『何ヶ所も穴が空いているよ!』
手にズボンを持ちながらカミさんが叫んでいる。
僕が所有している登山ズボンは2枚。
薄手タイプと中厚タイプが各1枚。
カミさんが叫びながら手に持っていたのは中厚タイプの方だ。
間近で見ると確かに大きな穴が何ヶ所も空いでいる。
きっとゴツゴツした岩に座った時に穴が開いたのだろう。
(無メーカーの安物だから致し方ない)
知らぬとはいえ、登道中は後続の方にパンチラを大サービスしながら歩き続けたんだろうな。
どおりで周囲から熱い視線をピンピン感じた訳だ。
まぁ、パンツの一枚や二枚、見られたところで何ともない。
問題なのは金欠の身でありながらや中厚ズボンを買わなければならないこと。
また無メーカーズボンを買うと安物買いの銭失いになるかもしれない。
元号も変わるし、ここは大奮発して有名メーカー品を買ったろうかい!
その代わりに(今年も)山小屋泊は自粛だな…