![]() |
![]() |
山形新幹線 E8系の車両故障の原因が判明し、対策を施した上で、8月1日からE8系の単独運転を順次再開、定期列車を通常ダイヤで運転する旨、JR東日本から発表がありました。
https://www.jreast.co.jp/press/2025/20250722_ho01.pdf
(2025.7.21 投稿分)
この連休は、泉ヶ岳と船形山(御所山)を宮城側から登って、山形側へ下りてきました。
【日本三百名山 #188,189】泉ヶ岳、船形山(御所山)(泉岳自然ふれあい館→原宿バス停)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8439405.html
帰りは在来線規格で新幹線に直通する、いわゆるミニ新幹線である山形新幹線だったわけですが、6月に同時に複数編成で発生した車両故障の影響で、大半の山形新幹線つばさ号は福島で折り返しして、東北新幹線へは直通しない形になっています。
車両故障が発生したのは新型のE8系で、故障の根本的原因がいまだはっきりしていないこともあり、単独編成での運用ができない形になっています。よって、単独編成にならざるを得ない山形新幹線区間は、旧型のE3系を使用しています。E3系は廃車が進んでいたところで数が限られているため、車両がさらに必要となってしまう東北新幹線乗り入れを中止しているわけです。
ちなみに、E8系は併結運転であれば大丈夫そうで、福島で接続するやまびこ号の増結分車両としてE5系と連結して使われています(じゃないと、福島駅で山形新幹線から乗り換える人を積み残してしまうので)。
前置きが長くなりましたが、今回の帰路は、福島からのやまびこ号の指定席も増結車両側で予約していたこともあって、E3系とE8系の新旧山形新幹線車両を乗り継ぐことになりました。
福島までのE3系は、今回の山行で使った65リットルザックが席上部の荷物棚にすんなり入りましたが(ちょうどぴったりくらい)、E8系に乗り継いで荷物棚に乗せようとしたところ、、、あれ、入らない!全く入りません。乗せ方はE3系と同じです。目一杯力を入れて押し込もうとしても無理。どうやら、そもそも荷物棚の高さ(縦方向の広さ)が、E3系よりも狭くなっている模様。
幸い、車両内に大型荷物置き場があったので、そちらに置きましたが、郡山で同じ車両に乗り込んできた同業者さんもザックを荷物棚に収めようとして、収めることができていませんでした。
ちなみに在来線特急車両、たとえばあずさ号のE353系や、アルプス号のE257系の荷物棚はすんなり入るので、E8系の荷物棚の高さが狭いと思われます。実際に測ることはできなかったし、ネットでもそれに言及している記事はないのですが、目測でもやっぱり狭いように感じます。
E8系は最高時速300km/hに対応しているのですが、高速化のために背を低くして、結果、車内の天井高さも低くなり、荷物棚の高さも低くなりという、、、ということでしょうか?(いや、そんな大きい荷物を上に置くのは、落下したときに危ないから、と意図的に荷物棚の高さを狭く設計した、、、というのは穿った見方?)
となると、E8系の設計の基になっているE6系 秋田新幹線も厳しそうですね。
今度から縦走山行で、山形、秋田の両ミニ新幹線を使う際は、最初から大型荷物置き場にザックを置くようにしたいと思います。一応、E8系、E6系共に全ての車両に大型荷物置き場はあるようです。
山形新幹線 E8系車内設備
https://www.jreast.co.jp/train/shinkan/e8.html
秋田新幹線 E6系車内設備
https://www.jreast.co.jp/train/shinkan/e6.html
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する