新潟日報より
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20150214163136.html
記事の最後に、「夏冬問わず、遭難する恐れがある山に入る際は登山届を出してほしい」とあります。
新潟県警の本意とは異なると思いますが、文字だけを見ると登山届を出さないで遭難してしまった人の大半は「遭難する恐れがある山」と思わず入山しているのではないかなどと考えてしまいます。
やまきふ共済会では、登山計画書作成通知をしていただければ割増なしで雪山やクライミング、道迷い等国内全ての遭難事故が対象となりますが、通知が無ければ対象外となります。
割増もないので是非どこに行く際にも計画書を作成提出していただきたいのですが、
「高尾山等の近所の山に行く時も提出する必要がありますか?」という問合せが時折あります。
もちろん最終的には本人の判断ですが、本人が遭難しないと判断しているのであれば、そもそも保険も必要ないのではと。
「99.99%遭難しないから提出はしないけど、万が一の時は補償してほしい」ということなのだと思いますが、その0.01%でもリスクがあるなら提出していただきたいと思います。
やまきふ共済会
http://www.yamakifu.or.jp/aboutyamakifu/
この記事の趣旨と異なるとは思いますが、新潟日報の元記事が興味深かったのでコメントします。
私はほとんど新潟県内の山しか登らないのですが、新潟県警はインターネットから登山届が出しやすくてありがたいです。新潟県警は、ヤマレコで作った計画書がそのまま提出できる10の都道府県警の1つでもあります。そのおかげもあり、私は「夏冬問わず、遭難する恐れがある山に入る際は」登山届を提出しています。
一度群馬県警にインターネットで登山届を出そうとしたことがあります。ところが、Windowsのインターネットエクスプローラでないと入力を受け付けてくれず、私はWindowsのパソコンを持っていないので、しかたなく登山届をダウンロードして紙に印刷したものをFaxしました。これだと、登山ポストのない山に行くような場合にはさぞ面倒だろうと思います。
コメントありがとうございます。
出しやすい仕組みの構築も大事ですよね。都道府県に関わらず同じ方法で出せるようになればもっと分かりやすくなると思いますが、なかなか難しいのでしょう。
「遭難する恐れがある山」とは全ての山です。
計画書が提出できるということは、リスクを含めた事前の計画ができているということ。遭難者の多くが事故後「考えが甘かった」とか答えていますが、甘いんじゃなくて考えていなかったのだと思います。
今後とも楽しく安全な登山へのご支援、よろしく願います。
コメントありがとうございます。
保険に入ることや計画書を作成提出することで、遭難のリスクがあることを出発前に少しでも考えるようになれば、遭難事故は減るのではと思っています。
今後とも宜しくお願いいたします。
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