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長野県の南部の私の家にもシカは勿論、サル、イノシシ、ハクビシンが常時あらわれ、３年前にはツキノワグマも現れました。こう書くと凄い山の中に住んでいるように思われますが、天竜川沿いのごく普通の集落である。
野菜や果実は編みで囲わないと、全部食べられてしまう。農家の方にとっては死活問題である。
私の近隣の市町村では、シカが入ってこないように、集落より４〜５Ｋｍ先に莫大な費用をかけて鉄柵で囲みつつある。
長野県全体のシカによる農林業の被害は８億円といわれている。県内にシカの生息数は１４，０００頭という。捕獲したシカは平成１０年度は１４，３７３頭であった。今年度以降年に２５，０００〜３５０００捕獲し１５年度までに
３５，０００頭にするという。高山植物についても、シカの害は深刻で、絶滅のものもあり、早急の対策が必要である。
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