2016年6・18九重連山9峰縦走

2016年06月19日 15:56未分類全体に公開

梅雨の晴れ間、よく晴れた。快晴といっても良いくらいだ。自宅に帰って、長袖シャツを脱ぐと、手首の部分が真っ赤に日焼けしていた。強烈な陽光だったようだ。5時前に長者原登山口に着く。すでに30台ほどの車が駐車してあった。ザックを背負って歩き出す人もいた。諏蛾守越、三俣山へと向かう。指山と三俣山の間から、朝日がさしてまばゆい。このコースを歩く人は他にはいない。硫黄道路の途中に出る。ここから200ｍくらいは右側の山肌からの落石に注意だ。しばらく歩くと、大岩の落石が道路に転がっている。四月の熊本大分地震で崩れてきたのだろうか。山側を見上げると。いつ崩れてもおかしくない雰囲気はある。諏蛾守越に着く。長者原を出発するときに携帯電話のバッテリー切れに気づき、乾電池充電をしていたのだが、十分に充電していた。西峰方面への急登を見上げる。一人軽装で登っていく人が見えた。やや強めの風が吹いていたが、寒くはなくちょうど良い感じだ。西峰につき、Ⅳ峰、南峰を見上げると、Ⅳ峰の山肌にミヤマキリシマの群生がピンクに染まっているのがわかる。盛りは過ぎているのだろうが、遠目にはまだ鑑賞できる。本峰、南峰と歩く。ここまで誰とも会わない。南峰から久住方面を眺望する。新緑の緑がいい感じだ。南峰からはショートカットルートを歩く。左下方に北千里浜を歩く登山者が見える。再び諏蛾守越につき、にぎりめしを一つ。久住分れ、中岳方面への上りに備える。久住分れに着き天狗ヶ城を目指す。天狗ヶ城の斜面もピンクが所どころ目につく。風は吹いたりやんだりで、風がない時は体の中から熱くなってくるのを感じる。天狗ヶ城から中岳に着く。御池の先の池ノ小屋、さらにその上方の衝立のような岩が見え、登山者が歩いている。その岩はあちこちから見えるのだが、以前から何だろうと気にかかっていた。中岳を下り池ノ小屋へ行くことに。小屋は頑丈な作りになっている。九重の避難小屋はここも含めて三か所あるように思う。さらに先ほどの岩の衝立の方へ緩やかに登る。岩の衝立と思っていたものは、大きな梵字と漢文が刻された碑だった。昭和6年に建てられたようだ。振り返ると天狗ヶ城、中岳、御池が見える。御池の横を通過して久住山へ。多くの人が登り、下りしている。登り切って稜線に出ると、南側斜面はミヤマキリシマがここでも群生していた。久住山に着く。今日の山行のちょうど半分だ。1992年に初めてここに来て今日が34回目。猛者のなかには200回、300回とかいう登山愛好者もいるであろう。好天に恵まれ、眺望はどこの山頂でも良かった。はるか先まで見通せる。目の前の見える稲星山を目指す。山頂は茶色の山肌が特徴的だ。中岳から見るとこの山が一番緩やかな傾斜をしている。緩やかに見えても、実際に登るとやっぱしきつい。山頂に着く頃再び南からの風が吹いてきた。ありがたい風だ。にぎりめしを食べながらここでも眺望を楽しむ。鳴子山へ下る。稲星越では10人くらいの登山者が休憩していた。今日はどこも人が多いなと感じる。鳴子山への途中、オオヤマレンゲが咲いていますよと教えてもらう。あはん、みんなこの花の鑑賞に来たんだなと納得。鳴子山からは久住のどの山も見上げなければいけない。登り返しを敬遠する人もいるかもしれない。最後の白口岳に立つ。鉾立峠までは急降し、右手を見るとかなり激しくがけ崩れが起きているのが見て取れる。靴が滑ってバランスを崩しながら40分ほども要した。法華院に着いた時には、持参の2リットルの水はほぼ飲みつくしていたが、出しっぱなしの水道の水は冷たくてうまく大いに助かる。ここから長者原までは2時間ほど要し、三俣方面を振り返ると、山頂方面はガスがかかっていた。すでに5時を回り、駐車場には10台くらいで閑散としていた。

2016-05-26 2016年5・22平治岳、北大

2016-07-19 2016年7・18北大船山、大

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