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穴川ルートはあまり踏まれていないルートらしく、また事前の情報では荒れているらしいとのこと。しかし、去年の3月に矢谷から八方ヶ岳へ登った際には、穴川越には標識があり、「穴川へ」としっかりと書かれていた。それでどんなルートなのか、ドキドキもするが興味もあって行くことにした。さて、菊池の町を抜け竜門ダム方面へ133号線を走る。班蛇口湖の北側へ回り穴川へ、さらに穴川集落を通り過ぎて登山口へ走る。一部未舗装の道路があるが普通車でもどうにかこうにか通れる、登山口着く。3台くらい止められる駐車スペースに車を入れる。目前は迫間川に至る支流がながれている。周辺をきょろきょろ見渡し、取付きのピンクテープを見つける。案内板など何もないがここが取付だろうと推測して、足を踏み入れる。ピンクテープに導かれて、しばらく歩き、尾根の先端部に取り付く。急な尾根の直登だ。白アングルに先端部が赤に塗られた標識が地中にところどころ立てられ、またピンクテープも木に巻かれている。しばらく登ったところで、途中からピンクテープは斜面を右へ巻いている。その方向へ行くと倒木続きで歩きにくいこと、しかし我慢して歩く。途中から急斜面を尾根筋に登りあがる。あとでわかったが、そこは右へ巻かずにまっすぐ直登してもよかった。この登りあがった地点から谷筋方面へ直接穴川越に向かうテープが設置してあるふうだったが、尾根筋をどんどん登っていくことにした。やがて穴川越方面が開けて、近づいてきたのを感じた。北尾根ルートに出合い、右は三国山方面、左へ下り穴川越に到着。しばらく休憩して八方ヶ岳へ。二組の登山者と出会う。しばらく歩くと小さな沢が登山道のすぐわきを流れていた。汗でべたついた顔を洗う。穴川越から1時間で山頂に着く。雲がかかっていて、少し肌寒かったが、眺望はまずまずだ。時折陽がさす。近くは班蛇口湖や穴川のループ橋が見え、遠くは熊本の金峰山も眺望できた。昼食を食べゆっくりする。
下山は班蛇口登山口へ、さらにそれから穴川登山口へ戻ることに。班蛇口〜穴川間は初めてなのだが、多少の藪こぎは想定しておいた。班蛇口登山口から北西へコンクリ道を下り、どん詰まりまで歩く。ここからは登った尾根を目指して北進するのだが、荒れた未舗装の林道、砂防ダム横断、コンクリ作業道、胸突き八丁の斜面の藪こぎと四苦八苦して、目標の尾根筋に登りあがる。ここへ着いてやっと人心地つくことができた。あとは登ってきた登山道を辿ればよいだけ。
仕上げは菊池温泉清流荘でのんびりする。内湯と露天は分かれていて、今日は露天のホタルの里に入る。すぐ下を川が流れており、南小国町の黒川温泉風だった。シャンプー類は値段の高い馬油製がおいてあった。
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