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さすがに今シーズンは雪が深い。
三ノ峰の登り口(3合目)、案内看板は目線より下。
4合目まで続く勾配のある階段は雪で段差が無くなり、いきなりの急斜面。
それでも多くの人が歩いた後なので歩き易い。
チェーンスパイクが良く効き、一歩、一歩、登る。
今冬の山塊は、雪の羽毛布団でなく、ずっしりとした昔の綿布団で押さえつけられている感じ。
三ノ峰の小屋は足元より下。それでも丁寧に入り口まで掘り起こしてある。
尾根に出ると風が強かったので、一ノ峰で引き返そうと思っていたが、行ってみると五頭本山までしっかりと一本の線が繋がっており、おいで、おいでと呼んでいる。
雪が多いので木が少ない! モンスターと化す木々も雪の下。その分、見晴らしがいい。
本山は幸い風がなかったので、しばし休憩。
冬ならではの美しい流線。同じ作品は二度と見ることはできない雪の造形。
降雪量の多い今年ならではの景色を楽しむ。
しかし、いいことなかりではない。帰り道に気になったのは、登山道、特に安全柵や手摺、案内板は相当ダメージを受けだろうな、ということ。
なかなかマンパワーで貢献できないので、せめて少ないながらも資金面で協力できる手だては何かないか探してみようと思った。
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