06 吾朗さんが来た(猫砂編①)

2013年11月11日 16:28猫の吾朗さん全体に公開

写真①現在の定番砂②肥えてきた吾朗さん③ホットカーペットが好き

猫の飼い主さんにとって猫砂というのは、
非常に悩ましいアイテムです。

猫というのは餌とトイレの砂については
こだわりが強い生き物のようです。

我が家の場合、吾朗さんは元ノラということもあるし、
いつでもハラペコ大作なので餌は何でも食べてくれますが
トイレの砂はかなり好みがはっきりしています。

吾朗さんが来て２ヶ月半、
ようやく猫砂の定番がきまってきました。
ここにたどり着くまでのお話です。

【第一弾】システムトイレ→却下

今回吾朗さんを飼うに当たりトイレの砂はネットを駆使して比較検討。
このようなシステムトイレというものが有ることを今回初めて
知りました。これようは砂に尿を吸わせるのではなく
その下のシートに尿を吸わせるもの。

う○こは砂をいっしょに取り除きますが、尿は１週間そのままで
交換はシートを取り換えるというもの。

とにかくトイレ処理の手間を少なくするという考え第一で行くと
これだ！ということで導入しましたが、まず入れておくサンドが砂というより
セラミック状の石のような素材で深さも無いので吾朗さんは
穴掘りができず不満のようです。
また尿に接した砂はそのままなので匂いも残っているのがわかるようで、
一度使うと砂に触りたがりません。

結局システムトイレ導入後何回も粗相が続き断念しました。
このトイレ宣伝文句にたしか9割の猫が成功と書いあったけど、
実は結構な確率で使いたがらない猫がいるからこんなこと書くのかな？
なんて思ったりしました。

それかお気に召さなかったのは吾朗さんがノラ出身なので
目の細かい砂、土を経験済みだからかな？　
残念ながら残り10％の猫に入ってしまいました。

吾朗さんのお世話になっている獣医さんにその話をすると
「あ～あんなの駄目だよ！」
「うちの猫も3匹いるけど１匹も使わなかった」とのこと
う～ん…そうですか…

【第二弾】鉱物系砂→最後の手段
いわゆる普通の猫の砂です。灰色だったり砂も小さなペレット状の物
もありますが。特徴は安い、よく固まる、でも重い。トイレに流せない。です。

鉱物系の砂は吾朗さん大好きです。砂をたっぷり入れてあげるとホント
「いやっほ～～！！！」って言っているように熱心にホリホリホリと
穴を掘って、トイレをします。

終わった後もオリャーー！と相撲取りが塩を撒くがごとく豪快に砂をうん、やシッコにかけてくれます。

そのためトイレ周辺は飛び散った砂だらけ。肉球に砂も挟まるので
あちらこちらに砂が落ちます。これが大変。

あとやっぱり困るのがトイレに流せないこと。
猫のウンはかなり強烈な匂いなのでビニールに入れるくらいでは臭いは抑えられません。専用のケース（キムチの入っていた容器）に密閉しておかないと部屋はウンの匂いで充満です。

ということで吾朗さんとしては鉱物系ＬＯＶＥなのは解っているのですが、
人間側の事情により最後の手段として定番にはできませんでした。