群馬の秘湯 〜金湯館〜

前日の四阿山にて山頂ではしゃぎ過ぎたのが原因か、風邪を引いてしまった。
熱はない（と思う）けど、頻りに咳が出て、咽も痛い。
来週は榛名梅マラソンがある為、このままでは宜しくないと思い湯治に行くことにした。

遠来からの友人もいたので、草津にでも行こうかと思ったが、人が多いしお湯は熱くて長く入れないし、第一四阿山の帰りで昨日行った。という理由で却下。

なので、今年の初めにふらふら訪問して気に入っていた霧積温泉「金湯館」に行く事にした。

当館への道はなかなか険しく、最終的には車を降りて、山道を20分程歩かなければならない。
（車で入れる最奥の霧積館から電話をすれば、送迎してくれるそうです。）

道中ではなかなか立派な氷柱もあり、アイスクライミングをしている人を見ることもでき、楽しい。
林道に合流すると程なくして、鄙びた建物が姿を現す。
入口に近づくと青い首輪をしたわんこが吼えながら近づいてくる。噛み付いてくるわけではない。可愛い。

玄関には秘湯を守る会の提灯、著名人が訪問した時の写真等がある。
展示されているものから、当館の歴史を感じる事ができる。
受付の奥では年配の男性がこたつに入ってまったりしていた。

温泉は塩基性のヌルヌルしたぬる湯。個人的に大好物のアワ付着もある。（炭酸等の成分が含まれていると皮膚に気泡が張り付き肌がすべすべになります。毛に付着してくる泡を眺めるのが楽しい。）

風呂から上がった後は、お茶とお菓子を頂いてまったりしながら帰った。
春を感じさせる暖かな陽気の一日でした。