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様子を見て8月はおとなしくしていたが、週末の好天にじっとしていられず、苗場山へ。もしかしたら腰の痛みが悪化して、いきなり今シーズン終了!ということになるかもしれないが、そっちの方が白黒ハッキリして後悔がない(だろう)。いつもの悪いクセ。世の事物には何かと悲観的なくせに、自分のことに関しては根拠もなく楽観的。後悔どころか、道中でホントのぎっくり腰になって動けなくなる可能性もあるのに…、考えないフリをする。
道の駅「みつまた」で仮眠し、起きるともう空は青くなっていた。透けるような薄い色の月が浮かんでいる。
時間の心配はないので慎重にゆっくり登る。遠方から見る苗場山は船形の台形のイメージだが、神楽ヶ峠を越えて見えてきた姿は、ずい分印象と異なる山らしい山容。
暑い日には雷清水の冷たい湧水がありがたい。
緩やかな登山道が続いていたが、最後だけ急登。そこを登りきると驚くような高原が広がっていた。これが山頂? 山を登ったのか、移動して山じゃない所に来てしまったのか、不思議な感覚。豆の木を登ったジャックか、おむすびを穴に落としてねずみの世界に来てしまったおじいさんか。
下りもゆっくり。なんとか無事下山。
コルセットをして登ったが、腰は…山登りできそうな、できなさそうな微妙な感じ。来週以降、どうなることやら。少なくとも今年行きたかった飯豊と栂海新道は無理だなということは自覚した。
久しぶりに山に行けた嬉しさと、先行き不安なブルーな気分とが入り交ざる。
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