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2016年11月01日 20:17未分類全体に公開

2016年10・30雁俣山登山

このルートは2014年4月に初めて登っている。その時は初めてということや、登山者が少ないので踏み分けがないかもしれないということで、だいぶ緊張しながら登ったものだ。それだけに山頂に立った時は達成感があり、うれしかったものだ。今回はもう一つ雁俣―京丈間から黒原へのルート探索もある。また、今回はきっちり445号線を10.47km歩き通すことにした。
中畑集落には5時半ごろ着く。まだ真っ暗だ。小さな集落で全部で3世帯くらいだろうか。集落を過ぎたあたりで駐車する。工事車両のユンボが止まっていた。工事中のようだが、今日は日曜日なので工事はないかもしれない。それでも邪魔にならないように村道の端っこにとめる。6時過ぎになり、まだ薄暗かったが、出発する。村道の行き止まりが取付きになる。1m幅くらいの作業道をゆっくり登っていく。まわりは杉林だ。すると20mくらい先の所で脱兎のごとく猪が走り去っていくのが見えた。猪が先にこっちに気づいたようで、小生もびっくりしたが、逃げてくれてほっとした。峠に着くと標識があり、左「四万丈」、右は消えて読めない。地形図で見ると四万丈は標高750mの山だ。ここは右へ北進する。雁俣山までは尾根筋を概ね北の方向へ歩くとよい。踏み分けはほとんどないが、尾根筋を外さずに高いとこ高いとこ登っていけばそのうち山頂直下に至るようになっている。比較的単純だ。高さが5,6mはあろうかと思われるテレビアンテナにぶつかる。もう使われていないらしく、さび付いている。杉の木にはピンクテープが巻きつけてあったり、保安林と書かれた標識、山の保護を訴える丸い小看板、赤色のビニールテープなどが目に入る。ピンクテープは林業用と思われるが、歩く方向とほぼ一致している。峠から山頂までのうち半分すぎあたりまで来て、急登が始まる。このコースの最難所だ。この急登を登り終えるのに1時間くらいかかったかもしれない。そんなとき背後でガサガサッと音がした。ビックリしてふりかえると犬がいるではないか。突然の出現。飼い主があとから登ってきているのだろうか。ふと我にかえって、犬なんかどうでもいい、今はこの急登を乗り越えるのに精いっぱいなのだ。下手にバランスをくずすとごろごろと下に転げ落ちそうだ。このコースを登る登山者が少ないのがよくわかる。峠から2時間ほど経過、やっと山頂直下に着く。気につかまり、ちょっとした岩を越えたりして雁俣〜京丈間の稜線と出会う。右にすぐで山頂に到着。眺望は良い。開けたところは遠くまでよく見通せる。紅葉は残念ながらまだ感じられない。件の犬もしばらくしてやって来た。このワン吉がなぜここに来たかは理由は分からんけど、ま、ワン吉もよく頑張ったということで、左手に水を満たして数杯飲ませて、栄養補給とパワーがつくようにと持参のカロリーメイトを一袋分け与える。
稜線を京丈山方面へ向かう。このコースの両サイドは延々とスズタケがずらりと立ち並ぶ。こういうのも山歩きという感じがしてよい。しばらく歩いて黒原へ右へ(西へ)分ける地点に来た。まっすぐ行けば京丈山だ。3年前にここを通過したときは、今は標識の文字は読めなくなっているが、「雁俣山、京丈山」と読めたように記憶している。稜線から分かれて西へ向かいしばらくで林道に出合う。100mくらい歩くと黒原の一軒家がある。ここで標識に従い二本杉峠へ山道に入る。犬はといえばここでお別れとなり、どこかへ行ってしまった。二本杉峠に着く。日差しは明るく、暖かい。まっすぐに東山本店に向かい、地鶏そばを注文する。これはうまかった。しっかり腹ごしらえをして最後の歩き中畑へ。10.42km、2時間半。下るばかりなのできつさはないが、ちょっと退屈。できるだけ周囲の景色を見ながら歩く。新しい発見があるかもしれないと思いながら。
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