ついに、白山に行けるので、白山のお勉強をしてます。
まず、白山は元々は「シラヤマ」って呼んでいたらしいく、「ハクサン」と呼ぶようになったのは江戸時代以降のことらしい。白山は、万葉集など歌に何首も詠まれ、古今和歌集には、
「消えはつる 時しなければ 越路なる 白山の名は 雪にぞありける」( 古今和歌集 414番）
とあるように、雪が消えないからその名が付いたとか。
白山信仰の史料上の初出は、仁寿3年（853年）10月に白山比�弯澄覆靴蕕笋泙劼瓩里�み）が従三位に叙されたとの記録があるとか。比�弯世箸△襪�ら女性の神さまだったのですね。
ところで、白山比�弯声劼離汽ぅ箸鮓�ると、祭神は白山比�彗膺�(しらやまひめのおおかみ)＝菊理媛尊(くくりひめのみこと)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の三柱となっていて、白山比�廚狼突�媛であるとな。
菊理媛とは、『日本書紀』の方で、約束を破って醜いすがたを見られた伊弉冉尊が怒って伊弉諾尊を追う場面に出てくる神で、しかも本文ではなく、これについてはこんな言い伝えもあると、本文に対し各地の違った言い伝えを紹介しているひとつに出てくる神で、「是の時に、菊理媛神亦た白（もう）す事有り。」と記されているだけで、何と言ったかは記されていないんですね。
民俗学者の折口信夫は、話は伊弉諾尊が禊ぎをする場面へと変わっていくので、菊理媛は禊ぎの方法を伝えたのではないかと分析していますが、白山比�弯声劼離汽ぅ箸砲蓮◆岼没佳�尊・伊弉冉尊二神の仲裁をし、」「菊理媛の「くくり」は「括る」にもつながり、現在は「和合の神」「縁結びの神」としても崇敬を受けています。」と説明しています。
因みに、白山比�廚鬚い弔�ら菊理媛と言うようになったのか？史料上の初出は、吉田兼俱（1435〜1511）って人がまとめた『二十二社註式』って中で、大江匡房（1041年-1111年）が『扶桑明月集』に比叡山の客人社について「女形。第五十代桓武天皇即位延暦元年。天降八王子麓白山。菊理比�弯戚蕁廚筏�していると引用しているのが最初らしい。（ただし、この『扶桑明月集』は現存しないらしい）
ま、とにかく、なぜ白山比�廚傍突�媛を持って来たのか、興味深いところです。
白山比�弯声劼�URLは
http://www.shirayama.or.jp/index.html
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