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下りに利用した沢ルート(パラジマ沢)ですが、登山道の崩壊が甚大です。
察するに、8月7日に都留・大月で降った大雨で土石流が起きたのではないでしょうか。
登山道が沢沿いで断裂し、沢の中には土砂・大岩・流木の堆積した箇所が散見されました。
GPSで方向を確認しながら進みましたが、ルートを探してえぐれた沢を下ったり、不安定な岩の上を歩く…といった状況でした。
無事に下山はできたものの、かなり神経をすり減らすこととなりました。
現状として、下の登山口にも上の分岐にも、危険・通行止め等の表示はありません。
あまり人が入らない(と思われる)ルートではありますが、「昭文社 山と高原地図」では実線ルートであり、万一のことがありますので、この場でお知らせいたします。
この状況につきましては、管理下にある都留市の方へ報告済みです。
今夏は、短時間に大雨が降ることで沢が濁流となることも珍しくなさそうです。
山にて沢沿いのルートを取る場合は、過去の状況も含めてルートの安全を確認された方がよいでしょう(と自分に言い聞かせています…)。