富士見平は夕方の柔らかい日差しが差し込み、ほんのりとした雰囲気に満ちている。ここから駐車場まで、日光に照らされて輝く色とりどりの紅葉の中を幸せな気分で歩いていく。
瑞牆山周辺の紅葉は、他に負けず劣らず見応えがある。訪れるたびに来年もまた来ようと思ってしまう。今回は、金峰山の後、瑞牆山をピストンしたので、午後の柔らかい日差しを浴びて輝く黄色や赤を楽しむ。歩いた感も十分、秋の1日を心行くまで堪能する。

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