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日記
2015年7・25宮原―大障子岩縦走(ピストン)
2007年8月、およそ8年ほど前に尾平林道入り口から八丁越に至り大障子岩に登っている。今回が二度目だ。当時の記憶としては登山道取付に設置されていた「登山道」と書かれた標識、滝の付近、「難路」と書かれた標識ぐらいしかない。夜が明け白み始めるのを待って出発する。自宅に行き先のメモを残しておくのを忘れ、携帯で行き先の「大障子岩」とCメールするが、通信不可。八丁越まで来て再度送信すると、今度は通信できた。これで安心。山歩きに集中できる。登山道は、急な尾根筋を登っていく。沢の音がずーっと聞こえている。滝の所まで来る。大きな滝ではないが、涼感を感じる。ロープが数か所設置されている。かなり急だ。ほぼ登りあがったところで、ルートは二手に分かれる。以前は「難路」と書かれた標識があったが、それはない。踏み分けが10mくらい伸びているのが確認できる。八丁越方面へと歩く。やや勾配が緩やかになってきた。それでも、結構息はあがる。八丁越に着く。標識に「宮原3時間、大障子岩に45分」とある。宮原の方に歩く。概ね軽いアップダウンだが、岩場のやせ尾根が一か所ある。ここは戻りに、少しよじ登る感じだ。縦走路歩きでは、やや強めの南からの風が吹く。気温は予想していたほど暑くはない。汗ばんだ体に丁度良い。鹿の背にさしかかる。遠く阿蘇方面が眺望できた。ここからの阿蘇の姿はまた一味違う。あれは阿蘇だろうか?と思うほど。ここの岩場ではこけて落ちないように慎重に歩く。池の原展望台に着く。残念ながら、遠くの縦走路上の山々はすっぽりガスに埋まっていた。一息入れて、先へしばらく進むと地面に「メンノツラ沢、神原・白水分岐」などと書かれた標識が置いてある。このあたりもすっかりスズタケが全滅している。以前はその標識はスズタケにぶら下げてあったのに、、、。びっしりとスズタケに挟まれた登山道を歩いていたのだ。だから何も考えずに歩けたが、今回はだだっ広いところでは薄い踏み分けを外さないように注意して歩かないといけない。宮原の「1400m」標識地点に着く。軽くおにぎりを一つ食べて、今日はここで引き返し、大障子岩を目指すことに。再び八丁越に至る。ここから大障子岩までは急な登りだ。単純に尾根を登っていくというのではない。岩場を必死にロープを握りしめて登ったり、巻いたり、山頂はまだかなと何回か思いつつ、したたる汗をぬぐいながら、こんなに複雑やったかなと思うくらいだった。そうこうしながらも、見覚えのある山頂に着く。このとき空はすっかり快晴状態。眺望は良い。祖母から傾までぐるっと見渡せる。ほかに登山者は誰もいない。昼食をしっかり食べて、下山する。急な下りを滑らないようにどんどん下る。3か所ほど渡渉するが、そのうちの一か所で休憩し、汗で脂ぎった顔を冷たい沢の水で洗う。さっぱりする。2時間ほどで元の尾平林道入り口に着く。8年ぶりにこのルートを無事歩き終えて、満足、満足。
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