そのうちに視界が悪い時なんかは現在地がわからないこともあって不安を抱くこともあり
道迷いが怖くていい方法はないかと調べてみると登山用のGPSなるものがあることを知った。
このGPSなるものは私が説明する必要もないだろうが・・・アメリカの軍事技術を転用したシステムで
人工衛星を使って自分の現在地が確認できて、さらに自分が歩いた軌跡を記録できる優れた機械だった。
その当時は(2011年頃)まだスマホも普及率が低くて、このようなシステムは夢のようなシステムだった。
未踏の山を歩くのに道迷いは遭難につながるので万が一のためにも私には必須の山道具に思えた。
それで、いろいろと調べた結果・・・
ガーミン社よりeTrex30Jと言う登山専用のGPSがあることを知り、大枚をはたいて購入した。
そんなわけで2012年の2月より使い始めたガーミン社のGPSは山の中でも確実に現在地を知ることができて、
ログを入れると歩きたいルートを間違いなく示してくれて道迷いのリスクはほとんどなくなり、
単独であってもどんどん未踏の山に挑むことができて確実に私の登山人生を広げることができた。
そんな頼もしい山の相棒となったeTrex30Jも最近は急に電源が落ちたり等の不具合が出てきた。
10年も使っているのでもう、寿命かな・・・・と思い、買い替えることにした。
それで、買い替えたのがeTrex30Jの後継機種のeTrex32Xで同じく日本語版である。
今はスマホも持っているがやはり、餅は餅屋なんでGPSはやはりガーミン社製に限る。
この32Xはタッチパネルみたいな今時の便利な機能はなくて、30Jと同じくボタンとステック式のモデルで
スマホみたいにサクサク感はないが何よりも安心感のある堅牢なヤツだ。
GPSには多くは求めないから確実に現在地を示してくれて、ログさえ取ってくれればそれでいい。
見た目もそうだが操作感もeTrex30Jと同じなので今までで通りに感覚的に使えるのもありがたい。
新しい山の相棒はこれからどんな山に私を連れて行ってくれるだろうか・・・ 楽しみである。