2017年4・30祖母山登山（神原1合目登山口、白水登山口）

今日は久しぶりにBさんと登る。まだ30代の若者だ。天気は今日もいい具合に晴れてくれた。車は二台あるので、まず白水（しろうず）登山口に行く。次に神原1合目登山口に行き、そこから出発する。駐車場は15台くらいとめられるが、すでに8台くらい駐車していた。やはり連休なので、大阪、東京方面のナンバーが見られた。歩きはじめてしばらくすると左手に渓流を見下ろしながら登る。森の中をきれいな澄みきった水が流れている。御社の滝では立ち止まってしばし眺める。5合目小屋を過ぎ、しだいに高度を上げる。傾斜は急になり、徐々に苦しくなってくる．ふと見上げたらミツバツツジがきれいに一本だけ咲いていた。そこからちょっと登ったところでは、2、3本アケボノツツジが咲いていた。あとはひたすら登るだけだ。そして国観岳に着く。向かう方向の先に見上げれば祖母山の山塊が見える。呼吸を整えるためにしばらく休憩する。４組ほどの登山者が通り過ぎていく。峠から山頂まで50分近くかけて到着。12時前だったがすでに20人近くの登山者でにぎわっていた。ほぼ快晴で、360度ぐるり見渡せたが、はるか先は霞がかかってクリヤーではなかった。マンサクの花が黄色く咲いていた。ゆっくり昼食を食べて下山する。9合目小屋を過ぎて、宮原、尾平方面へ少し歩いたとこらから標識を確認してメンノツラ谷ルートへ下る。踏み分けはあるが、やや薄い。小松尾根の途中から右へ谷の方に下る。ここらあたりは以前はスズタケが自生していて、その中を踏み分けが通っていたのだが、すっかりはげ山になってしまって寂しい感じだ。谷の最上部あたりに来た。ここからは、谷の大岩、小岩をこけないようにバランスを取りながらテープを追って下る。途中何回か右岸、左岸を行き来する。比較的新しい感じのピンクテープが目につく。両岸に5mほどの長さのロープが張られたところにいたる、谷下りは終わりだ。谷下りだけで50分かかった。かたい岩場歩きからやわらかい尾根歩きに変わったときは、ほっとした。最後に3m幅くらいのところを渡渉して林道歩きへ。50分もの林道歩きは退屈だが、今日は話しながらの歩きなので助かる。意外と早く着いた感じがした。