バリエーションルートは良くないとの日記があった。
・明白な自然破壊である
この理由がいちばん響いたかな。けれど、一般登山道だってひどいものじゃないか…とぶつぶつ。もう30年以上前から塔ヶ岳山頂周囲ははげちょろけだった。現在は、ずいぶん整備されている。つまり人工の覆いをかぶせている。頂上直下も木道で崩壊を防いでいる。つまり、人が入りすぎるからだろう。自然の回復力以上の人が入り、大きなインパクトになっているわけだ。「傷だらけの百名山」という本にも、その実例がいくつも指摘されている。
自然破壊のことになるとどうしても、自分だけじゃない、みんな行ってるじゃんという言い方になってしまう。バリエーションルート歩きだけのせいにするなよ、とぶつぶつ。
すると、程度問題なのか。一般登山道の方が、木道とか石段とか明瞭さで、破壊の程度が限定されている。マナーを守っている限り。でもそれはバリルートも同じ。マナー次第。
・道迷いの原因になる
この指摘は、登山が観光山散歩でなく、あくまで登山である限り、読図はしてよね…ということに尽きるのでは。
山菜取りの方が、ばりばり歩いてるみたいですよ。斜面だろうがなんだろうが、それはすごい。八ヶ岳天狗尾根(これもバリルート)を歩いていたら、鹿除け柵どころか、山菜取り除け柵が延々と続いて興ざめだったことがある。山菜取りはけしからん連中だと思っていいかな。
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