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講習会以外で外岩に行くのは初めてだったのですが、
結果はすごく面白かった!(^▽^)
『外岩は楽しい』と聞いてはいたのですが、本当にそうでした。
室内ジムではボルダリングやロープクライミングを何度かやっていましたが、外と内とでは大違い
私はアルパインクライミングをやっていこうと思っているので、
自然の中で練習する事が絶対必要なはずなのです。
12/1の土曜日は予報に反して朝からどんより暗い雲が。
午前中、朝一で取り付いたのは5.8(とても簡単なレベルです)のなんとか言うゲレンデ(って言っていいのかな)
私たちの仲間の一番上手いリーダー格の人が取りついて、
リードという一番手の役割を果たすために登っていくのですが何やら初っ端から様子がおかしい。
「あれ?難しいな。おかしいな。。」
「これ、5.8じゃない気がする。。」
後で解ったのですが、本当にここは5.8ではありませんでした。
10.aの「フック船長」と、10.cの「時計ワニ」だったんですね(つまりゲレンデを間違えたということ^^)
リーダーはその後「フック船長」を登っていましたが私は半分も行けずに終了(−▽ー)
うーん、ジムでは10.aは登れたのに。。
「ジムと外岩では同じグレードでも難しさが違う」って本当なんですね。
しかし10.aや10.cでこのレベルって、11とか12ってどんだけすごいの???
クライミングってどうやったら上手くなるの???
冷たい雨が降ってきて雹に変わり、止みそうもないのでいったん車まで戻って東屋でお昼休憩。
吐く息も真っ白になって、冷たい空気が流れ込んだのが解った。
幸い天気は危うい様相を見せながらも午後から回復
その後日没ぎりぎりまで、練習と外岩を楽しむ事が出来ました。
ところで、この夏半年間に渡って、某山岳連盟の岩山講習を受けたのですが、
机上講習と実践の場で感じ、考えた事が沢山ありました。
そのひとつはクライミングの道具のこと
初めて見たり聞いたりする道具も多かったのですが、
「どうしてこんな道具が生まれたんだろう。。」と不思議に思う事がありました。
岩と岩の間に差し込んで手がかりとするためのカム、
こんなに便利なもの誰が考えたんだろうと思わずにいられないATCやエイト環、
極細部において少しずつ違っている数々のカラビナ
複雑に見える道具もありますが、クライミングのための道具は基本的にシンプルだと思います。
私なんかが実際に使用する道具はまだ少ないのですが、その沢山の道具達はどうして作られたのか
そしてどうしてこんなに細かく区別されているのか
それに何と言ってもすごいのはロープ(ザイル)の結び方
本当に沢山の結び方があってまだまだとても覚え切れていないのですが、
ひとつひとつの結び方に意味があって、状況に応じてベストな使い方をするのが鉄則
一本のロープが結び方ひとつで何十とおりもの使い方が出来る不思議
どうしてこんな「ロープ道」とも言えるような、まるで一つの学問かの様な定理が生まれたんだろう
数々の道具を作り、改良し磨きあげ、登攀技術と道具を確立させたものはなんなのだろう
それは多分、どうしてもその山を、岩を、登りたい人達がいたから。
きっと、すっごく登りたかったのでしょうね。
そして、そのために必要な道具をあれこれ苦心して作ったり、
何かの部品や物理の原理を応用しては試行錯誤を繰り返し、現在に至っているのでしょうね。
机上講習や実地訓練を受けながらぼんやりとそんな事を考えていると、
先人達の思いや願いに触れた気がして、なにやら胸が熱くなるのです。
「登りたい」という思いと、「無事に帰って来たい」「無事に帰って来てほしい」という願いと。。
ロープワークに関しては、海だったり仕事だったり、山以外の他の場所から発生したものも多いと思われますが、それにしても紐一本の結び方だけで、魔法のように数々の働きを生み出した先輩達の知恵や情熱には感嘆せざるを得ません。
昔の人はすごいですね。
まだまだ発展途上中ですが、またひとつ、山を楽しむための自分の幅が広がりました。
・・って、ホントに広がったのか?
うん、きっと広がった!!^▽^
私の世界、もっともっと広がるといいなああ〜〜〜
以上、散文ですが初日記でした

この日登れたとこ
シルクロード 1回
ウオッシング 1回
いんちきするな 2回 (うち1回はリードの練習でヌンチャクをかけながら)
以上ノーテンション 勿論トップロープだけど

「いんちきするな」でリードの練習中に立ってた足が滑ってロープのお世話に(−−)
意図してないとき(予感が無いとき)に落ちるとやっぱり驚く
登れなかったとこ
フック船長(10.a) 半分までも行けずに右の無名ルートへ(笑)
ittiさん、こんにちは!
私達も2日に通っているジムの外岩講習で湯河原の幕岩へ行ってきました。
ittiさんの仰るとおり、ジムと外岩って全然違いますね〜
それにロープワークは沼のように
物覚えの悪いわたくしはいつか全部覚えられるの??と思っちゃいます。
この状況でこの結び方をする理由とか、この結び方が使えない訳とか
ひとつひとつ将になるほどな理由があってすごいですね!
そんなことやクライミング技術の向上を考えると悩ましいですが、
とにかく目の前の壁を知恵と体力を絞って登って最終点にたどり着いて
後ろを振り返るとサイコーです
昨日は相模湾と大島がよく見えました!
ittiさんのまたのクライミング日記を楽しみにしています
わあ、初日記の初コメント有難うございます!^▽^
そうですか、2日に幕岩行かれたんですね
2日のお天気はどうだったでしょう、
1日は寒くて。。ヒョウとか降るし
でも後半お天気が持ち直して、
「いんちきするな」のゴールから海が見れたときは
ちょっと嬉しかったです^▽^
本当に、結びは覚え切れません。。
でも、実際に自分でやると、嫌でも感覚が覚醒する気がします^^
kamehibaさんも外岩講習行かれてるのですね
私も外岩頑張るつもりなので、
もしかしたらどこかでお会いするかもですね^−^
(さあ、変な事しないようにしなくちゃ(笑)^▽^
ittiさん、お疲れさまでした。
岩登りが土曜日だったのか、或いは日曜日だったのか、
行き先は神奈川方面と聞いてた気がしたけど定かではなく、
中央高速の事故もあったので
瑞牆山だか小川山方面だったっけなぁ〜、等と思いめぐらせ気になってました。
曜日も行き先も違うって事が分かって安心しましたが、
一つ間違うとクライミングの事故ではなく最大の核心部、
ゲレンデまでの往復のアプローチで交通事故ってのもあるからねぇ〜。
ロープワークに登攀用具、ややこしい事が多いですね。
登る技術を磨くのは勿論ですが、
自分の命を守る為には最低限覚えていかなければならない事もありますね。
楽しみながら頑張ってね、
でも肝心なところは目をキラリと見開いて諸事確認が大事です。
自分の命、人任せには出来ませんからね。
ところで、初日記だったんですか〜、オ・ド・ロ・キ!
ittiさん こんばんわ
そして初めまして
アルパインを目指しているとの事
どうか頑張ってくださいね
クライミングのギアやその他の道具もどんどん進化しています
ロープの結び方や支点の取り方も同じで、時代と共に変化しています
もちろんその時その時の最良の方法が生み出されているんでしょうね
ほんとに凄いことです
これも先人たちのおかげですね
こういう事を思いながら向き合っていく事がとても素敵な事だと思います
アルパインのクラシックルートを開拓した人達を思って私も登っていきたいですね
そう、初日記だったんですよ^^
私の岩活動は、登る技術向上が目的じゃないです。
それだったらスポーツクライミングに行っているでしょうから^−^
まあまだどうなるか解りませんけどねーー
初めまして、コメントを有難うございます^−^
>その時その時の最良の方法が生み出されているんでしょうね
きっとそうなのでしょうね〜。。
材質が変われば形も変わり、形が変われば使い方も変わるかもしれませんね
きっとこれからもそうやって、変化していくのかもしれませんね^−^
クラシックルートを切り開いた人達を思って ですか
なるほどそういう登り方もあるのですね。。
ところで雪の立山のレコ拝見致しました。
「本当に綺麗だ」のお写真達、本当に綺麗ですね。
寒さも忘れて見続けて居たい様な。。
厳しくも美しい世界ですね^−^
ittiさんアルパイン指向なんですね。
アルパインの場合、天候やその時どきの状況で難易度、危険度が違うので場数踏むしかないですよね。
安全第一で楽しんでください〜
ありがとうございます。
まだ「自分のクライミングはこうだ!!」なんて言える程の
経験も技術も無いのですがね(笑)
でも外岩は平日行ける訳ではないので、
kanemaruさんみたいにジムで練習しなきゃですね
それにしてもkanemaruさんはほんとによく
ジムに行かれてますよね。
拍手が追いつきません
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