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秋の奥多摩散歩。ということで、日ノ出山から金比羅尾根を歩こうと。
金比羅尾根、トレランやMTBのルートでもあるようですね。ゆるゆると尾根散歩、のつもりだったのですが、麻生山でRF(ルートファインディング)!のおまけがついてしまいました。

武蔵五日市駅前の駐車場に車をデポ。電車で、拝島乗り換え、御嶽駅へ。バスとケーブルで端折ってしまいます。御岳山へと宿坊の立ち並ぶ集落を抜けていく途中で、日ノ出山の分岐。御岳山は散々通っているのでパスして、分岐から日ノ出山へとっとと向かってしまう。ケーブルで上がってきた人達は、当たり前だが皆、御岳山方向へ行き、こちらに来る人は誰もいませんでした。


晴れているけれど少しもやっていて、大岳山からの馬頭刈尾根の向こう側は、朧気に見えるばかり。まだ人も少なく、気持良く日を浴びながらまったりしてしまいました。

さて、これから金比羅尾根。
日ノ出山から、階段の急下降と滑りやすい赤土道を下りきった所は、広々した伐採地で四つ辻となっています。伐採地をぐるりと回りこむように、金比羅尾根方面へ。ゆるゆると進んでいくと、麻生山。
麻生山山頂へ向かう道と、右に巻きながら金比羅尾根が続いて行きますが、せっかくだから麻生山のピークも踏もうと山頂へ。10分程で、疎林の中の麻生山山頂。

地形図の区界線が縦長山頂のすぐ先で金比羅尾根に合流しているので&登山道が山頂から先に続いていたので、迷わず踏みこんでいったのですが・・。実はこれが失敗!

次第に踏み跡(ヤブ山系のジャンルでは、かなりはっきりした踏み跡なんだけど・・)となっていきましたが、気にもせずにズンズン進むと、急下降して妙に尾根が細くなり、露岩も現れ・・。
?と思っていたら、東電の巡視路標識があり、右へ下降して山腹を来た方向にトラバースして行くルートと、さらに尾根上を進むルートと分岐してました。
ここできちんと地形図でチェックすればよかったのです〜。

習性で(笑)、先に進む尾根上のルートを辿ってみると尾根はさらに狭く・たいして踏まれて無さそうな踏み跡になってるし、高度計の標高ではいい加減縦走路に合流しそうなものの・・・と感じた所で、木々の間に送電鉄塔らしきものが見えました。あれれ?で、やっとコンパス・地形図でチェックしてみたら、金比羅尾根と違う東方向の尾根に入り込んだ事が判明。やっちゃった〜!ルートミスです。

先程の東電巡視路標識で、尾根に進まず下降・トラバースで金比羅尾根に合流するのだろうな〜、と思ったけれど、もうこんな時は、急がば回れ

気持のいい広い疎林の山頂で、気にもせず跨いで行っちゃったのですね。注意が疎かになっていたことを反省・・。


気を取り直して、金比羅尾根を先に進みます。ホントにゆるゆると穏やかな道です。トレランの方が多いのは納得。
標高が下がって来ると、リーリーと秋の虫の音。こんな時期なのに、1匹だけツクツクボーシが鳴いてました。こらこら、もう寒くなっちゃうぞ!

金比羅山の手前で、橋で林道を横切ります。もうこのあたりでは、下界からの音が色々聞こえてくる。金比羅山には神社があり、この先は簡易舗装の道を交えて下って行き、そのうち民家・学校と町の中を歩いて、武蔵五日市駅に戻りました。
おお、似たような経験をされた方がおられるのですね!
私も先日(9月25日)、同じようなルートを歩きました。 古里駅、丹三郎から御岳山と日の出山、金毘羅尾根です。
で、もちろん麻生山の破線ルートを行っちゃいました。 横木が「行ってはダメヨ」と主張してましたが「途中でやばそうになったら引き返そせばよいのだ」と思ってです。
尾根を下っていくとだんだん心細くなってきましたが、踏み跡がある限り行こうと心に決め・・・黄色の東電の標識に励まされ・・・。
しかし、標識を右に回ると台風の影響なのか倒木があってその先すすめるのかどうかわからん・・・(踏み跡が見えん・・・)でも、地図ではこちらの方向のはずだ、とか〜な〜り〜不安になりながらも心を決めて進みました。
金毘羅尾根の登山道に合流した時は、ほっとすると同時に達成感がありました。だからやめられない破線ルートの冒険(危険思想かも)。
CoroCoroさん、初めまして。
やはり、標識から右ルートで登山道に合流するのですね。納得。
不安ながらもの、ワクワク感、これも一つの山の楽しみですね〜
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