山道には「石コロ」と「木コロ」が転がっている。時には落ち葉の下に隠れていたりする。先日の諏訪岳の途中の尾根道の緩やかな下り坂で、前方の景色に目を移した後、落ち葉に隠れた直径2-3cm・長さ20cmくらいの木の棒(木コロ)を踏んで転倒した。足をすくわれたようになり、右の腰、右の肩を打って、最後に右側頭部を杭の平らな面にぶつけた。ちょっとした脳震盪でしばらく起き上がれなかった。幸い側頭にたん瘤ができただけで、腰も肩も大した傷もなく、大事には至らなかった。
長い山歩き人生で、スリップ尻餅は年に2,3度あるが、派手な転倒は2015年の雌阿寒岳の事故以来2度目だ。ちょっとしたショックだった。基本はゆっくり足元をよく見て歩くことだ。そして万が一に備えておく必要を感じた。
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