2015年12月3日の早朝、私の祖父が他界した。
享年99歳。大往生と言ってよいと思う。
大戦を生きぬき、戦後の貧しい中３人の子供たちを育て上げ、昨年自分の妻を看取り、全ての役割を終えて最後は眠るように静かに去っていったそうだ。頑固で筋が通っているが、決して怒鳴ったりすることはなった。私は祖父の初孫でたいそう可愛がってもらい、そしていつも体が弱い私を気にかけてくれていた。最後までボケることも無く私の子供、ひ孫を連れて行くと顔をほころばせて喜んでくれた。
通夜・葬儀とも遺言通り近親者のみで行い、終始和やかに執り行われた。そして、出棺前、棺の蓋を閉じる時、不覚にもポロポロと涙が出てしまった。４０過ぎの中年が祖父の死を前にして泣くなんて…でも…
ありがとう。ありがとう。ありがとう…
最後は感謝の言葉しか出てこなかった。じいちゃん、本当にありがとう。あなたのおかげで未来を自分の子供に託す事ができました。願わくばこれからも私達子孫の事を見守って下さい。
lagrangeさん、こんにちはです。
おじい様の大往生おめでとうございます。
地域の慣例にしたがいお祝い申し上げます。
（差し障りが御座いましたらあしからずです）
先ほど地区の家庭菜園組合の収穫祭（総会兼忘年会）に出席しましたが、出席者の最高年齢９１歳、しかも旦那さんが９０歳のご夫婦での出席です。日頃の畑仕事でも行き合い懇意にして頂いていましたが、今年を持って家庭菜園を卒業されました。
ネコ（一輪車）に肥料３袋を乗せて畑へ持って行く程元気な姿に励ましをもらいながら日々頑張っているので、近日中に同じような事柄が有ったらlagrangeさんと同じ様になると思います。
４０代はそんな歳と思いますので、大いに泣いて感謝をする事は至極当然です。
確たる私も文章を読んで泣いています。
涙腺が弱くなりますね。
亡くなったおじい様やおばあ様の分も含めて、残された者はその役目を十分に全うすべく、ほどほどに頑張って行きましょう。
kintakunte様。
地域の慣例に習われたご弔意ありがとうございます。
一報をを受けた時は「あぁ、ついにお迎えが来たか…」という印象でしたが、いざ最後の別れになると今まで私の事を案じてかけてもらった様々な言葉を思い出し、涙を禁じえませんでした。
また、kintakunteさんの様に心優しい方のコメントを頂くと、私の喪失感も少し和らぎます。ありがとうございます。激動の大正・昭和・平成の人生を全うした祖父の名に恥ずかしくないよう、生きていきたいと思いを新たにしています。
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