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周囲には誰も居ない… だだ遠くて低い風の唸りを聞きながら、何を考えるでもなく、天国の様な風景の麓を歩いていた。
重いテントを背負って。
映画鑑賞中、松ケン演じる主人公が東京を離れ山に戻る心境の変化を探ってみたけれど、結局物語の中で語られる事はなかった。
でも、まぁいいか。あの世界で生きられるなら、少しの苦労も背負っていけそうだ。
小説では奥秩父の話しだそうな。映画は立山に変更。
本業カメラマンの木村監督はどうしても立山を撮りたかったのでしょう。
黒澤明の「用心棒」冒頭、犬が人の手をくわえて現れるシーンで木村氏は、望遠レンズを目測でピントを合わせ続けました。
世界中の映画カメラマンを仰天させた氏の行き着いた場所が北アルプスの山々。
松ケンも同じ心境だったかも知れませんね、、
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