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これがウンマイッ！
山で食べるラーメンは三割増しでウマイとか言いますが、バナナもそれに負けじとブーストされます(笑)こりゃいい！バナナはカリウム豊富だし汗で失われたカリウムの補給にもなって、足吊りの予防にもなるかも〜♪なんて思っていたら…
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/7527590/
何ですかこの記事は…(´・ω・｀)
全く逆の事が書いてあります。しかし、Webで色々調べてみても、やはり足吊りの予防にはカリウムの多い食品が良いと言っているサイトが多い。いったいどちらが本当なんだろう…
山でおやつにバナナを食べている人は結構居るんだけどなぁ。マスコミもwebも信頼に足る情報か見極めるのが大切ですが、今回の場合、ニュースソースも含めて微妙に無視できない。
とりあえず自分で試しながら暫く様子みでしょうか(^_^;)
こんにちは。
ナトリウムとカリウム・・・どちらも人体には必須の栄養素ですね。
特に、カリウムを多く含む食品は体から「塩を出す」と言われ高血圧症の方などに勧められてきました。
夏場には結構食べるスイカやキュウリなども、相対的にカリウム摂取量が多くなります。バナナも１本当たり多い食品です。
大まかな仕組みは、細胞内は「カリウム」があって、細胞外には「ナトリウム」があり、一定の浸透圧バランス保っています。そこに「ナトリウム」が多く入ってくると、『ナトリウムポンプ』という機能により、「カリウム」が排出されていきます。
逆に「カリウム」が多く入ってくると『ナトリウムポンプ』が働き、「ナトリウム」を排出します。
ナトリウムもカリウムも筋肉を動かしたり、消化吸収などとても大事な働きをしています。
筋肉を動かすのも、このナトリウムとカリウムのイオンの電位差で動かしています。
特に山行で必要なエネルギー補給にも、ナトリウムは大事な役割をしています。（エネルギー源のブドウ糖やアミノ酸は陰（−）イオンなので、吸収されるには、陽（＋）イオンと結合して「イオン」にならなければなりません。ナトリウムは陽イオンなので、陰イオン結合して「イオン」になるのを助け、これらの大事な栄養素の吸収をサポートします）
なので、山行でバナナばかりを食べるとナトリウムが減ってしまいかえって筋けいれんやバテが生じる結果となります。
スイカに塩、キュウリの塩もみなども、昔の人は経験で味を良くするだけでなく、長旅でバテない事が分かっていたのでしょう。
私は、いつも塩入のミニボトルを持っていて、大量に汗をかいたりしたときは休憩時に、小さじ半分くらい口に放り込んで、ポカリなどのスポーツドリンクで飲んでます。なにせ、汗で大量にナトリウムが出ますので、これくらい摂取しても摂りすぎにはなりませんから安心して下さい。あ、ラーメン類も塩分多めでいいですよ〜。
これで、バナナも安心して食べられます(^^)
やっぱり、何事もバランスが大事ですね。
週刊誌のタイトルはとにかくセンセーショナルなものが多く、検証も不十分ですね。原因と対策くらいは載せて欲しいものです。
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