芸術の秋？

１１月２３日（月）

　生憎と３連休ではなかったので、山には行かずに「芸術の秋」ということで（笑）久しぶりに目を楽しませて参りました。

　上野の森美術館で開催されている「聖地チベット-ポタラ宮と天空の至宝」、行ってきました。３年前にチベットに初めて行き、ポタラ宮やジョカン寺などラサ周辺だけでしたが見て回ったので、これは見ておきたかったです。
　当時、丁度、チベットの巡礼シーズンでもあって、普通の人の生活に普通に根付いているチベット仏教文化を、短期間ながらも感じてくる事ができました。熱心な信仰心があるのと同時に、１回回すと１回お経を読んだ事になるマニ車とか・風にはためく度に同じように仏の教えが広まるというルンタとかタルチョとか、合理的というかお気楽な（？）な側面もあったり 、文化も自然も当たり前のように同一・包括されているような気がしたり、と何だか面白かったのですが・・。
　そんなチベット仏教美術、日本の静謐な仏教美術とまた趣が違って、精緻ながらもダイナミック・躍動感のある展示品の数々、興味深く楽しませてもらえました。
　上野に来たついでに、ブラブラとアメ横を歩き、ごったがえす人並みで、ジョカン寺周囲のバルコルのバザールの賑わいをちょっと懐かしく思い出しました。

　さらに〜、毎年秋にお知らせを頂きながら、ついぞ拝見できなかった「山岳写真ASA」の写真展、今年は創立４０周年記念ということで、この写真展も今回やっと拝見することができました。 山の写真は、やっぱりワクワクしますね。お久しぶりに、ASAのＨ会長やＷ氏に会場でお会いしました。
　ここしばらく、記録メインでデジカメでちゃちゃっと・・・という状況になり下がっているので、「作品を撮る」という啓蒙刺激もあったりして・・・。（笑）
やっぱり「山の写真」っていいな〜、と思いました。時間のある時、撮影山行もしてみたい・・けど、来週は、うー、Ｍ山塾のボッカ訓練じゃ・・。 （笑）

　ともあれ芸術の秋！の１日でした。（と勝手に思ってる )
こんな日も楽しいものですね。