静岡県の山岳遭難件数に関する産経新聞の記事です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150305-00000075-san-l22
昨年遭難事故件数が減ったのは天候不順の影響で登山者数が減ったことが大きいと思いますので、実態として遭難率(という言葉はあまり聞きませんが)は変わっていないのではと感じています。
また登山計画書自体の提出数は倍増したとのことですが、遭難者の中で登山計画書を提出していた人の比率は12%と少ないのは、遭難件数の半数以上が富士山ということも影響しているかもしれません。
ただ、やはりどこの山だろうが計画書を作成する人は、その時点で遭難のリスクが減っていると思います。それなりに下調べしないと計画書は作れませんからね。
記事の最後にある
「県警では「登山計画書の提出率をさらに高めていきたい」としている。」
からも、多くの人が作成(提出)してくれれば遭難は減るとのメッセージでしょう。
最後に、記事の中ほどにある下記は面白いですね。他にも指導はしているのでしょうが。
「また開山期に富士山で常駐警備を行う県警山岳遭難救助隊が、登山者に対し「排尿を我慢すると高山病のリスクが高まる」などと指導を行ったことも減少の要因に挙げた。」
やまきふ共済会
http://www.yamakifu.or.jp/aboutyamakifu/
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