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日記
眉山には伊万里市桃川(もものかわ)から8回ほど登っているが、今回は武雄市川古(かわご)から登ることにした。去年の12月に登ったときに林道眉山線があることが偶然わかり今回計画してみた。眉山線は川古に通じているので、川古から出発するとした場合、当然目前にそびえる八幡岳も計画のうちに入れたくなる。20年ほど前に車で八幡岳展望台まで行ったことがあるが、山登りは初めてだ。夜中に家を出て、高速を走り、途中広川と金立サービスエリアで仮眠をとり、6時過ぎに川古に着く。外が白むのを待って、7時に出発する。車道を随分と歩く。結構大きなため池を通過する。川面からゆげが立ち込め、野鳥が羽を休めていた。どんどん歩いていくと真正面北方向に眉山が見えてきた。そのうち陽が眉山南面にあたるようになってきた。眉山道路本線から途中で左に分れ、北西の方へアスファルト道路を歩く。ずいぶんと上の方まで民家があるのが見える。ふと道路わきの檻のなかでバタバタもがいているものがいて、何だろうと思って近づいてみるとまだ若い猪だった。目と目があったが、意外と優しい目をしていた。最後の民家を過ぎて、造林小屋風の建物があった。昭和40年代頃のものだろうか。そしてゲートに突き当たる。その先にも道路は続いていて、ゲートを開けて先へ進む。地形図では破線でしめしてある。だいぶ登りつめたあたりから草むらになる。構わずかき分けていくと標柱があり林道眉山線と書かれていた。昭和45年―46年とも書かれていた。45,46年くらい前に作られたようである。アスファルト舗装はここまでで、あとは未舗装の林道がキャンプ場まで続く。途中桃川からのルートが左から来ていてそれに出合う。これでやっと川古からのルートが確認できた。さらに歩いていき、キャンプ場へ続く林道を分けて左側の尾根筋に取り付いて直接眉山山頂を目指す。時間的にはキャンプ場回りよりも早いかもしれない。川古から出発して2時間ほどで眉山山頂に着く。杉林の中にあり展望はきかない。しかし去年来た時よりも整備されていた。広さとして40平方メートルくらいあるかもしれない。以前来た時は夏の頃ということもあって、ジャングルみたいになっていて、今日の山頂とは雲泥の差がある。キャンプ場方面へ向かう。こちらも、踏み分けに横たわっていた倒木はカットしてあり、跨いだりせずに済んだ。川内峠の標識が杉の木に巻きつけてあり、そちらへ歩いていく。今度は尾根筋をどんどん下る。こんなに下ったら八幡岳の登りは大変だななどと思ったりもする。登山道の幅は3mくらいあり、立派な道案内の標識板もあり、また九州自然歩道と書かれた標識板も見受けられたが、その名にふさわしくよく整備されている。川内峠に着く。ここが武雄市若木町と伊万里市大川町の境になる。道路を横断して八幡岳ルートにとりつく。あと2.8kmで山頂だ。登山道はよく踏まれており明確だ。八幡岳峠から上方に延びた林道の終点に至る。あと1km、沢筋の急登を登っていく。最後の尾根筋を登って到着。電波塔が4,5基あり、最初に展望台の方へ行く。東の方の展望がよい。続いて山頂・三角点に行きここで休憩とする。まず眉山を眺望する。小枝が視界を少し邪魔するが、眼下に山頂、キャンプ場がはっきり確認できた。周囲の山々の遠景も良い。川古までの帰路は、時折振り返り眉山、八幡岳の山容に見入る。
2016年12・18眉山(まゆやま)、八幡岳縦走(武雄市川古から)
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