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箱根・明神ヶ岳から明星ヶ岳を歩いてきました。前日の天気予報では、「すっぽり高気圧に覆われて、行楽日和の好天」だったけど、薄日差す程度の曇。

箱根では紅葉が進んでいます。曇天下の渋い紅葉を、それはそれなりに楽しめた稜線歩きでした。
金時神社の無料駐車場は早くも満杯(そんなに広くない)で、金時ゴルフ練習場の登山者用駐車場に駐車。1日500円。ここから国道沿いに次のバス停「金時登山口」まで歩き、指導標に従って別荘地の中へ入って行きます。紅葉の綺麗なお庭など、別荘ウォッチング(笑)

矢倉沢峠までは樹林の中を登って行きます。登り着いた稜線は、背の高い笹(ハコネダケ?)の中。少し先に笹が切り開かれて「うぐいす茶屋」がありました。シャッターはまだ閉まっていました。
箱根外輪山の稜線を縦走。しばらくは背丈以上の笹の中の道で、空しか見えなかったけれど、高度があがるにつれて、振り返ると金時山が。山腹の紅葉は、渋いけれど目を楽しませてくれました。アップダウンしながら、林の中を通ったり。そのうち、黄葉の綺麗な林を過ぎると、ススキが現れ始めてきました。背後の金時山の向こうに富士山も見えてきた。

明神ヶ岳から先へ進むと、最乗寺への分岐が2か所。矢佐芝への分岐がありました。これは、「二宮金次郎柴刈り路」なんだそーです。

明神ヶ岳から明星ヶ岳にかけて、足元にはまだ花が所々に咲き残っていました。マツムシソウ・リンドウ・フジアザミなどなど・・

明星ヶ岳から宮城野へ下山。樹林帯の中を緩く下って、大文字焼の場所を過ぎると、ガンガンと急下降していきます。途中まで、電線沿い。登山鉄道の踏切の音や車の音、里山の雰囲気ですね。
道路へ降り立ち、またまた指導標に沿って国道へ出て、宮城野橋のバス停から桃源台行のバスに乗車。だいたい10分おきに出ているようです。下山してきたら間もなくバスが来て、待ち時間も無く乗れたのはいいけれど、観光客などで結構満載・・。

伸びやかな外輪山稜線歩きを楽しめました。

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