三橋一里塚跡地

2024年12月11日 15:02にっき全体に公開

東海道の脇往還、
姫街道沿いにある三橋の一里塚跡地。

これが見つからない。

寿命院の隣の民家の裏手に、
一里塚の名残であるエノキが立っているらしい。

で、豊川市が発行している
姫街道ウォーキングガイドに
写真も掲載されている（①）。

ただ、この写真が小さすぎて
いまいちわかりづらいのだ。

寿命院の住職さんに話を聞いたところ、
一里塚ついてはハッキリわからないものの、
近所の家の裏におおきな木が立っていて
新しい家を建てるときに切っちゃったから、
それがそうなんじゃないかな？とのことだった。

そのあと、何気なくＸ（Twitter）で
「三橋　一里塚」で検索したら、
2020年に撮影された写真が見つかった（②）。

これは大きくてハッキリ写っているので
すごく参考になるが、
この写真だけで探しても
見つからない可能性がある。

そこで住職さんの話を思い出す。
「新しい家を建てるときに…」。

そうです、現在といまでは
違う建物が建っており、
さらに木もありません（③）。

ただ、左の家をよく見れば、
場所は簡単に特定できたんですけど。

てなわけで、④の写真のとおり、
エノキが立っていた位置も判明し、
ここが一里塚だったと思われます。
（当時の姫街道は寿命院の南側を通っていた）

航空写真だとどうして
南側の建物がないのかわかりませんが、
たぶん更地にして売りに出されていた間に
撮影した航空写真だろうってことにしておきます。

よーく見ると、
エノキが立っていた場所は
新しい家の敷地と関係ないような
気がしないでもないのだが、
まあ細かいことはどうでもいい。

とにかく私有地なので
一里塚跡地の石碑を建てる人もなく、
寿命院の住職さんですら
いまいちわかってなかったという
寂しい一里塚の話でした。

おわり

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