南アルプス初登山、最終回。
前泊地の北沢峠から3時間、晴天の仙丈ケ岳3,032.6mに到着

。次の目標の山、北岳の雄姿を見たかったのだが、朝の8時半という時間帯なのに全然姿を現さなかった

。その後、何回か北岳に登ったのだが山頂で展望に恵まれたことは無い

。地形的にガスが湧き出る場所らしい。北沢峠に戻るとやっと北岳が姿を現した

。近々行くからと無言で眺めた

。八丁坂を下り赤河原に着いたが、そこからの赤河原分岐からは、すり切れた足袋と草履の間に入る小石の洗礼を受け悲鳴のあげっぱなしであった

。草履3足を使い切り、伊那で買った下駄で列車に乗った。ああ痛かった下駄買った

。
おしまい
一枚目の画像 仙丈ケ岳全景・・・草鞋出なかったらグリセードしたね
二枚目の画像 仙丈ケ岳山頂で展望を期待している

。・・1時間10分
三枚目の画像 北沢峠に降りたら、北岳が見えた

。
◎第一日 中央線日野春駅(22:30)⇒白須(1:00)
◎第二日 白須(5:30)⇒尾白川渓谷・石室(18:00)
◎第三日 石室(8:30)⇒北沢小屋(20:00)
◎第四日 北沢小屋(5:30)⇒仙丈ケ岳(8:30~9:40)
⇒戸台(16:30)
bandana55さん
「南アルプス尾白川渓谷遡行」を毎回興味深く拝読させていただいておりました。今回が最終回ということなので、失礼ながらコメントをさせていただきます。
貴殿の登山歴を拝見すると、1958年からとなっていますので、私が生を受けた年からすでに山を歩かれていらっしゃったのですね。
この遡行の翌年に、尾白川が大きな被害を受けたと書かれていらっしゃる台風は昭和34年8月の台風7号でしょうか。もしそうであるなら、この記録は昭和33年なのでしょうかね。昭和34年は9月にも伊勢湾台風があり、関東にも大きな被害がありました。私が1歳のときです。伊勢湾台風か、その後なのか記憶ははっきりとしていませんが、隣の自動車修理工場のガレージが傾いて我が家にのしかかってきていたことを覚えています。1歳のときの記憶だとしたら、相当なインパクトがあったのでしょう。
デジタルにして貼り付けていただいた過去の写真も大変興味深かったです。
ありがとうございました。
お読みいただいて有難うございます。山行日は、昭和34年7月23日〜27日です。おっしゃる通り、その年の9月に釜無台風、伊勢湾台風がダブルで到来でしたね。23日の新宿の夜行列車で、27日の朝新宿に帰って来ました。普通の山行記録にはと思い、日記で投稿しました。古いアルバムを切り取り、プリンターでPCにスキャン、出来るだけ写真に近くなるように楽しみながらの苦心作です。
言わば、私のエンディングノートですね。
次回は、中央アルプスを編集しようと思います。
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