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知り合いの登山愛好家から馬子岳、目丸山登山を誘われたが、あいにく予定が入っていて一緒には行けなかった。それで単独で久しぶりに行ってみようと思い立った。馬子岳は初耳で一瞬「孫」の字が浮かんだ。手元の「熊本県の山・1994年版」を見ると、馬口岳(ばくちだけ)の文字が見えるが同じ山のことだろうか。難路と書いてあった。
青石林道の入り口に着く。全面通行止めの看板が立ててあった。確かに二か所で路肩が大きく崩れていた。登山口に着く。立派な標識が二つ設置されていた。近くには林業作業道路が作られていた。歩きやすい登山道が続く。馬子岳、目丸山の分岐点に着く。まず馬子岳のほうへ行く。踏み分けは薄いが、「馬子001目丸」などと書かれた黄テープが設置されており、「022」まで追っていくとすぐ目の前が山頂だ。広くはない山頂で、見通しは部分的だ。内大臣のほうに赤テープは続いているようだった。一休みして、引き返し目丸山を目指す。途中でトレイルランの人と出会う。目丸山を登り終えて馬子岳に向かうところだったが、再び馬子岳、目丸山の分岐点に来たところで追いつかれてしまう。驚くほど速い。目丸山には12時少し前に着く。空は曇りで風もあり、少し肌寒い。二組ほどの登山者がいるくらいで、山頂は静かなもの。軽く食事を済ませ、下ることにした。植生保護のために、ロープが張られていたが、足元付近のカタクリに初めて気が付いた。一株まさしく可憐に咲いていた。さらに歩くとぽつぽつと咲いているのが目に入ってきた。全部で20株ほどだった。カタクリが目当て来たわけではなかったが、少しだけでも鑑賞できたのはよかった。
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