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2024年07月31日 23:20未分類全体に公開

ヘルマン・ブールの本を読み終えた直後の、平出さん中島さんK2滑落ニュース

先日、2024年6月15日に、池の平湿原・東篭ノ戸山を歩いて来た
その時、以前何度か山を一緒した女性と偶然会う
彼女はその時一緒していた男性とマターホルンに登ったと言う

そしてライン交換し、自宅戻ってからのやり取りで、
その男性は、ヘルマン・ブールがナンガパルバットの山頂に登頂の証に残したピッケルを見つけた人だと教えてくれた
http://www.big.or.jp/~arimochi/info.00.05.25.01.html

私はその時、その登山家の名前も、山の名前も知らなかったが、
ヤマレコのmasa-comさんから、『8000メートルの上と下』
という著書があることを教えて頂く
そして、図書館から借り読んでみた
かなりボリュームがあるので、途中少し飛ばし読みもしたが、
次々未踏の山、ルートにチャレンジし、
読んでいても肩に力が入るような緊張する場面が多々ある

標高8000mを超える「魔の山」ナンガパルバットの初登頂を無酸素で成し遂げ、
その後、チョゴリザと言う山で雪庇を踏み抜き亡くなった

そんな本を、7月22日に読み終えたばかりであった
登山家はこれで満足という事はなく、どこまで挑戦するのだろうか?
死までなのか?
と、思っていたところであった

そこに、今回の平出さんと、中島さんのK2滑落ニュース
7月27日にこのニュースを知り、何度となくその後の救出情報がどうなっているのか気になっていた

平出さんは、2012年に徳本峠で会ってお話したことがある
そしてその後半年ぐらいして、渋谷の109の前辺りですれ違い、
声をかけさせて頂いた
先方は全く忘れていても、私的にはたったそれだけの事でも、
とても嬉しい出逢いだった

徳本峠では、谷口けいさんのお話もした
その後谷口さんが滑落したとき、会ったことも無い方だったが、とても悲しかった

今回の滑落、ヘリも着陸出来ない場所、他の人では行けないルート、
救助活動打ち切りは、家族に取ってどれだけつらいだろう
関係の無い私達でさえお二人の素敵な笑顔が今後見られないのかと思うと、
とても残念で悲しい

写真左:『8000メートルの上と下』/ヘルマン・ブール
写真右:徳本峠で平出さんとご一緒に

●2024年6月15日、池の平湿原・東篭ノ戸山のレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6927785.html

●2012年11月3日〜4日 徳本峠、霞沢岳のレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-242029.html
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