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日記
2016年の元旦とまったく同じで天気は快晴。過ぎてみればこの1年早かった。年齢からくる時間の感覚かもしれない。牧ノ戸峠までの道路状態は、積雪や凍結などの問題はなかった。ただ車の通行量はいつもは2,3台くらいしか見ないのだが、今日は結構多かった。4時過ぎに牧の戸峠に着く。駐車場は満杯だった。すでに仕度を終えて歩きだしていた登山者もいた。車を駐車して外に出ると、意外と寒くはなかった。峠のデジタル寒暖計を見るとマイナス1度だった。ここより標高が低いミルクロードの入口でマイナス1度だった。防寒着は1枚脱いで歩き出す。12月の半ばに九州地方は1度降雪があったが、北斜面や日陰の所で少し残雪はあるものの、その後の晴れ天気で、日当たりのよい登山道の雪は解けてなくなっていた。ただ昼間の気温上昇でべちゃべちゃになっていたところは、ガチガチに凍結していた。上空の星は満天、その下を照明の列が前にも後ろにも点々と続く。扇ヶ鼻分岐を過ぎた頃、星生山の方を見ると一点の照明が登っていくのが見えた。星生山への分岐標識の所まで来る。少し風が吹いてきて、冷たく感じたので防寒着を着込む。そうしてるうちに6時半を回った頃、久住山方面の東の空が橙色やら赤くなり出してきて、あたりは白みはじめてきた。照明はもういらないくらいだ。星生山山頂へのちょっとした急登を登る。ふと下を振り返ると、照明の列が10個ほど登ってくるのが見える。ここまで来て、日の出に間に合わなかったらいかんと思いながらハアハア言いながら登る。7時少し前に山頂に着く。すでに4,、5人の人が日の出を待っていた。東の空がさらに赤くなってきた。久住山、天狗ヶ城、中岳、稲星山のそれぞれの山頂に小さい針みたいな人影が林立しているのがわかる。ビデオカメラをセットして、カップヌードルを食べながら、その瞬間を待ちつつ、暖を取る。7時10分を回った頃日の出が始まった。稲星山と天狗ヶ城・中岳の中間あたりでパッと黄色に明るくなった。その時山頂には20人くらいはいたかもしれない。2,3人子供も頑張って来ていた。しばらくの間みなじっと見入っていた。すべてはこの時間のために。ぐるっと見渡してみると、雲の中に浮かぶ由布岳、阿蘇五岳もこちらは灰色の世界だが、印象に残るものだった。
2017年1・1初日の出星生山登山
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